saecotta's blog

折々の感動、思いをスケッチと作文で

「雨水」の頃

2014年02月20日 16時10分27秒 | インポート

日曜日、かこう会2月例会から滋賀県米原市、伊吹山の麓の三島池に行きました。

この辺りはいつも豪雪地帯ですが、この日は穏やかな快晴。
空いっぱいに広がる白銀の伊吹山を一生懸命描きました。

三島池は、姉川の伏流水を利用した農業用の溜池で、鎌倉時代の初めにはもう存在し、今も灌漑用の溜池として周囲の田畑を潤しています。

ここはマガモの自然繁殖地の南限地として有名。

オシドリやオナガガモなどの渡り鳥も多く飛来する野鳥の楽園。

鴨たちはすっかり人間になれていて、岸辺に人影が現れると「ほら、カモが来た!」と寄ってきます。


昨日は二十四節季の「雨水」でしたね。
空から降ってくるものが雪から雨にかわり、氷が溶けて水になる時期。
草木が芽吹き、昔から農耕の準備を始める目安とされています。 今年は思い掛けない豪雪で各地に被害が出ていることに心が痛みます。

名古屋では穏やかな一日で、庭の片隅でスミレが咲きはじめ、ツクシが顔をのぞかせていました。

立春大吉

2014年02月04日 23時31分25秒 | インポート
今日は立春。
戸外は冷たい北風が吹いていますが室内は日差しが奥まで入り込んでぽかぽかです。

スケッチは、伊勢の赤福の2月の朔日餅(ついたちもち)の立春大吉餅。

お隣さんから頂いたので、さっそく描いてみました。

黒豆とこしあんを餅生地で包んだものと、大豆とこしあんを餅生地で包んできな粉をまぶしたものです。

お餅の感じがうまく描けませんでしたが、この説明で、そうかなと思って下されば嬉しいです。

右上は豆まき用の大豆です。

朔日餅の謂われは、

伊勢には毎月1日に普段より早起きをして神社にお参りする朔日参りという習わしがあり、この朔日参りの客のもてなし用に1日だけ発売する和菓子から始まったようです。
縁起物として人気が高まり長蛇の列。予約整理券を手に入れるために前日から並ぶとかの話も有りました。
今はデパートで予約できるようになりましたが、ひと苦労しなければ入手できない貴重なお菓子です。

大吉餅を食べ、節分の夜は恵方巻を手作りして、今年の恵方、東北東を向いてもくもくと食べました。

今年の運勢は大吉かな ^^


2月、3月は楽しみなイベント、小旅行が続いています。
それも嬉しいですが、何の予定も無い日もすごく嬉しいです。

この日曜日はTV、ラジオを満喫して過ごしました。

うんと朝寝坊して、落合恵子さんの「絵本の時間」を聞きながら起床、

皆川達夫さんの「音楽の泉」を聴きながら朝食、

TV「日曜美術館」の故・猪熊弦一郎画伯に大感動、
三越の包装紙の図柄は猪熊画伯のデザインと初めて知りました。

お昼は大好きな「のど自慢」を見て、

午後は「きらクラ(気楽にクラシック)」を2時間聴きながら、アイロン掛けと針仕事。

夕方は、「ちきゅうラジオ」で世界各地からの便りを聞きながらら明日の恵方巻作りのための下ごしらえ。

急にスパゲッティが食べたくなったので「リサイタル・ノヴァ」など聴きながらミートソースを作って、ワインを飲みながら夕食を終えたのは午後10時。


ほとんどNHK漬けで、コマーシャルを見る機会もなく、世間の話題から遅れををとっている私ですが、がっかりしたのはNHK会長人事。

品性・知性に欠ける人は私をはじめとして居ることは仕方ないとして、NHKの会長にあの方を推した見識・政治的配慮に憂慮の限り。

さっそく1月30日朝ビジネス展望の定例出演者の原発に関するコメントに修正を求め出演者が拒否、他番組に変更という事態が起きました。

NHKの現場のみなさま、中立・公正な番組作りにがんばってくださいね!!

この一年、吉日が続きますように!!