saecotta's blog

折々の感動、思いをスケッチと作文で

十三夜

2013年10月18日 14時22分18秒 | インポート

台風26号の被害に心が痛みます。お亡くなりになった方へ哀悼の意を表するとともに、不明の方の救助が進みますよう祈っています。

絵は、先月訪れた多治見のスケッチに手を加え描き直したものです。

もう、稲は脱穀を終え、ススキの穂は寒そうに風になびいていることでしょう。

昨夜は十三夜。中秋の名月からひと月あと、満月に少し足りない形から、栗名月と呼んだり、後の月と呼んで愛でる習慣があります。

でも、今年の十三夜は、悲しい出来事がいろいろあって、晴々と眺めることができませんでした。

お月さまも、少し表情を曇らせながら、雲の間を出たり入ったりしていました。 

10月17日19時50分頃、先月と同じ、桜通りの交差点近くから写真に撮ってみました。オレンジ色に見えるのはテレビ塔です。

こちらは9月19日19時50分頃


青い悪魔Ⅱ

2013年10月13日 21時33分36秒 | インポート

この夏、10輪めのホテイアオイが咲きました。

前夜までは何の気配も無いのに、夜中に花芽がすくすくと伸びて、夜明けとともに咲き始めます。

でも、夕方になると花は萎み、花茎をくの字に曲げて水中に没入してしまいます。

暑い時期に涼しげな色で目を楽しませてくれる花ですが、繁殖力が強いため他の水生植物を駆逐したり水路を妨げたりするため原産地の南米では青い悪魔と呼ばれているとか。

私達も外来種を自然界に放たないようにしなくてはなりませんね。

今日は、終日家に居たので、ようやく描くことが出来ました。

花弁のひと片はクジャクの羽のように鮮やか。茎は布袋さんのお腹のようにぷっくり。

そこはどうなっているの?あっ、そうなんだ!ごめん、うまく描けなくて^^ 

と対象と話し合いながら描いている時間が楽しいです。

 

もう一つ、「緑色の小悪魔」事件の報告。

朝、桜の落葉を掃こうと門の外に出てみると、歩道に無数の緑色の毛虫がぞろぞろ。見ている間にも上からぱらぱら落ちてくる・・・

イラガ?だったら大変!歩行者に被害を与えたら大変!お嫁に来て以来初めての出来事!パニック!

どこに駆除を頼もうかと考えながら、よく見てみるとイラガとは違うみたい。

「蛾」のサイトで調べてみたら「ウスバツバメガ」の幼虫と判明。

あ~よかった!

「ウスバツバメガ」、すごくきれいな蛾じゃん!

道路の幼虫たちは掃き集め、ポリ袋へ。少し経って見に行くとまたぞろぞろ。

この日は毛虫掻き集めに終始。

通行する人たちに心配を掛ないようポスターを作って、フェンスに掲示しました。

<v:shapetype id=_x0000_t75 stroked="f" filled="f" path="m@4@5l@4@11@9@11@9@5xe" o:preferrelative="t" o:spt="75" coordsize="21600,21600"> </v:shapetype>掃き集めた毛虫のうちいくつかはドングリのような形の蛹になっています。

きれいなウスバツバメガが出てくるでしょうか?

たのしみ?こりごり?


秋を探して

2013年10月10日 13時32分11秒 | インポート

9月の末、Akikoさんの案内で、絵友4人、多治見方面に秋の気配探訪に出掛けました。

瀬戸の山道を抜け岐阜県に入った辺り、視界が広がり、刈取りの終わった田の稲架(はざ)と光り輝くススキの穂が目に入ってきました。

日本の秋の風景です!

ここで1時間ほどスケッチしてから多治見市内の日本料理「水野」でランチ。

板前のご主人と、4人の子どもを育てながらこの店をやってきたというお内儀さんは、きびきびと動きながら、上品で美しく、美味しいお料理を戴きながら、見とれてしまいました。

それから「蔵珍窯(ぞうほうがま)へ。江戸時代の古民家を移築したという建物と赤絵をはじめとする陶磁器は見事。でも、私のお買物は、柿渋を浸透させたお箸、2膳だけ。

そのあとは、三峰温泉の露天風呂で秋の風を感じながら、ゆっくりくつろいで、日の沈む頃、名古屋に戻ってきました。