saecotta's blog

折々の感動、思いをスケッチと作文で

処暑(訂正)

2010年08月24日 19時51分03秒 | インポート

23日は処暑、yahoo百科事典によれば、
「二十四節気の一つ。立秋ののち15日で、8月22、23日ごろにあたる。暑気止息する意」。

とあるけれど、まだまだ暑気さん、止息する気ないみたい。

スケッチは茗荷の花。庭の片隅で楚々と咲いていました。今シーズン18個目の収穫。
食べるのには花が咲く前が良いけれど、この蝋細工の様な、はんなりとした美しさを愛でてから戴いています。
でも・・・、茗荷の受粉とか、結実とかどうなっているんだろう?
毎年根っこから新芽が出てくるから、種の保存上、かまわないのかな。

ちょっと日にちが経ってしまいましたが、13日午前3時、ペルセウス座流星群、見ましたよ!

目覚まし時計をかけて、午前3時、戸外に出て観察。

天空を眺めていると、北東のカシオペア座辺りから、

あっ!明るい!あっ!大きい!流星が60秒ごとに3個、

でもね、そのあと急に雲が広がって夜空をおおってしまいました。

流れ星にかける願いは、
ダンスを美しく踊りたい!イタリアでイタリア語を話したい!さらさらと絵が描けるようになりたい!
とか、いろいろ有ったんだけど、

願い事を言う間もなく消えてしましました。


お盆は、親族・縁者が集い、和気あいあいと過ごし、それはそれで楽しかったのですが・・・
平常に戻りました。


21日は、御園座前の老舗・松本糸舗さんの着付け教室おさらい会。
今年の企画は、納屋橋から名古屋港まで堀川クルージング。浴衣、こうばい、絽、上布など、それぞれ夏衣裳で参加。

かつてはメタンガス発生装置と言われた堀川ですが、行政・市民の意識改革で、街の中を流れる川としてはずかしくない川に再生。
ところどころでアオサギ、コサギ、カワウの姿が見られました。

クーラー付きの屋形船だけど、この猛暑に船内の気温も上昇。

和服を着たら、いかに暑くとも凛として涼しげに振る舞うことが大切。
「暑きとて、汗だらだらかきたるは、いとわろし」という一節、清少納言さんが言ってなかったっけ?枕草子のページ、探してみましたがありませんでした(汗)。

15日は終戦記念日。NHK放映 「15才の志願兵」を観ました。

*続きは次回に。


やがためスケッチ ほか

2010年08月09日 22時21分51秒 | スケッチ


スケッチは、先月旅行した上五島の矢堅目(やがため)。
奈摩湾の入り口にそそり立ち海上航路の目標であるとともに、古くから外敵見張りの砦となっていたという。 沖は東シナ海。

私の居る場所は、「やがための駅」という製塩工場。
満潮時のきれいな海水をくみ上げて、大きな釜で一昼夜かけて煮詰めて塩の結晶を取り出すという。

工場の周りは燃料用の薪がごろごろ。

上五島(新上五島町)の人口は約2万4千、キリスト教徒は25%程。 29の教会が現存し、島のいたる所でカトリック教会が目に入る。

これらは明治6年の禁教令廃止以後、建てられたもの。西欧の教会にひけを取らない風格と日本ならでは美しさが調和。



キリシタン弾圧時代、隠れキリシタンとして信仰を守ってきた人々は禁教令廃止以後、ローマカトリック教会に属するようになったが、それに属さず、潜伏時代の信仰にとどまって居る人々を現在は「カクレキリシタン」という、とガイドさんの説明、(このことは始めて知りました)。


さて、話は変わって、昨日感動したことの報告。

昨日は、恒例・学区の夏祭り、盆踊り大会、 小学校の運動場で開催。
朝からやぐら組み、提灯飾りつけなど町内総動員で準備。

赤い夕陽が体育館の屋根の向こうに沈む頃から、浴衣を着た子供たち、家族連れが次つぎと集まって来て、模擬店は大繁盛。
もちろん、業者ではなく町内の委員会、子供会・学童保育のお父さん、お母さんたちのお店。

みたらし団子、焼きそば、フランクフルト、冷菓、飲み物などなど、行列の出来る賑わい。

校庭の隅にゴミの分別回収コーナーを設置、そこが私の分担。

みんな、食べ終わった容器、袋を持て来て分類しながら捨てに来ます。
「これはこっち、これはあっち」と分けるのを楽しんでいるみたい。 (高校の生物の授業で、種の分類とか、楽しかったよね)

炭坑節から郡上音頭,名古屋囃しと続いた踊りの輪も終わり・・・

お祭りが終わった後の後片付けは大変だけど、男性軍の大活躍でおおかた終了。

最後に校庭を見回ってみると、ごみはほとんどと言っていいくらい落ちていません!当たり前だけど!!すごいよね!!!