さいたま市日本共産党後援会

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12月議会での松村市議の一般質問

2019-12-04 09:23:35 | その他
12月議会での一般質問、変形制でなく教員増を


 2日、日本共産党の松村敏夫市議は一般質問に立ち、公立学校の教員が多忙な時期に労働時間を延長する「1年単位の変形労働時間制」導入について市の見解をただしました。
 松村氏は、市でも今年7月に1カ月間、変形労働制を試行したことに触れ、参加教員へのアンケートで「家庭の事情もあるので参加しない選択肢も必要」「長期休業中に有給休暇を取得する機会がなくなる」などの意見が寄せられていると紹介。市内の小学校で6割、中学校で7割以上の教員の残業が年間360時間を超えている実態を訴え、「さいたま市で変形労働制を導入する条件はなく、教員の総労働時間こそ減少させるべきだ。業務量の削減や教員増への優先的な取り組みを」と迫りました。
 細田真由美教育長は「試行で得られた成果や課題を整理し、変形労働時間制の導入が
学校の『働き方改革』に効果的か否か見極めたい」と答弁しました。
 松村氏は、市人事委員会の勧告が変形労働時間制の試行について「年間を通した効果を十分に検証の上、教員の負担軽減に向けたさまざまな取り組みを推進していく必要がある」と指摘しているとして、「1カ月の試行だけで決められるものではない」と主張。細田教育長は「効果があればやるべきだが、効果がなければ実施するつもりはない」と述べました。
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