インフルエンザの流行がすごいですね。
息子の小学校でも学級閉鎖が相次いでいるようです。
先日、息子ではなく私が38度の熱を出し、もしかしてと思いつつ病院へ行ったところ、インフルエンザは陰性でホッと一息。
しかし、インフルの猛威はまだまだ続くようなので、毎日ドキドキしながら過ごしています。
さて、熱でダウンしていたときのことですが、境内ではイチョウの枝打ちが行われていました。
枝打ちとは、幹から枝を切り落とす作業で、樹木の保育作業の一つになります。
35mの大木なので、クレーン車による作業です。
高い場所から切った枝を下すので、とても慎重に作業されていました。
1週間ほどかけて、1番下の写真の状態に。
随分スッキリしましたね。
スッキリしすぎて残念に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、このイチョウには必要な作業なので、しばらくは新たに伸びる枝の成長を楽しんでいただけたら幸いです。
冬の境内を彩るのは、椿の花と、赤い実の植物です。
この季節の赤い実の植物と言えば、千両(センリョウ)・万両(マンリョウ)・南天(ナンテン)でしょうか。
境内には3つともありますが、比較的多いのは万両だと思います。
こちらが万両。
特徴としては、葉の下に実がなること。
対して、千両は葉の上に数粒の実が密集してなり、南天は茎の先にブドウのような実の付き方をします。
さて、その万両ですが、最近は山門前で参拝者を上からお出迎えするようになりました。
梅の木と合体しています。
鳥が実を運んできたのでしょうか。
最初は梅の幹から赤い実が覗くくらいだったのですが、段々と伸びてきたようで、気がつけばこんなに成長していました。
境内で一番、その存在を主張する万両です。
年末年始の皆さまのお参りを、眺めが良い特等席から見守っています。
昨日は12月とは思えないほどの暖かさでした。
屋外より室内のほうが寒かったり、なんだか不思議な陽気でしたね。
境内のイチョウが黄色くなりました。
…半分だけ。
夏の台風の塩害で、半分は早々に枯れてしまい、残った葉っぱだけの紅葉です。
日本中、いろんな地域のお寺のイチョウも塩害の被害に遭っているようで、紅葉が部分的になっているとのこと。
すこし寂しいですが、あの強風を耐えた証と思うと、「よく頑張ってくれました」と感謝と労いの気持ちが溢れます。
今日も樹齢600年程のおばあちゃんが、誇らしげに紅葉しています。
お散歩にどうぞお立ち寄りください。
台風24号は、境内の植物にも大きな影響を残しました。
こちらは梅の木です。
葉が枯れています。
先ほど、報道ステーションで台風24号による塩害が取り上げられていました。
先日の台風24号は、風が強く雨が弱いタイプの台風でした。
そのため、風によって巻き上げられた海水が、本来なら雨で洗い流されるところ、雨量が少なかったうえ翌日の晴天の猛暑により海水が乾き、様々なものに塩分が付着したまま残ってしまったそうです。
結果的に電線がショートしたり、農作物に大きな被害が出たりと、塩害の凄まじさが放送されていました。
境内の植物も塩害の被害に遭いました。
イチョウやモミジの葉から水分がなくなり、カラカラになって枯れ落ちてきています。
今年は寺報の表紙のような紅葉の絨毯は見られないと思います。
しかし、逆に滅多にない秋の光景が見られるかと思うと、それはそれで貴重なご縁と言えるのかもしれません。
今日から8月のお盆です。
相変わらず暑い日が続いていますので、お墓参りに来られる方は熱中症にはくれぐれもお気をつけください。
しかし、夏の天気は変わりやすいです。
今、雷の音が聞こえてきました。
空が暗くなってきたので、ゲリラ豪雨がくるかもしれません。
こちらもお気をつけください。
先日の台風では、青い銀杏がたくさん落ちていました。
今年は結構大粒のような気がします。