明日、午後2時より本堂にてお経の会があります。
2か月ぶりのお経の会ですね。
法話は若住職がいたします。
どなたさまでもご参加いただけます。
お申し込みは不要ですので、直接本堂にお越しくださいませ。
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9月になり厳しい残暑を覚悟していたのですが、すっかり秋の陽気になってしまい朝晩の涼しさに驚いています。
体調を崩しやすい気候のせいか、龍くんは少し風邪気味です。
皆さまもどうぞお気を付けくださいませ。
さて、夏の間にいろいろありました。
泊り掛けで海へ行ったりプールで遊んだり、若住職と龍くんは熱さを満喫しているのを、私は日陰で眺めていたり。
(私は暑いのも寒いのも苦手です・涙)
カブトムシは結局「エドワード」と「エリザベス」に命名され、龍くんはお世話を一生懸命しつつ、遊んでもらっていました。
けれど、カブトムシの一生はとても短いものです。
息子は大号泣し、私もつられて泣いてしまいました。
正直なところ、虫が死んで泣いたのは初めてです。
動いていたものが動かなくなる。
今までは修理をすればまた動くし、修理できなくても動かなくなったら不用品として捨てればいいものに龍くんは囲まれていました。
そして、そういう考え方を植え付けていたのは、他でもない私たち夫婦です。
境内は緑にあふれ、虫もたくさんいます。
死骸を見ることは決して珍しいことではなく、当たり前すぎて心を傾けることはありませんでした。
けれど、一度でも情をかければ、同じ虫であろうとも掛け替えのない命に代わってしまう。
命の重さにも簡単に天秤が傾いてしまう、そんな自分の都合のよさを改めて実感させられた夏となりました。