今日は年長さんの保護者会に出席してきました。
4月に進級したばかりなのに、もう3月の卒園式後の謝恩会の打合せ。
仕切るママさんの手際の良さに圧倒しきりでした。
さて、その帰りにセンター南の駅前にあるスキップ広場を通ると、この時期の恒例となった鯉のぼりが空を泳いでいました。
これはセンター南の春まつりの催し物の一環とのこと。
GWの3日・4日にフリーマーケットやダンスなど、こちらの広場を中心にしたお祭りが開催されるそうです。
鯉のぼりというと、端午の節句ですね。
この節句では厄払いに菖蒲を用いるので「菖蒲の節句」とも言われ、「菖蒲」と「尚武」を引っかけて、男の子の立身出世や武運長久を願う風習が始まりとなります。
これは初参式でもお話するのですが、浄土真宗では厄払いをいたしません。
親が子供に辛いことや悲しいことが起きてほしくないと願うのは当たり前のことです。
でも、自分を振り返ってみたとき、辛いことも悲しいこともない人生を歩んでこれたでしょうか?
いつでも幸せな人生を歩んでこれたでしょうか?
きっと違うと思います。
私の親も、幸せな人生を歩んでほしいと望んでいたことでしょう。
しかし、どんなに親が願おうとも、その通りに歩めないのが人生です。
だからこそ、厄と思えることに出会おうとも、それを受け止め、受け入れる心を育てていくことが大切だと思うのです。
その時には難しくとも、ゆっくりでも受け入れていけたなら、厄であろうとそれは人生の糧に変わります。
厄を払い忌避していくのではなく、柔軟な心を育てていくこと。
そこにある様々なご縁に気づき、感謝の心を育てていくこと。
それが浄土真宗の子育てであり、親育てだと思っています。
でも、鯉のぼりは綺麗!
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