平安神宮で懸命に営業してくれた人力車の裕ちゃん
1月24日(日)
大雪になるとの予報から、タクシー会社から朝の予約は時間が読めない関係で、一切受け付け出来ない旨ホテルフロントから伝えられた。全国的にも稀に見る寒気の影響により、初めての光景を目にした地域も多かったことだろう。実際、義理父のいる熊本県球磨郡あさぎり町では、当然のことながら雪が積もったことなどなく、初の雪見酒にこころ躍らせたという。沖縄本土にも雪が舞い降りたというニュースからも、その珍しい光景に驚きと戸惑いを感じたようだ。
数か月に一度の滋賀医科大学病院検診の日・・・。1月の京都会議に合わせて予約したため、往復の交通費は浮いたものの、所用を済ませた後のお昼前の時間から、一人プチ観光となったわけである。とは言うものの歩いているだけで耳が痛くなるほどの冷気であるがために、度々お茶タイムをとる機会が多く、それほど遠くまではいけなかったわけである。
平安神宮でその寒さにも負けず懸命に営業する人力車の裕ちゃんに心打たれ、清水寺へ歩いていく坂道の入口まで乗せてもらうことにした。『意外と暖かいですよ』という彼の一生懸命に営業する一言を真に受けて乗っては見たわけである。おしりの下にはホッカイロ、赤い毛布を二枚膝にかけてくれていたのだが・・・、そこはやはり寒かった・・・。
はじめはホッカイロに温められた毛布のぬくさにホッコリした温かさを感じたのだが、人力車のスピードも中々のもの、下からすり抜けていく冷気が体を芯から冷やしてくれたわけである。
ホテルのある三条から平安神宮までをテクテク歩く、平安神宮から裕ちゃんの人力車で清水寺へ行く坂道の袂まで、そこから15分ばかり商店が立ち並ぶ坂道をテクテク歩いて、清水寺にたどり着いたのは午後5時40分。午後6時閉門となる時間まで、夕焼けに彩られた清水寺を堪能した。そうして坂道を下り四条通りへ、先斗町から三条を目指し繁華街を通り抜け、旧友との再会を果たしたのであった・・・。明日へとつづく。
お昼はホテル裏手にある背脂ラーメン魁力屋さんの特製醤油味玉ラーメン(背脂普通)
お昼に取ったカロリーを消費するがごとく歩いてやってきた平安神宮
雪、大雪、積雪との予報の元、すこぶる快晴の京都であった。
おみくじ中吉・・・。学業「学び改め見直しべし」
清水寺たもとにある映画ラストサムライでも使われた場所