最終回文庫 ◇◇雑然と積み上げた本の山の中から面白そうなものが出てきた時に、それにまつわる話を書いていきます◇◇

※2011年9月以前の旧サイトで掲載した記事では、画像が表示されない不具合があります。ご容赦ください。

【ご案内】 展覧会 「日本人類学の黎明」 ―小金井良精資料を中心に―

2014年09月13日 | 展覧会


     *会期は終了しました*



作家、星新一さんの父は星製薬の創業者として知られる星一(ほし・はじめ)ということは良く知られています。
祖父が小金井良精(こがねい・よしきよ)というのも、星新一さんの著書『祖父・小金井良精の記』があるので
ご存知の方もいらっしゃると思います。
その祖父の妻、つまり星新一さんの祖母、小金井喜美子は歌人であり、森鷗外の妹なのです。


ここからが本題。
新潟県長岡出身の小金井良精の展覧会が、新潟県歴史博物館で開かれます。会期は2014年9月27日(土)~ 11月9日(日)休館日あり。

展覧会のチラシ(表)


展覧会のチラシ(裏)


大きく載っている写真は、小金井良精の銅像を見上げている星新一さんです。
ふつうだと、取り上げた「その人」に光を当てますが、この展覧会はアプローチの仕方がひとつやふたつではないようです。

展示品の中には、星新一さんの著書『祖父・小金井良精の記』の原稿や、星新一さんの「印章コレクション」があります。
チラシには「印章」とありますが、根付(ねつけ)のコレクションでは?? ← 関係者の方から「印章も根付も展示されています」とのコメントをいただきました。

   ***   ***   ***   ***   ***   ***   ***   ***   ***



星新一さんがコレクションしている根付を紹介したグラビアの切り抜きが、
どこかにあったはずだと探してみたら……

小さなサイズで載せます。


根付が紹介されていると思っていたのですが、ひとつも載っていませんでした(^_^;) 
いい加減な記憶でした。


その代り、星製薬の木製看板の写真が載っていました。



キャプションには「筒井康隆氏が西宮の骨董品店で見つけて送ってくれた」とあります。

向かって右側の看板は、うちにもあるんです。ネットオークションで入手しました。画像を追加します。これです。



コレクションもここまでくると「病膏肓」ですね。


















【ご案内】 「日本SF展・SFの国」展

2014年07月31日 | 展覧会





世田谷文学館では7月19日~9月28日までの予定で、標題の展覧会が開かれています。

パンフレット(表)


パンフレット(裏)



図録。 
販売価格1500円(税込)通販扱いアリ。



文学館のミュージアムショップでしか買えない限定ミニブック。通販扱いナシ。
販売価格500円(税込)


日本SF御三家の作品 ― 筒井康隆「きつね」、
星新一「ネコ」、小松左京「アリ」― を集めたもの。
68㎜×52㎜


私のコレクションの中から、星新一原作で、1960年9月~1962年3月までNHKテレビで放映された
人形劇「宇宙船シリカ」の「かるた」と「えあわせ」を展示しています。


世田谷文学館/世田谷区南烏山1-10-10 ℡03-5374-9111 
京王線「芦花公園駅」南口から徒歩5分、
小田急線「千歳船橋」から京王バス(23系統)千歳烏山駅行きで「芦花恒春園」下車徒歩5分。

観覧料は一般/800円、高校・大学生・65歳以上/600円、障碍者手帳がある方/400円、中学生以下/無料
開館時間は10時~18時。入場、ミュージアムショップは17時半まで。
毎週月曜日休館(9月15日(祝)は開館で、9月16日は休館)