最終回文庫◇◇雑然と積み上げた本の山の中から面白そうなものが出てきた時に、それにまつわる話を書いていきます◇◇

※2011年9月以前の旧サイトで掲載した記事では、画像が表示されないものがあります。ご容赦ください。

私のコレクション 赤江瀑(10) 肉筆豆本 『薔薇の白毫』(限定20部)

2011年11月04日 | 赤江瀑





未来工房2004年3月刊。限定20部の肉筆豆本。


槐と桐で造られた箱を開いたところ。表紙とは別に、革貼りでタイトルを本金箔押ししたものが付いています。


表紙は木(黒柿)。木目を生かすためなのか、タイトルも入っていません。


仕様説明書。


前回紹介した『四月幻穹』と同様、表紙が紙ではなく木です。2枚目の画像をご覧ください。
本文との貼り付けが……和紙は木から作られるとはいえ、工夫もなしに「直接」貼りつけるというつなぎ方は感心できません。