高橋和さん対局指導!!
もちろんのこと『嬉しいーーー!!」とお願いすることに。
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だつてスッキリはわたしを『将棋ジャーナリスト」とか言ってくれるけど、実はまだレッスンも四回か五回しかうけてないし、スッキリ杯もしてるけど実はめちゃめちゃ弱いって自覚しちゃつたし、「勝手にPRしてること、棋界で顰蹙買っていたらどうしようーー」つて思って居たんだもん。だから和さんからの連絡、まじ嬉しい。
和さんのほうも、『未明さんのpr、すごく嬉しいですよ!!これからもどんどんやってください。中倉姉妹とも未明さんの噂してたんですよーー。ありがたいよねって」っていってくれて!!本当ですか??
で、指導の日をきめたのだけど、「むむむむ、最初棋界に縁付けてくれたのは集英社担当半沢さん。彼を誘わないわけにはいくまい」と、早速電話。半沢さんめちゃめちゃつよいyですよ。対局するとがんがん私の駒とって龍と馬が暴れまくるひとで。わたしは根こそぎ駒とられて「まいりました」って、毎回いわされているっていう。半沢さんはぱぱがすごく将棋強いらしく。なんか子供のころから素養があるの本当うらやましい!!
そんな半沢さんからは「もちろん伺います!!」なお返事。で、「どこでやろかーーー・・??カラオケボックスが、どこか大きな机のある喫茶店ーーー」
いろいろ提案しあうわたしたち。でも、遠慮したくないのよね。真剣にならいたいし貸し会議室とか??思っていたら、おもいつきました!!
新潮社の役員が将棋好き!!新潮社だーーーー!!
役員の朝信さんにたのんだら「いいですよ」と、会議室を取ってくださいました。ありがとう朝信さん!!
そしてとうじつ、新潮社にいくと、でてくるじゃないですか、ぞろぞろと将棋好きのみなさんが!!
勢い会議室は将棋クラブな感じで。すごくにぎやかな感じになつたのです。人気者です和さんーーー。
で、先ずは会議室のテーブルに将棋版並べてそれぞれが和さんにさしてもらうかっこうに。『二枚落ちでお願いします』『僕は六枚落ちで』『二枚落ちで」みんな、なんか駒抜いてもらって対局始めてる。
みんな、なんで駒落とすの??怖い飛車とかあったほうが勉強にならない??
そうおもつたのでわたしは、『未明さん名何枚おとすーーー??」とかいわれたんですが。『普通のまんまー。だつてその方が早く強くなりそうじゃない?」と。
『平手ですか?無謀ですよ!!プロ相手に!!」皆すごい興奮していつてくる。
「だつて勉強だしー」
和さんは笑っていいですよといってくれる。て゜『折角ですからこの盛り上げのよい駒でさしませんか??と、なんか格調高い感じの素敵な駒を貸してくれたのです」
「うわつ、何かこれいい感じ。色も普通のと違う」
「はい。使ううちに手の油がしみこんで段々色がかわつていくんです。これは本当にいい駒なんですよ」
何の木でできているのかもきいたんですが、すいません、忘れました。ちなみに文字のところ。削ったままのが一番カジュアルで、埋めてあるのがよいやつ。更に盛り上げてあるのは最高級で、でも、すこしだけ不安定だったりもするので、盛り上げずに埋めてあるのが一番使いやすいそうです。むむむー。駒にも色々あるんですねー。
そんな愛情と思い出がいっぱいしみこんでいそうな駒を使わせていただいて幸せ。和さんのご主人は大崎善雄さんといって『将棋の子』や『聖の青春無という名著のあるノンフィクションライターさんなのですよ。これ講談社からでています。よんでね。
で、指導なんですがーーーー、私はまたもやたちまちに馬をなりこまれ。
「きーーーーっ!!悔しいーーーー!!」
またたくまにやられてしまうあたくし。いつも半沢さんにやられ放題だから、少しでも攻めたいと駒を進めたけど、いまいちだつたようで、馬と龍作られてからはたちどころにやられてしまう、いつものパターン。なんか、中盤で完全に優劣わかれちゃうこの感じをなんとか改めたいんですけどねー。
『未明さんは攻めたい人なの??」ぶすぶす煙を吐くわたしにきいてくる和さん。
『攻めたいです!!いつもやられ放題が悔しいんです!! }
「でも、本質はやさしいひとってかんじましたよ・未明さん気持ちが優しい人なんだとおもいますよ」
ぎゃつ、実はmっけたっぷりなのがばれた??わたしびしびし攻められるの結構快感になるタイプなんですよ。強くでられると全部受け止めちゃつて泥沼までつれていかれちゃうっていうか。
でもそれだと強くなれない感じじゃない??
私は意味不明な一手を返す。
『和さん、きりりとさしてきますけど、ご主人のことは責めて遊んだりするんですか??」
「えっっ?」
「なんか女王様な感じします。それで゛主人を悩殺ですか??」
「いえ、そんなことはーーーーー。攻めません!!うちは普通です!!」
むむ、少しはパンチがはいったか??
しかし、盤外の神経戦なんぞに頼らずさせるように、わたしはなりたい。
それにしても和さんかわいいのだーーー。なんで女流棋士って皆こんなにかわいいですかね。ご主人はすっごい年上だそうだけど、和さんのこと、可愛くてしょーがんないんだろうなー。妻で母なのに、すごくかわいくて、でも駒を握るとすごくりりしい和さんなのでした!!今日はありがとう!!
指導が終わったら島先生にも報告ー。
『先生ーーー、今日和さんに対局してもらいましたー」
「よかったですね。何枚落ちされたんですか?」
『平手?ていうの??普通のやつですー」
「えっっ」
しばし絶句される先生。
『エーとですね。私、お教えしませんでしたでしよか。プロさなさるときは二枚落ちがよろしいかと」
「えつつ!!駄目なの??平手」
『駄目っていうかーーー。あんまり、しませんねーーーーー(沈黙)。いや、平気です。つぎからは二枚落ちにしましょうね。今度色々作法のことも指導させていただきます」
す、すごく失礼なことした??えーん、和さんごめんなさい!!
でもすごく楽しかったのです。後半、私と半沢さんは、この前佐藤康光棋聖にもらつたセンスを手に対局。私は和さんに後ろについてもらつていろいろ囁いていただき、勝たせていただきました!!超おんぶに゛だつこの二人羽織対局!!でも勝った!!
朝信さんには翌週の講談社と新潮社の将棋好きの人があつまるプロに習う会に誘ってもらつたし!!7
「やるぞーーー!!」
燃える私その後ろで半沢さんが囁く
『将棋はほどほどでいいんで、漫画のネームお願いします」
むむ、そうであった。もともとはそのためにーーーー。でも、なんか今のネームはもうほとんど将棋関係なくなつてきてるんだよね。漫画も将棋も先が読めなくて大変!!でも両方頑張る!!将棋もいずれはなんか仕事に役立つでありましよう。すぐに結果が見えなくても日々精進、それが大切なのでありまするーーー。