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BOOK1はコチラから BOOK2はコチラからどうぞ!
(かなりのネタバレになっています
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これから読もうと思っている人は読まないで下さい
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第17章 青豆
タマルから電話で不審者が周りにいないか聞かれる。滑り台を監
視中、不審者を見る。誰かが小さい者を狙っている、と感じる。
第18章 天吾
小松は一週間ほど監禁され、ある条件で開放されたと話す。周りで
色々な事が同時に起こっていると思う。現在書いている小説を思う。
第19章 牛河
ふかえりが現れ監視に気付く。レンズ越しの視線で魂を奪われた
気がした。天吾が戻り、後をつけて公園に行くと2つの月を見る。
第20章 青豆
孤立感を感じた日、電話で聞いた不審者を見て後をつけ、アパート
に入ってから名前を探すと「川奈」の名を発見、タマルに調査を頼む。
第21章 天吾
看護師のクミから電話で父の死を知らされネコの町に向う。弔いの
準備後、弁護士から渡された封筒に実の父が写る写真が入っていた。
第22章 牛河
天吾が帰宅後、公園で二つの月を確かめる。戻って青豆らしい姿を
カメラに収めた。予備校に電話を入れ天吾が出掛けた事を知る。
第23章 青豆
タマルに天吾の事を頼んだが不審者の影に不安は増す。空気さなぎ
を読み返し、ここに潜んでいる事は「必然」なのだと思いを強める。
第24章 天吾
簡素な葬儀の後、納骨をクミに任せてアパートに戻る。誰かと話し
たいと小松に電話するが出ない。出生の秘密はどうでも良くなる。
第25章 牛河
目が覚めると誰かが部屋にいて、調査の意図と依頼主の連絡先を
喋らされ頭に袋を被せられる。教団に牛河引取りの電話が入る。
第26章 青豆
タマルの電話で不審者はいなくなり、アパートにいるのは天吾に違
いないが留守だと知らされる。天吾への伝言を頼み荷物を纏める。
第27章 天吾
ある朝電話が来て青豆の伝言を聞く。罠では?と不安になるが
荷物を纏め指定の時間と場所に行く。気がつくと誰かが隣に居た。
第28章 牛河
教団に運び込まれた牛河の傍で教団の幹部が集まり善後策が話
し合われる。幾つかの疑問は解けず、青豆の行方も知れない。
第29章 青豆
月の二つある世界で、二十年の時を経て大人に成長し合流した
二人は、もう離れないように、この町を出ようと言う。
第30章 天吾
タクシーで高速度道路を目指す。青豆は嵐の夜の出来事を話す。
リトルピープルが力を持たない世界に行こうと言う。
第31章 天吾と青豆
見覚えのある高速道路の階段を出口と信じて下から登っていく二人。
青豆は失った友達に「どうか私を護って」と訴える。月が空に現れる。
ようやくめぐり会えた二人ですが、これからも先の話も
前途多難
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教団は二人をどうやって探すのか。天吾の書きかけの小説は?
ふかえりはどうしているのか?年上の女は何故損なわれた?
たくさんの未解決な事が残っていて、早くもBOOK4の出版が
待ち遠しい
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