一昔前のマスコミと次世代政治

今回の選挙結果で、ＴＶニュース（ショー）を見るたびに
なんだか低レベルでマジ嫌になる。

「大敗した民主党の責任はどこにある」だの
「小沢さんはどう出てくる？」だの…

悪いけど…ンなことどうでもいいわ。
小沢さんがどうしようが、民主党内の中の些細な問題じゃん。
マスコミはいちいち彼を大物扱いして、面白おかしく盛りたてる。
……つまらん。
民主党が大敗しようが、そのツケは民主党が払うんだから
誰がどう責任を取ろうが、黙って見てりゃいいじゃん。

てか、責任をとるってことと辞任するってことがセットって
……絶対おかしいって。
きちんと仕事をして責任とるってのが筋じゃないの？
仕事を放り投げて「責任とりました」ってのは
自民党の得意技だったはず。

元総理のアベさんやフクダさんなんか、完璧な例だし。
そんなのを一般常識と勘違いして、真似しないでほしいわ。

てか、マスコミの報道ってＭのニーズに合わない。
知りたいことを報道しないで、わざわざ重箱の隅つついて
くだらないどうでもいいことに力を入れて
無駄に垂れ流ししてる。

マスコミって時代の先を行ってる気がしてたけど、
どうにも…そうじゃないみたい。
ものすごく古臭い体質が、最近は滲み出てる気がする。

物事を素直に受け止めずに、
どこか捻じ曲げてみたり、ひとつだけ大げさにとりあげて
鬼の首をとったような報道ばかりが目につく。

てか、今回民主が惨敗したのは
菅さんが消費税のことを言ったせいもあるって
どこのＴＶ局でも言ってたけど
マスコミは菅さんが言ってることを、
完璧に伝えてなかった。

しかも、報道の在り方に悪意を感じた。
菅総理はこんなにぶれてる…と、
国民を煽ってるような気がしてたのはＭだけだろうか？
それで選挙結果が変わるってのはアリだし。

　　　　　　　　　
　　　　　
　　　　　

ＴＶに生で政治家が出てきて討論をやるのは、
国民もわかりやすくていいと思う。
司会者がアホみたいな質問さえしなきゃ
見る価値はあると思ってる。

選挙後からのＴＶに出てくる国会議員の姿勢をみてると、
何か…少し変わった気がする。

今回の参議院が「ねじれ国会」になるって、
マスコミが大騒ぎしてるけど、
ねじれ国会を懸念してるのはマスコミだけで、
当の国会議員の意識は、かなり変わった気がする。

今回の選挙結果のお陰で
今までの力だけでごり押しする国会じゃなくて
やっとＭの望んでいた議論が展開されるって期待できそう。

本当に国民のためを思う政治家なら
政党云々の数合わせばかりに一生懸命にならないで
政策で一緒になればいいのに…。
次の選挙のことばかり考えないで
目の前のやるべきことをやってくれなきゃ…って
いつも思ってたけど、今度からは本当にやってくれそう。

昔ながらの政治屋はもう排除されてもいいと思う。
しっかり仕事をしてくれりゃ、次の選挙だって当選するんだから。
選挙のための政治活動はもうやめてほしい。

そういう意味でも、
今回の選挙結果は逆に良かったんじゃないか…と。
やっとカビ臭い昔ながらの政治から脱皮して、
次世代政治の波がきた…ような気がする。

気のせいで終わらないでほしいなぁ…