プラスアルファ

今の日本はおかしい。
規制緩和して日本を売るつもり?
不安な思いをウダウダ書き散らす日記

屋内退去命令

2011年03月21日 20時42分22秒 | 辛辣うだうだ放題

今日、買い物に行ったついでに、
宅配便が再開したら、息子にYシャツなどを送ってあげようと思い、
紳士服売り場をのぞいた。
今日からヤマト運輸が宮城も再開したけれど、
気仙沼は、まだみたい…。

20代後半~30代くらいの店員さんが対応してくれて、
色んな話をしていると、彼の出身は福島県だという。

実家は、山側だったので津波は大丈夫だったが、
地震の後は、やっぱり2~3日はご両親と連絡が取れずに
ものすごく心配したと言う。
今は、原発の事故で屋内退去命令が出されているという。

心配。

「大丈夫だ」とは言われても、そこに暮らす人は絶対に気になる。
まだ屋内退去命令が出る前に、被爆検査を受けようとしたら、
検査は、避難所にいる人に限られていて、
自宅にいる人達は、そこで受けられないらしい。

受けたければ、〇〇まで行って下さいと、場所を指定されたが、
行きたくてもガソリンが無くて、行きようがない。
その後の、屋内退去命令で動くこともできなくなった。

…これは人災でしょ?
避難所にいようが、なんだろうが、
住民のことを考えて、不安を取り除くためにも
率先して、やらなきゃならないことじゃないのかな??

もっと柔軟な対応を望みたい。

大丈夫という言葉は、もう誰も信じてないと思う。
東電の上層部は、寝てなんかいられないはず!
福島県民に限らず、福島原発の事故現場に近い県で暮らす人達が
とても不安がっていることを、真剣に受け止めて
あなたたちの責任の下に、
一日でも早く、検査を受けさせて「大丈夫」の根拠を見せて
不安を取り除いてあげなさいよ!!

…と、声を大にして言いたい。

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「頑張って!」という言葉

2011年03月21日 01時00分00秒 | 辛辣うだうだ放題

最近、「頑張ってね!」というと、やけに過敏に反応する人が増えた。

「こんなに一生懸命頑張ってるのに、これ以上どう頑張れと言うの?」って。

先日、TVで被災者にかける言葉の中で、
あまり「頑張って」と言わないであげてほしいというファックスを紹介していた。

「頑張って!」 という言葉の危機かもしれない。

鬱の人には禁句だという。

…てか、最近は鬱の治療をしてない人までもが、そんなことを言うので、
え? 悲劇のヒロイン?? って逆にビックリする時がある。
…あ、一時的に鬱状態なのかな…。

Mだってこう見えても、今まで生きてきた中で、一心不乱に頑張ってきたことは多々ある。
でも、「頑張ってね」って、エールを送ってくれる人に対して、
いちいち「これ以上どうやって……」なんて、考えたことなど一度もない。

頑張ってる時って、余計なことは何も考えてないものだ…。
後で振り返って『あぁ、あの時は頑張ってたんだなぁ…』って思うくらいで。

たぶん、「私って、頑張ってるのよね?」って、自分で気付いた時、
心が弱くなってる瞬間なのかも。

自分で勝手に「頑張りが足りない」って、思いこんでしまってると思う。

そこに「頑張ってね」と、言われると、
まるで「頑張りが足りないから、もっとやれ」って指摘されたみたいに、
「これ以上どう頑張ればいいのよ!」って思うんじゃないかな。

それって、小さい頃や学生のころのトラウマなのかも。
成績がのびない…とか、友達同士うまくいかない時、
「あなたの頑張りが足りないから、克服できないんですよ」と、
親とか先生に言われたことなどが…。

Mなんて、頑張ってもたかが知れてたから、
期待されてなかった子だから、ラクなのかもしれない。

「頑張ってね」は、今以上のことをやれっていうことじゃない。
聞いたほうは、頑張ってねの前に勝手に「もっと」を、つけてしまうのではないだろうか。


Keep at it! 諦めないで…   その調子で続けて…


---頑張る---

困難にめげないで我慢してやり抜く

他にも意味はあるんだけど……。
でも、
「頑張って!」って言う時、その言葉の中には、心の声がたくさん含まれてる。

『どうか、体をこわさないで』
『あなたなら、やりとげられるよ…』
『ちゃんと見守ってるから』
『気持ちは一緒だから』
『あなたはひとりなんかじゃない』
もっと、もっと、沢山あるけど、それらの言葉を詰めて「頑張って!」と、短い言葉で表現する。

でも、気持ちに力が入らない時は、重たい言葉なのかもしれない。

物理的なものなら、荷物を半分持ってあげられるけど
自分ひとりで抱えなければならない荷物(苦しみ、悲しみ、痛み、絶望感)は、
いくら持ってあげたくても、他人が持ってあげることができない。

ぴったり合った「思い」の言葉を探せずに
私も一緒に頑張るから、あなたも「頑張ってね!」と言ったりもする。

「頑張ってね」と言われるのが嫌いな人には、避けたい言葉だけど
「困難にめげずに、我慢して一緒にやり抜きましょう!!」 …というよりは

「一緒に頑張りましょう!」 と言ったほうが、相手に負担をかけずに
サラッと済みそうな気がする…

被災者には、やっぱりどうしても
「頑張ってください」と、言ってしまうなぁ……

「頑張って!」が、これ以上嫌われる言葉になりませんように……

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