プラスアルファ

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不安な思いをウダウダ書き散らす日記

知りたい情報が何も入ってこないとは。

2011年03月13日 10時01分48秒 | 辛辣うだうだ放題

TVを見ていると、だんだん腹立ってくるM。
各放送局で、それぞれヘリコをバンバン飛ばして、
挙句の果てに、どこの局も同じ映像。
意味ないって。

政府が会見すりゃ、各局同時に足並みそろえて同じ映像。
毎度のことだけど、今回ほど腹の立つことはなかった。

現地に行く取材班って、何のために行ってるんだろ??
山の上の誰もいないところで、景色を映すだけなら、
カメラマン一人で十分じゃん。
被災した人達が集まる場所に行って取材しないの??
…って、素朴な疑問。

今回の地震で被害を受けた地域の出身者や、親戚知人などは
日本全国に散らばってるはず。
皆、その人たちが無事でいるか、知りたがってるはずなのに。
せめて、避難所にいる人たちのリストを読み上げることくらいしてよ…。

たとえば、Mが一番見たい気仙沼の報道ひとつとっても、
この取材ってなんだろ? って思う。

「今、ヘリコプターで救出されています。」
…見りゃわかる。テレビなんだから。

で、誰が運ばれているか全くわからないのに、延々とその場面を流してる。
…時間の無駄じゃない?
そのヘリコが落ちて、大惨事になる映像を期待してるの? って
うがった見方をしてしまう。

そして、「救出された方は、避難所へ運ばれて行きます。」
……だから、どこの避難所にいくのよ?
気仙沼の避難所って、気仙沼高校以外わからないんだけど、
他にも避難所があるの?
それさえも伝えてくれない。

こういう緊急時の報道でさえ、一方的で押しつけがましい。
こちら側の知りたいことは、何一つ伝えてくれない。

もう、惨状は飽きるほど見た。
テレビ局は、センセーショナルな内容が好きなのかもしれないけど、
いつまでも同じ映像を見せられるのって…イライラする。

てか…
何のために現地に行ってるんだろう…?
取材って、何の取材なの?
現状を、ただそのまま映すのであれば、
その辺を歩いてる人も、普通に映してほしい。
人のいるところで取材しているなら、人がカメラに入るのが自然でしょうが…

見ているMは、どんどん腹が立ってくる。

そして、
気仙沼への電話は全く通じない。
もちろん、携帯電話は論外。
宮城県の警察の電話も、ずっとふさがっている。

情報を手に入れるには、ネットの情報か
テレビ、ラジオの報道しか術がない……のに、
何も真新しい情報がない。

だからといって、今、やみくもに現地に行ったところで
足手まといになるだけだし…

現代は、情報があふれてるっていうけど、
こんな災害時には、何一つまともに情報が手に入らないのね。

だいたい、これだけ普及している携帯電話だって、
中継地の停電で繋がらないとは…
本来は、こんな時のための携帯電話じゃないの??
ホント……意味がない。
全く無意味。

なんて軟弱な地盤の上に成り立ってる社会なんだろう。

そして、原子力発電のニュース一色。
しかも「…たぶん」「そうであろう…」という予測ばかりの。
正確な情報よりも、不安を煽る話ばかりが膨らんで
被災した人たちの情報はそっちのけ。

てか、原発を作ることを許可した当時の政府や関係者、
責任取れ!
…って、ここでもまた腹立つ話になっちゃう。


常々マスコミ報道には呆れていたMだったけど、
今回のことでは、本当に呆れたというより………
……ぴったり合う言葉が見つからない。

それでも、その呆れたテレビ報道でさえ
しがみついて見ていなきゃならないほど
情報を手にするすべがないなんて……

……ものすごく情けない。

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