最近、TVを見ていると
「私たちが被災地の人のために出来ることは
節電をすることです。」って言う人がいるけど…
え? そうなの??
関東地方の人達が節電するのは、東京電力の供給量が少ないところに、
いきなり消費電力が増えると、大停電につながって
都市機能がマヒして、大混乱になったりするから……じゃなかったっけ??
直接的に困るのは、そこに住んでる人なわけで、被災地の人は……
もちろん、首都圏がマヒすると間接的に地方にも影響はあるけど。
直接的に、被災者の人のため…というのとは、ちょっと意味が違うような……
今回の地震の被害と、首都圏の電力不足は、全く次元が違うと思う。
東電が「絶対大丈夫」ってタカをくくらずに、
もっとしっかりした防災意識を持っていたら
こんなことには、ならなかったはず。
40年間も使っているものを、そのまま使い続けるっていうのは
いくらメンテナンスしていても、「絶対大丈夫」なんてありえない。
何の策も講じてないっていうのは、人災でしかないと思う。
要するに、余計な事故なんだから。
その余計な事故のせいで、どれだけの人達が迷惑をこうむったことか。
地震で被災している人達の安否情報を知りたいのに、
発電所の詳細図なんかを持ち出して、ワケの分らない説明したり、
計画停電の実施する地域の発表で、長々と時間をとったり
爆発するごとに画面が切り替わったり…
自衛隊や消防隊を関わらせて、命の危機にさらしたり…
本当にいい迷惑だ。
そして、「被災者の方々のために私たちが出来ることは…」
『節電です』なんて、真顔で言われちゃう。
本当に、そうなの??
…ごめんなさい、意味がわからない。