プラスアルファ

今の日本はおかしい。
規制緩和して日本を売るつもり?
不安な思いをウダウダ書き散らす日記

気仙沼の避難所

2011年03月17日 13時07分28秒 | 辛辣うだうだ放題

そういえば、うっかりしてた。

昨日、息子と話をしていて、
「そっち、寒くない?」と聞くと
「めちゃくちゃ、寒い!!」とのこと。

で、今一番、何がほしい? って聞いたら

「風呂に入りてぇ~~~」と、言ってた。

そういえば、水に浸かった人も皆、着の身着のまま。
濡れたままで避難所にいる…と、TVで見た。

そうだよね…
やっぱ、日本人はお風呂だよね……。

避難生活をしている人たちが、
1日も早く、お風呂に入れますように……

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伝えたい。

2011年03月17日 12時22分17秒 | 辛辣うだうだ放題

今回の東北地方太平洋沖地震では、人との繋がりが一番心に沁みた。

そして分ったことがある。
そのひとつに、被災した人たちを案ずる家族の心境。
こればかりは、経験しないと分らない…けど、
しなくてもいいものなら、したくない。

とにかく、生きているのか………ダメだったのか…
どちらでもいいから、早く安否確認をしたい! と考える。

Mは、遠いところにいて、テレビやネットの情報を探すだけ。
電話は宮城県警の安否確認でさえ、24時間いつかけても繋がらない。
ベッドに入る前、起きてすぐ…
朝から晩までかけても全く繋がらない。
これは、ものすごいストレスだ。
で、万が一…と思って、息子の携帯にもかけるが、やっぱりダメ。

1日が、やたらと長かった。
夜になるのが嫌だった。
夜になると、全く情報がなくなる。
そうでなくても、情報がないのに…。

昼間のテレビは避難している人々の情報を全く流さない。
レポーターの後ろを通ってる人にさえも、絶対カメラを向けない。

……なんで???
テレビを見ている人が一番知りたがっているのは、被災者情報じゃないの?

テレビは、悲惨な街の様子ばかりを映す。
「この町は壊滅的で、〇〇人が流されたようです。安否はわかりません」と。

でも、避難所に行けば、避難している人がたくさんいたはず。
その様子は全く取材されていなかった。

せっかく危険な思いをして取材に行っているはずなのに、
見ている人のニーズに合わない取材をして、行く意味がどこにあるのだろう。
それなら、だまって安全なスタジオにいればいい。
いたずらに現場に出向いて、不安を煽るのは金輪際やめてほしい。

そんな、何も情報のない中、
いつもと同じ気持ちでいようと、心掛けてはいても、
くじける瞬間がある。

あれだけの津波、その後の火事…
…やっぱり、ダメだったのかも…と。

そういう時に、友人、知人からの電話やメールが、
とても心の支えになった。

「何の根拠もないけどさ、大丈夫! 必ず連絡がくるから!」と。
本当に、何の根拠もないけど、そう言われると
また、生きてることを信じて待つ気になる。
皆、言葉少なに、励ましだけを言って
「連絡が入るとマズイからもう切るね。元気な声で良かった。」と言って
すぐ電話を切ってくれた。
メールも、たくさんいただいて、とても心強かった。

もちろん、Mには家族がいて、家族中で心配しているので
ひとりではない。
でも、それでも、心細くなる瞬間がある。
家族だけで心配しているわけじゃなく、他の人も同じように心配してくれている。
そう考えた時に、前向きにならなきゃ…と思える。

とてもありがたかった。

特に、息子の友人や職場の同僚、元彼女まで連絡があったりして、
本当に、たくさんの人たちが心配してくれていた。

被災した人はもちろんのこと、
遠くにいる家族も、本当に不安な毎日を過ごしている。

ちょっとした声掛け。
そんな心遣いが、不安な思いをぬぐってくれる。
この「声掛け」こそが、心配している家族には、
一番必要なものかもしれない…って思った。

まだまだ、安否不明の方がたくさんいらっしゃるので、
Mと同じような方が、お近くにいらっしゃる場合、
電話がふさがってしまうと、逆に迷惑をかけてしまう場合があるので、
手短に、自分も心配していることを伝えるのがいいかも。

あまり親しくないのなら、メールのほうがいい。
返信はいらないよ。と入れると、相手も気がラクだと思う。
こんな時、ヘンに遠慮してしまいがちだけど、
Mの場合は、連絡をもらえるのは嬉しかった。

…ただ、人にもよって、
有難迷惑だと感じる人もいるのかもしれない……偏屈な人??

それにしても…
Mは、このブログと、
昔から息子のことを知ってる、本当に親しい友人の2~3人くらいにしか、
息子が被災していることを言ってない。

でも、こういうことは、ブログを見なくても伝わるもので、
とくに、息子が避難所にいると分った時などは、
M川さんから間髪いれず「いやぁ~、良かった良かった!」と、
受話器が割れんばかりの大きな声で電話をいただいた。
彼も、仙台のツアーで地震に遭遇していた。
もちろん、ツアーは中止。
あの手この手で、無事戻ってきたのだった。
…すごい……。すごすぎる。

何気ない言葉でも、暖かく心に沁み入る体験をした今日この頃。
この思いは、Mだけではなく、
まだ安否が確認できなくて、不安な毎日を送っている人達にも分けてあげたい……

ひとりじゃない。
皆が同じように心痛めて、無事を祈ってる…って。

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