時代の変化とともに、デジタル化、そしてオール電化が進んでしまった。
てか
これは自民党時代の政府と電力会社が経済界を巻き込んで、
完全に国民をコントロールした成果だ。
電気を使うものばかり。
電気がないと動かないものばかり。
水をくみ上げるのは電動ポンプ
通信機器は充電式
火を使わない調理器具。ＩＨに、電子レンジ、オーブン
電気が生活を支配した。
これだけ電気を使うんだから、火力や水力じゃ足りないデショ。
ましてやＣＯ２を出すものなんか、環境に悪くてダメ・ダメ。
ホラ、やっぱ原子力でしょぉ～～～。
無いと困るでしょ？
…とばかりに、あんなに大きな事故を起こした後でさえ国民を洗脳し続ける。
普通の生活をしている人達は、便利ならまぁいいやね…と、
何の疑問も持たないまま、今年の３月まできちゃったんだなぁ。
いや、疑問を持たなかったわけじゃない。
北海道も、泊原発が稼働することが決まった時
「原発反対の署名をしてほしい」と、友達がやってきた。
その人、宗教にハマってる人だったので
ソッチ系の団体の署名かな？ と思って、やんわりとお断りした経緯がある。
あの当時、原発反対をしてる人達は、純粋に原発の危険性を訴えていたのか、
本当のところがよくわからなった。
逆に、Ｍにはちょっとヒステリックな集団に見えていた。
無農薬野菜、有機野菜、無菌に除菌。
そんな言葉が踊ってる時代。
子供に害のない食べ物を与えたいから、
契約農家の野菜以外は食べさせたくないの。
…と、ちょっと裕福な家の主婦はよく言っていた。
「無害」を前提に、かなり神経質になっていた母親がいたのも事実。
Ｍは、そんな人達を、どちらかといえば神経質だなぁと思って見ていた。
でも、大切なことなんだよ……ね。
ちょっと前の日本では、農薬をたっぷり使って大量生産していた野菜。
作っている農家が「コレは全部出荷用だ、ウチじゃ食わねぇよ」と言ってた。
今では 「〇〇さんちの野菜」と、
生産者の顔が見えるものが普通にスーパーで買えるので、
当時、神経質だと思ってた人達が、一生懸命がんばってくれたお陰なのね…と思ってる。
原発は人間の手に負える代物じゃない、
どうしようもない怪物だとハッキリこの目で見るまでは、
実に長い間、騙されてきてた…
でも、分ったからには方向転換しなきゃダメっしょ。
わざわざ電気を使わなくても動くものを沢山作る。
これからの日本の産業ってのは、
脱原発で発展していくための知恵をメいっぱい出すことから始まる。
たとえば……
ゼンマイ仕掛け。
てなことで、めっちゃアナログ。
しかも、不安定で誤差が出やすい。
そこを解決するのが日本人の力。
思うに、これから販売されるパソコンとかタブレット端末は
ゼンマイとソーラーパネルを兼ね備えて
電気がいらないものにするとか。
…てか、Ｍにはこんな安直なことしか浮かばないけど
きっと最先端技術をもっている人は、もっと効率的な何かを開発中のはず。
ゼンマイ式パソコン。
まぁ、なんてエコなんざんしょ。
