プラスアルファ

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不安な思いをウダウダ書き散らす日記

天城…じゃない、峠越え

2011年08月09日 14時23分00秒 | 辛辣うだうだ放題

ここは北海道だと言うのに、最近やたらと蒸し暑い。
蒸し暑いのには絶対に慣れない…
エアコンでもあれば、除湿ができるんだろうけど、
ボンビーなM家に、エアコンはあり得ない。

ここんとこ、夜も蒸し暑くて寝苦しかった。

そしてついにM家では病人が出てしまった…
いちばんヤヴァイのはMだったんだけど、
もっと弱っちいのがいたんだなぁ…

それは、クーちゃん。

4~5日まえに、いつもクーちゃんが食べているエサが無くなり
近くのお店には売っていないので、
仕方なくダーの仕事帰りに、コンビニで缶詰を買ってきてもらった。
缶詰のエサは、クーちゃんの大好物。
ま、たまには喜ばせてあげなくっちゃね。

ダーは2缶も買ってきたので、2日間その缶詰を食べさせた。
もちろん、いつものエサなんかよりもはるかに食い付きが良い。

クーちゃん食事中。  シーズーって後ろ姿がかわゆい。

しかも、クーちゃんのお尻の毛ってハート型になる時があって、
それがまたキュート。

Mはシーズーの後ろ姿というか、お尻が可愛くて好き。

で、喜んで食べた2日目の夜。
クーちゃんの体調が……

夜中にクンクンないて、外に行きたがった。
クーちゃんは、朝と夕方の散歩がトイレタイムなので
外じゃないとできないらしい…

で、外に連れ出すと……なんと…すっかりお腹がくだってた。
こりゃいかん! と思ったけど、どうすることもできず、
とりあえず朝まで様子見。

そして、夜中じゅうゲーゲーと吐き、その片付けに追われたMだった…
クーちゃんは、すっかり衰弱しちゃって可愛そう。
Mも一晩中、クーちゃんにつきそってゲッソリ。
どうしちゃったんだろう…、何か悪いもの食べさせたかなぁ? と考える。

しかし、考えられる原因は、缶詰しかない…
缶詰は半分食べさせて、残りの半分は冷蔵庫の中なので
取り扱いに問題はないはず。

次の日は日中何度もトイレに外に出たがるので
その都度、お付き合いをする羽目に……
Mも少し寝たいんですけど…なんて言ったところで
それ以上に苦しい思いをしているクーちゃん。

てか、ふたりで苦しい日中を過ごした……

そして夕方、やっとダーが仕事から帰って来たので
動物病院に連れて行った。

今までお世話になっていた獣医さんは、すごく良かったんだけど
病院を移転しちゃったもんだから、遠すぎて行くことができない。

その後、いろんな動物病院にかかったけど、
どこもイマイチなんだよね…
お金をとることしか考えてないんだもん…
色んな検査をする割に、クーちゃんの皮膚病は改善していない。

で、今回はどこに行くか迷いながらも、とりあえず車で5分の病院へ。
しかし、中に入ってすぐ「やっちまった…」と思った。

受付のカウンターにネコ。しかも、ものすごく太ってる。
獣医さんはおじいちゃん。
うわぁ……やっちまったカンジ??

アンタ、でけぇよ……でかすぎるよぉ…

このネコ、Mの顔をみて「にゃん!」と言った。
あれは挨拶だったのか?? 「いらっしゃい。オレの金づる」…みたいな。

暫く待たされて、やっとクーちゃんの診察。
てか、M達の他には誰もいない。
事務員やアシスタントもいない。
そして、老先生は犬に慣れてない。
ないないづくしの動物病院……だっ……大丈夫なのかっ??

せんせってば、クーちゃんにかまれると思ってびくびくしてる。
……せんせ?? 本当に獣医さんっすか???
てか、クーちゃんは人を噛みませんからぁ。
飼い主に似ず、賢い犬なんです。キッパリ。

ダーも半分呆れちゃって、言葉が少なくなる。

で、老先生の所見によれば
夏バテしているところに、脂ぎった缶詰を食したんで消化不良になったんだね。
心配することないよ、薬飲ませて様子見ましょう。  とのこと。
まぁ、先生がそうおっさるなら、きっとそうなんでしょう。

で、薬を作るからちょっと待っててね…と言われ、
その間、ダーとクーちゃんは車で待機。
Mは待合室にいる間に、やたら目が痒くなってきた。

5分経過、まだかなぁ…と待つM。
そして、10分経過……
やっと老先生が出てきた。
ん?? 薬をつくるって言った?? と後で思い出す。
たしかに、なにやら機械のガチャガチャいう音が響いてた。
せんせい……薬…作ったの????

無造作に病院の大きな袋に入れながら1日2袋ずつね…と言うせんせ。
Mはそれを取り出して「これは何の薬? こっちは??」と、質問。
老先生、慌てて説明するんだけど、Mはどうにも飲ませる勇気が出ない…

お会計、4,500円也。
安いんだか高いんだか…良く分からない。
車に戻るとダーが開口一番「いくら取られた??」と。

取られた? と聞くところが、あそこの病院の印象を物語る…。
金額を言うと「あぁ、ヨカッタ。1万円くらい取られると思った」と。
Mも、そのくらい取られる気がしてたので、まぁ、妥当だったのかな。

家に帰り、更に疲れ果てたクーちゃんを憐れむ。

トリミングに連れて行きたいと思いながら、なかなか行けずにいたので
まるで、ぼろ雑巾のようなクーちゃんが丸まってる。
哀れである…

その夜は、クーちゃんは2階に行きたがらなかったので
ダーが居間で一緒にいてやると言ったけど
コレ以上、M家から病人が出ると困る。
で、半分病人のMがクーちゃんと添い寝をすることにして、
ダーにはおとなしく2階で寝てもらった。

とりあえず、昨夜は一度外に行きトイレタイム。
まだ下痢気味だったけど、その後少し落ち着いたみたいだったので、
お腹をさすってあげたら朝まで寝てた。

昨日は何も食べず、水さえも飲まなかったのですごく心配した。
だけど……
病院から貰った薬は飲ませられなかった……
また吐いたり、下痢が続いたりしたら、違う病院に行こうとダーと話をして、
とりあえず様子見。

で、今朝の7時ころ、いつものカリカリのエサを口にしたので
まずは一安心。
お水も飲んだし、食べた後お腹を上にして寝転んだので、
かなり体調が回復してきたみたい。
昨日まではずっと突っ伏していて、眠りも浅くて、
このまま死んでしまったら、どうしよう…って思って泣けちゃった。
何だかんだ言っても、大切な家族なのよさ。

その大切な家族を置いて、避難しなければならなかったフクシマの人達。
原発事故後、すぐ帰れると思ってペットを置いて避難したら、
とんでもないことだったんだよね。
そんな心ない避難指示がどうしてできたんだろう…
飼い主の人達やペット達は、本当に辛かったと思う。

ペットと言われて他人には薄っぺらい存在に思えても、
飼ってる人達にとっては、本当に家族なのよ。

クーちゃんなんて、娘の大変な時期にどれほど彼女をなぐさめてきたことか…
色んな事を考えさせられた二日間だった。

で、Mは動物病院から帰った後、鏡で見たら右目が真っ赤になってた…

なんじゃこれぇ~~~……みたいな。
Mは抵抗力がないんで、ついでに寝不足だったから
ちょっと環境が悪くなるとテキメン。

あの動物病院、老先生ひとりしかいないから、お掃除してないんだと思う。
ネコの毛がアチコチに飛び散ってた。
Mは、ネコアレルギーはないはず。
病院で何やらワケの分らないものに、汚染されちまいましたぜぇ~…
昨夜は真っ赤だった白目は、今日はピンク色で違和感もなくなったので、
まぁ、徐々に治るんだろうけど…お金を払って余計な病気を貰っちゃかなわない。

とりあえず、クーちゃんは無事峠を越えて回復中ってことで
めでたし・めでたし…
そしてMは、これからお昼寝タイムであった……あ~…眠い……

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