morattoiteyaru

先日から話題になってる、芥川賞受賞の記者会見。
Ｍは好き放題言うワリに、人のそういうのはハラハラする。

で、Ｍが普段言いたい放題している時って、
Ｍダーはハラハラしてるんだろうな…と、何となく分った気がしたス。

でも、あの会見はおもちろかった。

北海道の夕方の番組を見ていると、コメントを言うおじさんが、
「どうにも大人げないですね。」と言った。
石原氏に対する反論でしょうが……ふたりとも大人げない。
みたいなことを言ってたと思う。

まぁ、そういう見かたをする人もいるんだろうね。
おジョーシキジンってお方ですかい。
まぁ、他人事ってカンジで
俯瞰テキもの言いなんだろうけどぉ。
でも、
大人げないとか、大人げあるっていうのって、
どういうことなのよさ？
わざわざこの場面で言う必要があるんだろうか？？　と、
逆にＭは不愉快になったけどね。

日本人の「大人げある言動」ってのは、
要するに、言いたいことは我慢して胸におさめるのが大人ってことか。
アホくさっ。
ジョークも言わないのが大人げある人？？　
つまんねぇ～～～

で、究極、言わなきゃならないことさえも言わなくなるのが日本人。
それって、日本の国内でしか通用しないし。

今回の「もらっといてやる」発言は、色んな事を感じさせてくれる記者会見ではありました。

いやぁ～～、しかし羨ましいなぁ。
芥川賞だなんて。
Ｍも欲しいなぁ。
…って、何も書いてないのに、貰えるわけないし。

オールウェイズ3丁目の夕日に、茶川サンっていう登場人物がいて、
一生懸命、作家活動してましたっけね。
芥川賞は貰えなくても、茶川賞があれば……
…なんて。

Ｍ著「morattoiteyaru」近日発売　　　　はありません。

さっき、いつものようにザッピングしてたら、また彼の話題をやってて、
人となりを紹介してたっすよ。
毎日欠かさず執筆してたとか。
どちらかといえば、ヒッキ―なのね。
あまり外出しなさそうなカンジ。
働いたことがないってのがスゴイ。

それでも小説はかけちゃうんだ……

毎日、毎日、執筆をするって、スゴイと思う。
何にしても、努力あっての賞ってことだわ。
で、そんな努力を片手でプチっと握り潰してしまうような
「バカみたいな作品が多くて…」というチンタロ氏の発言は、
やっぱ、元作家として、ふさわしいコメントじゃないっしょ。

いや、もちろん、頑張ればいいってもんじゃないのは分るけど、
元作家なら作家らしく、言葉を選ばないと……しかも選考委員なんだからさ。
選考委員を「やめてやる」っていうのは、実際そうした方がいいと思った。

作家のいろんな「思い」ってものも、見えてくるんだろうけど、
やっぱ、自分の好みってあると思う。
どんなにうまくまとまっていても、自分の好みじゃないものって
読みながらも無意識に嫌悪感を抱いてると思う。
だって……人間だもんね。
ましてや、感性の問題だし……
政治を長くやってたら、感性が鈍ってるんじゃない？

…と、Ｍは思いましたとさ。