プラスアルファ

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不安な思いをウダウダ書き散らす日記

海の向こう

2012年01月11日 18時10分11秒 | 辛辣うだうだ放題

本日、今年度初の英会話教室。
これまた、何年習っても最初と全く同じってのも……
アホMであった。

英語を習ってはいても、単語を知らない(覚えてない)Mには、
センセーが、何言ってるかわからんしぃ~…ってカンジ。
センセーは、めっちゃネイティブ発音なんだけど、
だいたい言ってることは理解できる。
でも、単語の分らない部分はスル―。
何となくこんなこと言ってるだろう…と、勝手に理解する。

通ってはいるけど、遊びに行ってる感じ。
終わって、皆でランチに行った時には
すでに、すっぽりと頭から抜けてるしぃ。

その場では「うん、うん、なるほど」と、めっちゃ理解してるのに、
なぁんにも覚えちゃいない。

そりゃそうだ。
Mの生活に英語は全く必要ないし、使う機会もないから、
必死に覚える必要が無い。
こりゃ、まいった。

しかも、英会話を習い始めたきっかけが、これまた普通じゃないしぃ。

リウマチの症状がひどくなって、半分引きこもりになったので
人とのコミュニケーションや、体のリハビリがてら習い始めたのがきっかけだから、
絶対英語を勉強しなきゃ! という、強い意志があったわけじゃないもんね。
とりあえず、コミュニケーションと、体のリハビリにはすごく役に立ったので、
目的は完璧にクリアしたかも。
でも、英会話というこだわりを考えると、全く意味が無い。
自分で目標を持たないと、何を習っても身につかないという典型的パターン。

でも、いいの。
この英会話教室は、Mの知らない世界をセンセーが見せてくれるので、
それだけでも、とっても役に立っている。

センセーは、3ヵ月に1度は海外に行ってる。
世界中にお友達がいるので、アチコチの国に行くのデアル。
で、今回の冬休み(?)には、ブラジルのお友達のところへ行ったらしい。

3.11以降、アチコチの国に行ったときに感じたのは、
日本人であることの同情だったという。
「大変だったね」と、どこに行っても言われたらしい。

……が……

最近の海の向こうの空気は、とてもビミョ―だという。


今までは、友達の友達を紹介されたとき、
「日本から来た」というと「おぉ、日本人ですか。」と、友好的だったのに、
今回久しぶりに行って、また別な友達を紹介されたときに
「日本から来ました」と言うと
「へぇ…日本ねぇ…」みたいな感じだったと。

で、話をしていくと、日本に対する不信感が満載だったらしい。

あれから半年もたてば、海の向こう側にも
津波でさらわれた、靴とか生活用品、人の体なんかも流れついていたらしく、
そういうものがここに漂流してくるということは、
当然、原発事故後は放射能だって流れてきているはずだ と。
でも、東電も日本も日本人も、何もしていないじゃないか。
…と言うようなことを言われたらしい。

センセーも、こればかりは平身低頭ってカンジで、
何も言い返せなくて小さくなるばかりだった……と。
「私達って、被害者でもあり、加害者でもあるんだよね…」と、
センセーは寂しそうに言ってた。

いやぁ~~、現実問題として辛いっすね。
実際、海外の友人の友人からそんなこと言われたら、
反論の余地無しっすよ。

日本人として、何を言えるだろう?
「日本のトップが頭悪くてさぁ……」なんて、呆れたことを言っても
天に向かって唾するようなものだし。

そっか、海の向こうの人と頻繁にお付き合いがあれば、
そういうキビシイ現状にも耐えなくっちゃいけないだなぁ……

こりゃ、友人を作るのは国内だけにしておこう……
…ってことじゃなくて、

日本であったことは、ひとりの日本人として、
責任のあることなんだなぁ……
ケッコウ、身近なことなんだっていうことを教えられた気がスル。

そう考えたら、やっぱり政治家って面の皮が厚いね。
外交なんかだと、もっと激しく責められているはずなのに
ちっともコタエテないもんね。

すごいな。
ひどいな。

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