プラスアルファ

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不安な思いをウダウダ書き散らす日記

憧憬

2014年02月28日 11時35分35秒 | 辛辣うだうだ放題

最近、東京やら横浜あたりの図書館で、
アンネの日記とその関連書が破損されているらしい。

昨日、お昼ご飯を食べながらTVを見ていたら、
例のごとく元警察関係者が犯人像を分析していた。
てか、
単純に無作為に2~3冊の本を破損したくらいなら、
イタズラだけで済んだろうけど、
今回のこれは事件なんだぁ~。
しかも、担当するのが警視庁の捜査一課だとか。
面白いね。

いやいや、Mが面白いと感じたのは、
普通の生活をしていると、警察内部のことなど、
全くといいほど分からないし、特に知らなくても生活できるのに、
刑事ドラマの多い昨今、
嫌でも捜査一課の扱う事件が、どんな類のものかを知ってしまうところが、
本当に面白いなぁ……と。

で、捜査一課と聞いて、
最近の東京は、凶悪事件はそんなに起きてないんだ?
暇なの? 
なぁ~~んて、思った次第で。
本当はこの事件、一般のMにはわからない大きな何かがあるのでしょうねぇ。
……と、思ったり思わなかったり。

たしかに、あの時代背景は複雑だから、
その関連本を破壊する行為には、何かがあると思わせる。

アンネの日記はずいぶん昔に読んだ。
でも……、内容は覚えていない。
きっと読み返すと思い出すんだろうな。

このアンネの日記事件で、ふと思い出したのが、
「屋根裏部屋」

当時の迫害された人達には死活問題だったけど、
Mにとっての屋根裏部屋は児童書の中のファンタジー。
憧れだった。

小さい時は、そういう本をワクワクして読みあさってた。
当時読んだ「小公女」だったかなぁ?? 
薄幸の女の子や男の子の同じような内容の本が好きで、
なぜかソレ系ばかりを何冊も読んだので
何が何だか覚えていないんだけど……、

主人公の女の子が遠い親類の家に預けられて、
預けられたほうの親類も迷惑しているわけで……。

で、「今日からここがアンタの部屋だ」と言われたのが
薄汚い屋根裏部屋。
窓がひとつあるだけの狭い部屋にベッドが押し込められている。
寒くて簡素なつくりの部屋なんだけど、
主人公がそこを居心地の良い空間に作り上げていく。

家の仕事を手伝わされ、余った時間で勉強する健気な毎日。
ある日、「あなたを探していたんですよ」と、使いのものがあらわれて、
なんと彼女には、お金持ちのお爺さんがいた……ってヤツ。

挿絵もおぼろげに覚えている。
左に窓があり、街灯のほのかな明かりをたよりに、
みかん箱みたいな机で勉強してる主人公。
その横にはベッドがあるだけの部屋。

そういえば、魔女の宅急便でも屋根裏部屋が出てたけど、
あんなに大きくて居心地の良いカンジじゃなかったなぁ。
あれは格別。
薄幸の少女のいた屋根裏部屋は、その三分の一くらい。
そのサイズがまた、小さいMにウケたんだと思う。
ホント、当時はすっごい憧れてた。

そのせいか、Mは引っ越しするたびに、
小さくてこじんまりした家を選ぶ傾向にある。
そういうことだったんだ……。
いま気付いたし!!!
マジか……。


で、Mも本当は継母に育てられていて、
いつか、お金持ちのお爺さんの使いが来るものだと思って、
毎日待ってたデスよ……。


夢破れたり。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 







 

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