昨日、ものすごく久しぶりにライブに行った。
……というか、
よく考えてみると、今年初めてのライブだっ!!
2014年のライブ初めは「小椋 佳」デあ~~る。
Mが小椋佳の歌に出会ったのは、
中学生の頃。
当時は深夜ラジオを聞くのが楽しみで、
毎晩眠たいのを我慢して聞いていた。
(小椋佳がDJだったとかではなくね)
なんだか懐かしい。
小椋佳の曲はよく流れていた。
今でこそJポップとか言うけど、
当時はフォーク・ロックというジャンルがあって、
邦楽では甲斐バンドの大ファンだった。
もっと大ファンになったハマショーはその後なのよさ。
他にも好きだったのが、
ふきのとう、さだまさし、陽水、オフコース……、
ん~~っと、え~~っと、あとまだいたけど思い出せない。
「モーリス持てばスーパースターも夢じゃない」
なんてCMがあって、Mよりも年上のお兄ちゃん、お姉ちゃんが
ギターを持って歌っていたのに憧れて、
Mも、ちゃっかりギターを買ってもらった。
……未だ簡単なコードしか弾けないケド。
あの当時は、本当にM好みの音楽が溢れてた。
そして、その好きなアーティストの中に小椋佳もいた。
♪少しは私に愛をください を聞いたときに、
線が細くてモノカナシイ大人の女性を思い浮かべてたっけ。
小椋佳の詩と、淡々とした歌声がマッチしていて良いのよね。
遮断機が上がり振りむいたキミはもう大人の顔をしているだろう とか、
サヨナラを書こうとした口紅が折れてはじけた とか、
当時のMは、大人の男の人の書く詩に惚れたですねぇ……。
で、今回のライブ。
年齢層の高さに驚いた。
前にライブを見たのはいつだったろう?
あの時は全く感じなかったのに、今回はものすごく感じた。
めっちゃ高い!!
そうだよね、小椋佳が古希と言っていたから、
ファンも同世代なのかな。
でも、音楽に年齢は関係ないし。
Mも体力的には仲間だし……というか、
体力はまだまだ十分じゃないので、ヘタしたらMのほうが年上だったりして。
昔の歌は全部懐かしく聞いた。
最近の歌はわからないけど、やっぱり「小椋佳」ってカンジのメロディーで、
期待を裏切らない。
てか、彼がステージに出てきた時、左手に白いものが見えた。
前から8列目だったのでビミョ~に見えていて、
あれ? 手袋? まさか軍手ぢゃないよね……とか、
あ……包帯巻いてる? 雪で滑って転んだとか? なんてアレコレ考えていたら、
やはりMCで言ってた。
先週東京で降った雪で滑って転んでしまいまして……と。
左手首骨折らしい。ぷ! ←あ、笑っちゃいけない。
スニーカーでウオーキングに行こうとして、やらかしたらしいけど、
ったく、これだから都会もんは困るね。
雪をナメテたらいかんよ!!
何年か前に大病して、今回は骨折までして、
古希になった小椋佳さんのライブ。
ライブっていうのは、本当に良いものだわ。
なにやら、『生前葬』とかいうライブを9月にやるらしいけど、
引退なんて考えちゃうんだ……。
たしかに、もう体に鞭打ってドサ周りなんかしなくても、
悠々自適生活は十分にできるもんね。
言葉の端々に好々爺を醸し出したりして、
同世代と一緒になって引退なんか考えたりしてるご様子。
でも、
感性が普通の70歳より若いのよね。
だから、引退なんかするのは勿体ないってMは思うし、
ファンの要望はご本人の思惑とはベツモノ。
死ぬまでやって! と、鬼のように思うものデありますよ。
体と相談しがてらでいいから、また札幌にライブに来てもらいたいなぁ。
ライブが見たかったら東京に来なさいと言われそうだけど、
東京、いつ大地震が来るかわからないから行きたくないの。
我がままなMは「来てほしいわ~~」とねだる。
できれば細くてもいいから長くやってほしいなぁ。
……と、昨日のライブを見てMは思った。
オニ!