本人をそっくり模写しているわけでもないのに、
「ちょっと風邪気味で……」
なんて言われちゃえば、それでまんまと引っ掛かる。
ケータイの番号が変わったと言われても、
必ず前の番号に電話して確かめましょう。
とか、
ゆうパックでは現金を送らないように。
とか言われても、
それでもなお引っ掛かる。
今は見知らぬ他人へ、現金を直接手渡ししてるし。
そこまで信用するか?
まぁ、親の心理としてわからないでもない。
息子や娘に何かあったと思えば、
やっぱり慌ててしまうかも。
とはいえ、やっぱそこは自分の子どもといえども、
社会的にはひとりの大人なんだと冷静に考えなきゃね。
普段から忙しい人って、なかなかケータイに出ないし、
メールしてもレスポンスが悪いと、確かめようがない。
てのは、Mの息子なんだけど。
だから、Mに息子の模写して電話がきたら、
お金は無いけど、借金してまで送金しちゃうかも。
あぶない・あぶない。
とにかくこちらから連絡して確認。
ケータイがダメなら、会社に直接電話して確かめる。
相手からの連絡ではなく、こちらからの連絡で確かめる。
ってことを肝に銘じておかなければ。
まぁ、M家にお金があるわけないから、
そんな電話がくるなんて思えないけどさ。
しかし、
模写しなくても、なりすますことが出来るって、
一番最初に誰が考えたんだか、ある意味賢い。
賢いのに犯罪に走ってしまったところが残念だったね……。
イマドキの劇場型犯罪ってのは、すでに二番煎じ、三番煎じで、
ただのバカ集団だし。
そんなバカに引っ掛かったとしたら、プライド傷つくだろうなぁ……。