歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

鬼百合

2011年07月17日 | 徒然 -tzure-zure-
今日も猛暑。

連休の中日だそうですが、会社に来ています。

うちにはクーラー無いけど会社ならクーラーあるし。

、っていうわけでは無いです。

、っていう設定です。




会社の庭のユリが咲きました。

鬼百合(オニユリ)でした。



これが




こんなふうに。

いつ何度見ても、毒々しい黒斑点。そして色合い!
オレンジに黒い斑点だなんて、おぞましい毒虫みたい。

だけど、太陽に透かしたオレンジのすっとカールするラインの光沢が、時に涼やかにも見えたりするから、

花ってやっぱり 不思議。




唯一「ムカゴ」が出来るユリで、

それがポロポロっと零れ落ちて、株が増えていく。

そんな野生の力あふれるユリです。



葉元についてるのが、ムカゴ。




いやあ、

暑いですね。

昨日、
ずいぶん長く関わった気がする、熊谷の灼熱な庭現場が ようやく ひと段落しました。
そして、
またひとつ、「歌庭」が出来て、消えて。

はー、やっと終わった。


どっしり背負っていた肩の荷がいくつかまとめて下ろせた。
今日は、そんな感じです。



終わってしまえば、まるで白昼夢だったかのよう。





おまけ。



おととい金曜日に、おおわらわで駆け込んだ お茶のお稽古で出たお菓子。

「虹の架け橋」という御銘でした。


翌日のライブ本番に備えて、お濃茶で目を醒まして、心を静めて、景気づけ。

その夜なかなか寝付けなくて寝不足になってしまったのは、お茶のせいじゃなくて、ひと仕事の前の、緊張のせい。





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