歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

夜花朝花

2011年07月03日 | 徒然 -tzure-zure-
土曜日の帰り道。

いつもの、湖のある公園を通ります。




電灯の足元には



ちらばった光りの粒みたいに



ギンバイカ。



その、葉っぱの甘いさわやかな香りがとても好きで、よく使っているくせに
咲くまで なかなか気づかなかったけど、

銀梅花だったのか。


今咲き誇っています。

自分が植えたお庭でも、咲いてくれているかしらん。







夏に野山にひっそり咲く、野趣ある花。といったら、
やっぱり白い花。


リョウブの白い花とか。

これもまた、この公園に植わっていたなんて、
花が咲くまで気が付かなかった。





野趣ある樹木っつったら、えてして、花が無いときは地味なもの。



そして、

闇の中の、アガパンサス。



見えるかな。闇夜にぼんやり浮かぶ、幻の青。


この前、写真を載せたくても撮れなくて載せられなかったので。








日曜日。




過ごしやすい曇り空の朝。




ヤマモモの実がいっぱい落ちてた。

関東以南の、もっと温かいエリアでは見かけるヤマモモ。

東京でも見かけるとは、思わなかった。




社長が出張なので、代わりに日曜出勤中。

日曜なので、少しのんびりモード。
まずは庭の花に水遣り。



ガウラ(白蝶草)が、ひとつ、ふたつ、と、
咲き始めました。





ぐんぐん伸びているユリ。
蕾も出来て、
そろそろ咲いてくれるはず。



ヘヴンリーブルー。

西洋朝顔。


名前にたがわず。

目の醒めるような、

体の中まで清められるような、

澄んだ青。

蕾や、青の裏側は、ブルースター(オキシペタルム)と同じように、
やっぱり



綺麗なピンク。

青とピンクは表裏一体のセットらしい。







青とピンクを吸い込む「芯」は、白。

朝の光も吸い込んで、ほんのりと、光っているようです。






怒涛の上半期が終わって、ひと段落だな。仕事も無くなってきたかな。

なんて思ってたけど、七月、
気づけば 休みがほとんど無い。


代わりに、

降って沸くように舞い込んで来る仕事の話は、
なんだか、同一直線上にあるようで、
一段階、レベルアップしたような。。次元が上がったかのような。。

あれ、なんかステージが変わった気がする。って、
感じられるような。

抽象的に言うと、そんな感じです。


目に留まり、こうして書いている「ヘヴンリーブルー」のグラデーションさえも、
どこか、暗示的なような。


そんな、
静かに、胸の裡密かにドキドキするような、
ひんやり淡いながらも「芯」に甘く強い‘予感’をはらんだ展開を
迎えています。





最新の画像もっと見る

post a comment