たいていのことは、ほんとに頑張れば、なんとかなる。
夢は、けっこう、叶う。
、と、思っている。
しかし
どうしても叶えられない夢 というものも、ある。
残念ながら、それは、ある。
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*
100を願って
それを叶えるべく
10000のことを為した として。
努力は それ相応に報われて
それ相応に、100 というゴールに 確実に、近づいてゆける。
近づける、けれど。
70くらいまで到達したところで
どうしても越えられない
壁
あるいは 溝
もしくは 谷
自分ではもはやどう足掻いても藻掻いても太刀打ち出来ない
絶望的なハードルに 阻まれることがある。
ああ。
ここまでなんだ これより先はもう だめなんだ
何を どうやっても。
と
うちひしがれることに、なる。
自分の無力さ というよりも
自分ではどうにもできない、もっと大きな、世界の仕組みのようなものに対して。
誰しもあることだろう。
そういうことは、必ず起こることだろう。
信じて頑張ったなら、なおさら。
わずかでも信じられる可能性があったのなら、なおさら。
*
願えば叶う。
努力すれば叶う。
そんなふうに
全てが全て、自分の都合の良いように、巡ってくれるなら。
10000の課題をこなせば、ちゃんと100点もらえます。
そんなふうに
あれもこれもが 大変わかりやすい、進化論的な、
物理的に安易なる一生なら。
、、あれ?
「楽」、かな。
そんな一生って。
それって、楽しい一生かな?
うそうそ。
そんなの、望んでない。
*
結果として
70までしか、行けなかった。
そこで、ズバン!
終わった。
、、だけど。
確かに「終わった」けど、
だからって、
「無かったこと」にする必要は無い。
ゼロにする必要は、無い。
もう忘れなきゃ
なんて
忘れ去る必要は、無い。
もう先へ進まなきゃ
過去は棄てなきゃ
なんて
忘れ去ろうと頑張る必要なんて、無い。
それまでの自分を殺す必要なんて、無い。
今の今まで
或るゴールのために係(かかずら)った 10000の奮闘や
その過程で味わった 昂りや いろんな揺れ動きや
初めて感じられたことや
とろけるほど 楽しかったことや。
悶えるほど 苦しかったことや、
貫かれるほど 哀しかったことも。
何かを得た満足感 のようなものや、
何かを失った虚無感 のようなものも。
足りなかった30を 嘆くあまりに、
もうぜんぶ、
そんな過去はぜんぶ無かったことにしよう
今までの70を、抹消しよう。
、なんて、
無駄に 頑張る必要は、
全然無い。
というか、
そんなことに時間を割いている暇は、ぜんぜん無い。
生き続けることは、
積み重ね続けること。
生き続けることは、
死ぬまで 積もり重なり続けるということ。
幸か不幸か
ひとつの塵っぽけなことすらも 消すことはできない。ということ。
*
期せずして 心に身体に刻まれて蓄えられた 総ての出来事は、
しっかりと 血と肉となり。
時に 垂れ流されながら
また 新しく蓄えられて。
「自らの心と身体を動かして得た経験、豊かな思い出は、
この先の未来に進むためのエネルギーになるのです。」
そういう
すでに 言われ尽くされた、ありふれたようなことを 言いたいのでは、多分、なくて。
*
70まで、行けた。
100には、行けなかった。
71にも、行けないらしい。
70.000000001にすら、行けないらしい。
だけど、
すでに、0じゃない。
20でもない。
50でもない。
69でもない。
一応、
進展は、したわけだから。
それで、
70までは、“高み”にのぼれたわけだから。
奮闘を始める前の 「0」の状態よりは、
70も!ずいぶん豊かに、より良くなったわけだ。
、、では、
この先は?
どうするのが 一番、幸せ?
、、ということを、じっくり考えた時に。。
*
「ゼロにする」
では、決して、無い。
後戻りなど、そもそも、有り得ない。
、、ならば。
*
70を、キープしていけばいいんじゃないか?
70という
自分の「ベスト」をキープすることにすれば、いいんじゃないか?
*
ゼロの時の目標は 確かに 100を設定していたけど、
自分の到達できたゴールが、結果的に、70だったのなら。
それが、ベストであり、
自分にとっては、本当の意味でのゴールだった、というわけだろう?
70だと思っているものが、要するに、この上ない「ベスト」というのがわかったのなら。
これより上の有り得ない「ベスト」に、どうやら到達したらしいというのが、わかったのなら。
到達できたゴールが 70であるならば
70 という「高み」を保ちながら、
この先ずっと、進めるだけ進んでゆけばいいんじゃないか?
69に 後ずさることもなく。
71へと 欲張ることもせず。
だって、
100を目指して果たした10000、やれるだけのことをやった結果の、
70という「高み」なんだもの。
その70は、100の価値があるだろう?
*
何があったのか
何を思ったのか
何を言いたいのか
直截的に言ってしまわないように
でも 今感じている何かをなんとなくでも伝えたいと思うと
こういう
写真も付けにくい、至極 抽象的なことになるけれど。
要するに、
なんかやっと、吹っ切れた気がするのです。
2011年になって、スタートダッシュしてしまいました。
全速力で駆け上がるだけ駆け上がって、ズコーッ!と、岸壁から落っこちるところまで。
それで得られた、70。
確かに、進展した証しの、70。
この「70」という到達地点を、十分に活かして、楽しんで、
生きていこう、と。
いま、そういう地点。
*
この先。
この問題に関しては、もう70でオッケー。
それでは、
また別のベクトルに、向きを変えよう。
また別のベクトルにおける、100をもとめて。
*
今度は何処まで行けるだろう。
43?
99?
それはまだ、わからない。
そんなことをまた、繰り返して。
くるくると、転がり続けよう、と。
今そういうことを考え出したら、
にわか、むくむく、
この先が、面白くなってきた。
また新しい可能性。
まだ見ず知らずの、思い描くことも出来ない夢物語。
*
この心に身体に
確かに起きた出来事は、消えないだろう。
願えど叶わなかった夢物語は、消えて行くだろう。
手を振るべきは、過去ではなくて、未来の可能性。
護るべきは、大切な過去。
慈しむべきは、己。
愛おしむべきは、
かけがえの無い、
現在地点に至るまでに残した 己のあしあとの
全て。
滅茶苦茶に彷徨って
支離滅裂に踏み散らした 無数の足痕の、
すべて。
その道すがら、道すがらに、
わらってくれて居た花や、
正しい歌や、
やさしい人の、やさしい言葉や、
こんな自分の中にさえ
確かに溢れていた きらきらしたもの、
その、
ひとつひとつを。
*
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愛惜しみながら。
*
夢は、けっこう、叶う。
、と、思っている。
しかし
どうしても叶えられない夢 というものも、ある。
残念ながら、それは、ある。
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*
100を願って
それを叶えるべく
10000のことを為した として。
努力は それ相応に報われて
それ相応に、100 というゴールに 確実に、近づいてゆける。
近づける、けれど。
70くらいまで到達したところで
どうしても越えられない
壁
あるいは 溝
もしくは 谷
自分ではもはやどう足掻いても藻掻いても太刀打ち出来ない
絶望的なハードルに 阻まれることがある。
ああ。
ここまでなんだ これより先はもう だめなんだ
何を どうやっても。
と
うちひしがれることに、なる。
自分の無力さ というよりも
自分ではどうにもできない、もっと大きな、世界の仕組みのようなものに対して。
誰しもあることだろう。
そういうことは、必ず起こることだろう。
信じて頑張ったなら、なおさら。
わずかでも信じられる可能性があったのなら、なおさら。
*
願えば叶う。
努力すれば叶う。
そんなふうに
全てが全て、自分の都合の良いように、巡ってくれるなら。
10000の課題をこなせば、ちゃんと100点もらえます。
そんなふうに
あれもこれもが 大変わかりやすい、進化論的な、
物理的に安易なる一生なら。
、、あれ?
「楽」、かな。
そんな一生って。
それって、楽しい一生かな?
うそうそ。
そんなの、望んでない。
*
結果として
70までしか、行けなかった。
そこで、ズバン!
終わった。
、、だけど。
確かに「終わった」けど、
だからって、
「無かったこと」にする必要は無い。
ゼロにする必要は、無い。
もう忘れなきゃ
なんて
忘れ去る必要は、無い。
もう先へ進まなきゃ
過去は棄てなきゃ
なんて
忘れ去ろうと頑張る必要なんて、無い。
それまでの自分を殺す必要なんて、無い。
今の今まで
或るゴールのために係(かかずら)った 10000の奮闘や
その過程で味わった 昂りや いろんな揺れ動きや
初めて感じられたことや
とろけるほど 楽しかったことや。
悶えるほど 苦しかったことや、
貫かれるほど 哀しかったことも。
何かを得た満足感 のようなものや、
何かを失った虚無感 のようなものも。
足りなかった30を 嘆くあまりに、
もうぜんぶ、
そんな過去はぜんぶ無かったことにしよう
今までの70を、抹消しよう。
、なんて、
無駄に 頑張る必要は、
全然無い。
というか、
そんなことに時間を割いている暇は、ぜんぜん無い。
生き続けることは、
積み重ね続けること。
生き続けることは、
死ぬまで 積もり重なり続けるということ。
幸か不幸か
ひとつの塵っぽけなことすらも 消すことはできない。ということ。
*
期せずして 心に身体に刻まれて蓄えられた 総ての出来事は、
しっかりと 血と肉となり。
時に 垂れ流されながら
また 新しく蓄えられて。
「自らの心と身体を動かして得た経験、豊かな思い出は、
この先の未来に進むためのエネルギーになるのです。」
そういう
すでに 言われ尽くされた、ありふれたようなことを 言いたいのでは、多分、なくて。
*
70まで、行けた。
100には、行けなかった。
71にも、行けないらしい。
70.000000001にすら、行けないらしい。
だけど、
すでに、0じゃない。
20でもない。
50でもない。
69でもない。
一応、
進展は、したわけだから。
それで、
70までは、“高み”にのぼれたわけだから。
奮闘を始める前の 「0」の状態よりは、
70も!ずいぶん豊かに、より良くなったわけだ。
、、では、
この先は?
どうするのが 一番、幸せ?
、、ということを、じっくり考えた時に。。
*
「ゼロにする」
では、決して、無い。
後戻りなど、そもそも、有り得ない。
、、ならば。
*
70を、キープしていけばいいんじゃないか?
70という
自分の「ベスト」をキープすることにすれば、いいんじゃないか?
*
ゼロの時の目標は 確かに 100を設定していたけど、
自分の到達できたゴールが、結果的に、70だったのなら。
それが、ベストであり、
自分にとっては、本当の意味でのゴールだった、というわけだろう?
70だと思っているものが、要するに、この上ない「ベスト」というのがわかったのなら。
これより上の有り得ない「ベスト」に、どうやら到達したらしいというのが、わかったのなら。
到達できたゴールが 70であるならば
70 という「高み」を保ちながら、
この先ずっと、進めるだけ進んでゆけばいいんじゃないか?
69に 後ずさることもなく。
71へと 欲張ることもせず。
だって、
100を目指して果たした10000、やれるだけのことをやった結果の、
70という「高み」なんだもの。
その70は、100の価値があるだろう?
*
何があったのか
何を思ったのか
何を言いたいのか
直截的に言ってしまわないように
でも 今感じている何かをなんとなくでも伝えたいと思うと
こういう
写真も付けにくい、至極 抽象的なことになるけれど。
要するに、
なんかやっと、吹っ切れた気がするのです。
2011年になって、スタートダッシュしてしまいました。
全速力で駆け上がるだけ駆け上がって、ズコーッ!と、岸壁から落っこちるところまで。
それで得られた、70。
確かに、進展した証しの、70。
この「70」という到達地点を、十分に活かして、楽しんで、
生きていこう、と。
いま、そういう地点。
*
この先。
この問題に関しては、もう70でオッケー。
それでは、
また別のベクトルに、向きを変えよう。
また別のベクトルにおける、100をもとめて。
*
今度は何処まで行けるだろう。
43?
99?
それはまだ、わからない。
そんなことをまた、繰り返して。
くるくると、転がり続けよう、と。
今そういうことを考え出したら、
にわか、むくむく、
この先が、面白くなってきた。
また新しい可能性。
まだ見ず知らずの、思い描くことも出来ない夢物語。
*
この心に身体に
確かに起きた出来事は、消えないだろう。
願えど叶わなかった夢物語は、消えて行くだろう。
手を振るべきは、過去ではなくて、未来の可能性。
護るべきは、大切な過去。
慈しむべきは、己。
愛おしむべきは、
かけがえの無い、
現在地点に至るまでに残した 己のあしあとの
全て。
滅茶苦茶に彷徨って
支離滅裂に踏み散らした 無数の足痕の、
すべて。
その道すがら、道すがらに、
わらってくれて居た花や、
正しい歌や、
やさしい人の、やさしい言葉や、
こんな自分の中にさえ
確かに溢れていた きらきらしたもの、
その、
ひとつひとつを。
*
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愛惜しみながら。
*
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