サンタの写真日記

田舎の広告写真屋、サンタの写真日記。

南魚沼市雪まつり

2008年02月23日 18時17分12秒 | 撮影日記
十日町雪まつり一週間前の2/9土、雪の降るなか「南魚沼市雪まつり」を撮影。

ポスターやパンフに使う写真を撮りにほぼ毎年行っている。

合併前は「六日町雪まつり」だったが、合併したらゴロが悪い長い名前になった。
合併前とたいしてやってることは変わらないんだし、まつりの中心になっているのも旧六日町の人たち。
気をつかってるんだなぁ…。

塩沢には「雪譜まつり」、浦佐には「毘沙門天裸押し合い祭り」があるから、堂々と「六日町雪まつり」でいいのに。


↑十日町と違い、六日町の雪まつりは坂戸橋上流左岸のひとつの広場で開催。
かなり広く、人出も多い。屋台の数も種類も多く、十日町より充実している。


↑町内ごとのほんやら洞が並び、雪国情緒満点。
重機で外形をつくり、中は人力で掘る。


↑ほんやら洞脇のテントでは町内ごとに地酒や漬物、汁物などを振る舞う。
基本的に無料だが、「気持ち」として小銭を賽銭箱に入れる仕組み。


↑「南魚沼の昔語り」劇画調の絵を投影しながら地元の昔話を語っていた。
前はなかったので、新企画なのだろう。
ホラーではないが、語っているお年寄りの声がちょっと怖かった。


↑きれいな光のオブジェ?

ほんやら洞や屋台の通りの突き当たりに雪のステージがあり、郷土芸能や様々な催しが行われている。
十日町は1時間半だが、六日町は3時間。
正直長くて全部見る人は少ない。


↑郷土芸能「御実城太鼓」
若い人が多い。うまく継承されているようだ。


↑「上田五十騎」
今年の大河ドラマ「天地人」ゆかりの地ということで、盛り上がっていた。
ヨロイカブトを身にまとっている人たちは地元のエライ方々らしい。
名誉職なのだろうけど、似合わない人もいる。
足下が危ない高齢の武士もいた。




↑八海高校「長刀(なぎなた)部」の演技。
長刀部は全国でも珍しい。
雪の舞台と相まって、これが一番良かった。


↑フィナーレ。
この夜の花火は少なめ。
でも、翌日の夜は「フェニックス」と称して大きいのをあげたらしい。

今年は翌日の夜もステージを使った催しがある。

10日の夜には、我が高野千恵ちゃんも出演。

ちなみに雪の舞台は、全部雪ではありませんでした。
左の高い塔と中央の門は、発泡スチロールや白ベニヤで作られている。

雪像部分の水平、垂直、面のなめらかさやエッジのシャープさもイマイチ。

十日町のステージがいかに緻密できれいに仕上げているか実感する。


六日町の雪まつりで十日町の人に会うことは、まずない。

来年60回を迎える十日町雪まつり。

良いところ、改善すべきところを学ぶにも、他地域の雪まつりを見ることは大切だろう。

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十日町「豪雪」まつり 雪上茶室編

2008年02月21日 00時25分59秒 | 撮影日記
2/17日、十日町高校のグランド「コミニィティーひろば」へ。

昨年までは青年会議所のメンバーとして、このひろばを運営していた。

3日間で135cmという大雪のなかで、さぞ大変だったことだろう。

本部へいって「テントを潰さなかっただけエライ!!」と激励した。

ひろばのメインは雪上茶室。


↑茶室にきた「新潟県きものの女王」のみなさん。
大雪に困惑気味。


↑抹茶を運ぶ地元服部社中のお姉様方。


↑何度も往復して、2時間で約500杯の抹茶をサービスする。

今年の茶室チーフは造園会社の宮内君。
大きくいいカタチの岩が印象的な茶室だったのに、この雪でせっかくの岩が雪山になってしまった。

昨年は少雪で岩をつくる雪もなかった。

自然は意地悪で、なかなかちょうど良く降ってくれない。

そんな自然を体感できる我々は、ある意味シアワセせなのかも…。

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十日町「豪雪」まつり カーニバル編

2008年02月20日 23時36分12秒 | 撮影日記
2/16土、十日町雪まつりのメイン、雪上カーニバルの撮影。

会場最後部のカメラマン席へ行く。

ここはちょっと小高く、屋根付き。
少々の雪は大丈夫。

4×5サイズのポジフィルムを撮る大判カメラと、一眼デジカメの2台を設置。

デジカメはアシスタントに連れて行った新入社員の水落君にシャッターを押してもらい、ワタシは4×5で撮影。
タングステンの4×5ポジはISO64しかないので、ムリヤリ増感することを想定しながら撮る。

少雪だった昨年と違い、今年は雪も多く雪像も白くてキレイ。

雪も小降りでこのままならいい写真が撮れそうだ。


↑前半のきものショー。
毎年、毎回、安定したカタクナな演出。
大半の観客は遠くてどんな絵柄なのかわからない。

ファッションショーみたいにステージのど真ん中から会場の後ろまで雪の舞台をせり出して歩いたらどうだろう。
世界一長距離を歩くファッションショーでギネスに載るかも。

浜田省吾のコンサートみたいに、後半はセンターステージでやっちゃうとか…。



↑JA十日町のたいまつ踊り?
農協の職員がなぜたいまつなのか?
稲ワラでももったらどうか。

意味はよく分からないけど、キレイだった。


今年のメインゲストは鳥羽一郎と坂本冬美。

鳥羽一郎が歌ったあたりまで雪は小降りだったが、坂本冬美が「もっと降ればいいのに!!」と発言した途端、降りが強まった。


↑坂本冬美の2曲目。
大粒のドカ雪が降ってきて、視界が悪くなってきた。

ヤバイ、もうすぐ肝心のフィナーレなのに雪が弱まらない。

それどろこか、ますます強く降ってきた。

息苦しく感じるほど雪の密度が濃い。

ほとんど前が見えないままフィナーレに突入。

カメラマン席は「エーッ、ウソー」「何にも写んねーぞ」「チョット、待ってよー」と大騒ぎ。

ほとんどのカメラマンはフィナーレの写真一枚撮ればいいと思って来ている。
実際、使われたり、売れたりする写真はこのシーンだけなのだ。

しかし…。


↑今年の「豪雪」まつりのフィナーレ。
一応撮ったけど、使えない。
ぼんやり黒っぽいのが雪。

空気中の雪の密度がハンパじゃない。

20年以上このシーンを撮影しているけど、こんなの初めて。
50年通っている人も「記憶にない」といっていた。

4×5も撮ったけど現像する気にならない…。

ちなみに昨年はこんな感じ。

ことしのパネルはフィナーレの写真が使えない…。どうしよう。
きものショーのシーンか…雪まつり事務局と相談しなければ…。

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祝!! ブログ村 新潟情報 1位

2008年02月20日 11時15分11秒 | その他
2/20、ブログランキングサイト「ブログ村」の新潟情報をチェックしたらナント「サンタの写真日記」が1位になっていました。

文末のクリックに御協力していただいた皆様、ありがとうございます。

ランキングは、見ているブログからランキングサイトのページにリンクで飛んだときにポイントが加算される仕組みです。

見ていただいているだけではランキングには反映されません。

今後も、文末にあるリンクを一瞬ポチッと押していただければ幸いです。

あまり怠けず更新していきたいと思います。

ほったらかしにするとランクも下がるので、がんばります。

ご近所のユウシ先輩運営のプログ「仁田・熊野社神輿会」も「プログ村」に参加中です。
こちらもよろしく。

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十日町「豪雪」まつり 仁田ひろば編

2008年02月19日 00時38分22秒 | 撮影日記
2/15金、地元仁田熊野社神輿会の雪像が完成。

例年3月のかわにし雪まつりに出品していたが、今年は十日町雪まつりにひろばと雪像をエントリー。

大地の芸術祭でお世話になった作家の関口恒男さんに図案を依頼。

それをもとに約一週間かけて製作。


↑タイトルは「DNA」。
なにか意味深いのだろうけど、よく解らないまま作った。

筒状の外壁に恐竜から現代人まで、生物の進化を刻んだ。

ワタシの担当はマンモス。
ゾウになりそうで焦ったが、毛深くしたらマンモスらしく見えてきた。


↑DNAは二重のラセン構造になっていることから、円柱にラセン状の通路を掘り、ヒトの顔を凹凸に。
ホントは顔をロウソクでライトアップするという作家の構想だったが、雪以外での表現は禁止なので断念。

夜9:30の審査予定が30分遅れ、10:00に審査員御一行が到着。
説明30秒、審査3分でアッという間に審査終了。

製作一週間。

審査たったの3分…。

しかも無言…。

雪像づくりは、雪のようにはかなく、せつない。


↑審査も終わり、記念撮影。
雪が降りすぎて、顔がよく見えない。


審査結果を待ちつつ、ほんやら洞で慰労会。


↑仁田名物の広いほんやら洞。
毎晩作業後、地炉(囲炉裏)と酒で、冷えたカラダを温める。

煙くて目が痛いが、酔ってくるとあまり気にならない。


↑酒は竹筒で燗をする。盃も竹製。
辛口の松乃井が少しまろやかになり美味い。


↑酒の燗担当は、地炉の番人チョーさん。
「おーい、酒くれー」と頼むと、嬉しそうに注いでくれる。


↑燗酒で温まったら、お次は松乃井の吟醸生を冷やで。
これがまた美味い。

深夜0時に審査結果が出た。

「入選」という名の参加賞。
まぁ、そうだろうとは思っていたけど残念。

来年は入賞目指してがんばろう。

ちなみに、ほんやら洞は3月1日、2日の「かわにし雪まつり」にも開放する予定。
場所は十日町市仁田、割烹おかめさん向かいです。
どなたでも歓迎いたします。
是非お越しください。

仁田雪まつり広場の様子は仁田熊野社神輿会のブログに詳しく掲載されています。

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雪まつり地酒ワンカップ

2008年02月14日 16時56分15秒 | 撮影日記
十日町雪まつりの地酒ワンカップ用ラベルを作った。

市内の宮幸酒店さんから依頼を受け、180mlのワンカップ用と720mlの4合ビン用を制作。

すでに発売されていて、宮幸さんの店頭で撮らせてもらった。

中身の酒は「松乃井」と「天神囃子」。


↑ワンカップ。
松乃井は雪上茶室の写真。
天神囃子はカーニバルの写真を使用。


↑こちらは4合ビン。
中身はどちらも本醸造。

雪まつり当日は十日町高校グランドのコミニィティーひろばに出店して「生酒」のはかり売りもする。

本醸造、生酒とも数十本の数量限定販売。

レアものです。是非どうぞ。

お問い合せは 宮幸酒店 TEL025-752-2558
お店は十日町高校グランドの向かい側です。

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「光の館」ジェームズ・タレル来日

2008年02月14日 09時49分58秒 | 大地の芸術祭
2/5、「光の館」の設計者であり現代アート作家のジェームズ・タレル氏の歓迎会へ。

「大地の芸術祭」と「光の館」にはちよっと関係しているので声をかけていただいた。
滅多にない機会なので「はい喜んで」と出席した。

冬に訪れるのは久しぶり。
ライトアップされた大きな階段が出迎える。(トップ写真)

タレル氏は2000年の大地の芸術祭の作品で「光の館」を設計し、「泊まれるアート作品」として現在まで多くの話題と人気を呼んでいる。
地元アメリカでは火山を使ったアート作品『ローデン・クレーター』が有名。日本にも金沢の21世紀美術館や香川直島の地中美術館に彼の作品がある。

今回の来日はそれらを回り、最後に十日町の「光の館」を訪れたもの。

当時からの関係者20名ほどが集まり、にぎやかに宴をひらいた。


↑祝い唄「天神囃子」の音頭をとる井川さん。


↑タレル氏。見事なおヒゲ。
まるでカーネルサンダースかサンタクロースのよう。


↑豪快に酒を飲むタレル氏。
日本酒大好きで、2升くらいイケルらしい。
奥にいるきもの姿の女性は、光の館初代管理人「ちゃもっこ屋鄙歌」の奥平さん。


↑料理は割烹「花田」から田舎料理の仕出しと、みなさん持ち寄りの漬物など。

光の館には調理人はいない。
自炊か地元の料理屋さんから仕出しをとる。


↑浴室の入口。
風呂も光のアート。
浸かった水面下のカラダがブラックライトで光る。


↑トイレの洗面。
こちらもアートっぽい。


↑現在の管理人のお二人と。

宴会が終わり、我々は二次会へ。

タレル氏は光の館にお泊まり。
翌朝5時起床で、新潟空港から韓国へ向かった。


200年の大地の芸術祭以来、光の館は週末はもちろん平日でも宿泊利用がある人気作品。
冬も営業しています。
泊まらなくても、日中は見学も可能。

まだ、見ていない方、泊まっていない方は是非どうぞ。

サンタの写真日記 光の館関連ページ

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十日町雪まつりカーニパル舞台製作

2008年02月12日 00時10分28秒 | 撮影日記
2/8、仕事の用があって、カーニパル会場の製作現場へ。

十日町雪まつりのカーニバル舞台雪像は建設業協会の青年部が製作している。

1980年からの歴代のカーニバル舞台のパネルを複写する仕事があって、現場事務所におじゃました。

トップの写真は2/8現在の製作風景。



↑現場事務所。
横断幕は今年サンタで作らせてもらった。


↑今年の舞台の模型を粘土で作ってあった。
よくできていた。
中央の人物像は児玉部会長のミニチュア。
人と建物の縮尺はかなり違う。


↑完成イメージはこんな感じ。
舞台名:「雪のふるさと、雅の想い」(モチーフ:平安京・大内裏)


↑ダンプ1,500台以上の雪を運んで舞台を作る。
最初は排雪を運び、後半は新雪を入れている。


↑現場事務所から測量し、無線で現場に数センチ単位で指示を出す。
鈴木土建のコーサク君が一生懸命やっていた。

十日町雪まつりは2/15金~2/17日の開催
↓詳しい情報はこちら
十日町雪まつりホームページ

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全国高等学校スキー大会in十日町 その6

2008年02月11日 06時47分49秒 | 撮影日記
2/7、インターハイのつづき。

女子リレーの次は11:30スタートの男子10km×4リレー。

この競技も十日町総合高校、十日町高校ともに出場。
果たして、地元勢の男女ダブル優勝なるか。

観客の数も減ることなく相変わらず多い。


↑女子と同じく横一線に並んでの一斉にスタート。



↑力強いストックワークで、どんどんカメラに迫ってくる。
迫力満点。競馬の第4コーナーみたいな絵になった。


↑我が母校十日町高校。
1走齋木から2走金沢へ15位でタッチ。


↑1走緒方、2走高橋までトップを走った十日町総合高校。
期待したが3、4走でペースダウンし19位に終わった。

十日町総合高校は男子クロカン部員が3人しかいなくてリレーチームが組めない。
でも、どうしてもリレーに出場したかったため、陸上部から一人借りてなんとか4人のチームを作って出場。
陸上部の即席クロカン選手をアンカーにしたため、順位を落としたのも仕方ない。



↑中継ゾーンで出番を待つ北北海道・留萌高校の3走祐川選手。
待っている姿に余裕があり、カッコよかったので撮った。
この後走り、区間2位の好走。
アルペンもそうだけど、クロカンも強い選手は立っているだけでも絵になるのだ。



↑十日町高校3走宮沢選手。
区間一位の走りで4人抜き、3位まで押し上げる。

男子もメダルの期待が高まり、会場内は大声援。


↑第4走のトップ争い。
No.4鷹巣農林近藤選手とNo.3留萌高校米倉選手とのデットヒート。


↑優勝は秋田・鷹巣農林。(左)2位、北北海道・留萌。
ゴール前まで勝負がもつれ、なんと0.3秒差で決着がついた。

40km走って0.3秒差…。

信じられない…。


↑こちらもデットヒートのままスタジアム入りして並んでゴール。
結果は5位、山形・北村山高校。6位、十日町高校。
なんと0.4秒差。惜しい、残念。


ゴール順がそのまま着順となるリレーは、こんな展開になるから、やはり盛り上がる。



↑8位入賞と検討した八海高校。


↑表彰式での十日町高校チーム。


↑男女とも入賞を果たした、十日町高校クロカン部。

よくがんばった。

おめでとう。

クロカン王国、十日町の実力を地元開催の全国大会で充分見せてもらった。
アルペン派のワタシだったが、クロカンの面白さも少しずつ見えてきた。

野沢の国体も応援に行って写真撮ってこようかな。

長野かがやき国体

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全国高等学校スキー大会in十日町 その5

2008年02月08日 01時16分03秒 | 撮影日記
2/6、全国高等学校スキー大会クロカン競技4日目。

最終日のこの日は男女リレー競技だ。

朝からいい天気で気持ちいい。


↑マスコットのトッキッキも新雪できれいにお化粧。

平日にもかかわらず、応援の観客が多い。
地元のお年寄りも沢山応援にかけつけている。
やはり、同時スタートのリレーは見ていて面白いのだろう。

最初の競技は9:30スタートの女子5km×3リレー。

リレーを撮影するのは初めて。
多くのプレスの人たちはタッチゾーンからスタートを撮る位置にいたけど、どうしても正面から撮ってみたかったので
スタートの真正面に陣取った。

小泉の屋台からビールケースを借りて、やや高い位置から撮影。

スタート直前に我が母校十日町高校の校歌が聞こえた。
控えのクロカン選手や、ボランティアの生徒が歌っているようだ。
白銀の山々に若々しい歌声がこだまする。

久々の校歌をこんな場面で聞けて、すでに感動してしまった。

庭野大会委員長が大きな赤いフラッグを振る。


↑ピストルの合図で一斉にスタート。


↑横一線のスタートからコースが狭まるにつれ、競り合いも激しくなる。
ビブスNo.3は十日町高校1走保坂、トップで最初のカーブへ。
No.4は十日町総合高校1走中島、彼女は青年会議所の先輩の娘さん。
いずれも好スタート。

スタートを撮り終え、中継ゾーンのプレスエリアに移動。
タッチの瞬間を狙う。


↑十日町高校、5位で1走保坂から2走瀧澤へタッチ。


↑十日町総合、3位で2走恩田から3走のエース宮尾につなぐ。


↑伸びのあるスケーティングでスタートする宮尾。

両校とも最速のアンカーで勝負だ。

場内アナウンスが、十日町総合がトップ、続いて2位で4km地点を通過したとが伝える。
祈るような気持ちでアンカーを待つ。

最初にスタジアムに入ってきたのは、十日町総合高校。

しっかりとしたスケーティングで最後の直線を駆け抜けゴール。

地元チームの逆転勝利に観客から大声援が贈られる。


↑1位、十日町総合アンカー宮尾の「最初から決めていた」というガッツポーズ。

続いて、十日町高校が入ってきた。


↑2位でフィニッシュする十日町高校アンカー小林祐佳。

悲願のインターハイ十日町開催でのワンツーフィニッシュ。
「おめでとう」「よくやった」の声が飛び交い、会場全体が2高の検討を讃えた。


↑十日町の吹奏楽団の演奏をバックに表彰式。
生演奏のファンファーレが鳴り響く。
「地元一丸」実行委員会のこだわり。


↑表彰式を終えて2高で仲良く記念撮影。
左から、準優勝十日町高校(保坂美紀、瀧澤三咲子、小林祐佳)、優勝十日町総合高校(中島由貴、恩田紫央里、宮尾彩子)

総合高校は女子クロカン部員が今回のリレーメンバーの3名のみ。
一人でも欠けるとチームが組めないギリギリの状態で勝ったと聞いて、余計に感動した。

チームで抱き合い泣いている彼女たちを見ると、もらい泣きしそう。


ひとりでリレーを撮るのはちょっと無理があるなぁ、と感じた。
5kmだと15分くらいで帰ってくるので、スタジアム内しか撮れない。
もう一人いれば、山の中での滑りや競り合う様子も撮れるのに…。

来年の国体ではだれかもう一人カメラマンを誘って、万全の体制でいい写真を残したい。

つぎの競技は11:30スタートの最終種目、男子リレー。

その様子は次のブログで…。

女子5km×3リレーの公式成績表はこちら

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全国高等学校スキー大会in十日町 その4

2008年02月04日 20時58分05秒 | 撮影日記
2/4、全国高等学校スキー大会クロカン2日目。

今日は10:00スタートの女子5kmクラシカルのみ。

昨日10kmフリーで地元女子選手が好調だったので、期待して会場入りした。

会場に隣接して、ワックスやスキー板メーカーのサービスブースがある。


↑ワックスメーカーのテスト結果などが掲示してある。
クロカンはワックスのアタリ・ハズレが大きくタイムに影響する。
現在の天候や雪質、今後の天候や雪質などを予測してワックスを決めるらしいが、かなり専門的な知識と経験、そして勘が必要とされるらしい。


↑こんな看板もあった。
子どもたちが空き缶でつくった「禁煙」マーク。
近くで見ると何だか解らないが、離れるとなるほど良く見える。

スタート時間になったので、撮影ポイントへ移動。


↑メイン会場から上段の応援エリアへ向かう坂道。
報道も観客も多くの人がこの坂を登っていく。
斜度が急で、結構キツイ。
運動不足のワタシなどは息が切れて汗が出てしまう。

今日も地元選手メインの撮影。

十日町の選手は後半のスタートが多いので、しばらくは前半スタートの選手を身ながら撮影ポイントを探せる。
ちなみに、有力選手のスタートは後半に集中している。十日町の選手はレベルが高いので後半スタートなのだ。

昨日撮影したポイントへ行ってみたが、坂が急すぎてハの字に足を開いてしまう選手が多く、クラシカルの美しいフォームを撮れなそう。

昨日より少し移動して、少し登っているほとんど平らな場所でカメラを構えた。


↑昨日10kmフリーで優勝した高堰美里選手(秋田・米内沢高校) の滑り。
クラシカルでも強く、準優勝だった。


↑優勝した本山育未選手。(新潟・小出高校)
本山選手は小出高校だが、出身は十日町市松之山。
地元選手の優勝が実現した。


↑女子5kmクラシカル優勝の本山育美選手。
表彰式後の記念撮影で笑顔を見せてくれた。


↑入賞した新潟県の選手たち。
10位までに4人が入賞。

想像できないくらい辛い練習に耐えて、この喜びがあるのだろう。

少し坂を登ったくらいでゼエゼエいっている自分が恥ずかしくなってしまう。

6日のリレーもこの調子で頑張ってくださいねー。

2/4 女子5kmクラシカルレース結果はこちら

十日町市クロスカントリー・インターハイ・国体関係の情報はこちら

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全国高等学校スキー大会in十日町 その3

2008年02月03日 23時56分57秒 | 撮影日記
2/3、インターハイスキーのつづき。

午後からは男子15kmフリーの競技。
13:00スタート。


↑個人競技は15秒間隔で一人ずつスタート。
この競技の選手は180名。
最後の選手がスタートするまで45分くらいかかる。


↑十日町高校の宮沢大志選手。
入賞ならず13位。


↑ゴール直後、天を仰ぐ宮沢選手。

十日町勢は振るわず、入賞者ゼロという結果に。
地元選手では宮沢大志(十日町高校)の13位が最高順位。


↑優勝した近藤大仁選手(秋田・鷹巣農林高校)
ゴール前、気迫の力走。
地元選手じゃないけど、たまたま撮っていた。


↑5位入賞のレンティング陽選手(長野・飯山北高校)
ハーフだろうか?
カッコイイので撮影したら入賞してた。

十日町の選手が地元の大会で一人も入賞しなかった。
ちよっと考えられない結果で残念。

地元開催のプレッシャーだろうか。

まだ、クラシカルもリレーもあるので、ガンバレ十日町!!

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全国高等学校スキー大会in十日町 その2

2008年02月03日 23時52分21秒 | 撮影日記
2/3、インターハイのつづき。

会場のスナップ。


↑地元、吉田地区振興会提供の豚汁無料サービス。
寒かったので、ありがたかった。
2,000杯くらい作ったらしい。


↑協賛のコカ・コーラさんはドリンクの無料配布をやっていた。
配っているのは、地元高校生のボランティアかな。


↑地元企業や団体の応援バナー。
会場内に100本ほど掲示。
サンタの看板用溶剤プリンターで半分、田順アートさんで半分出力した。
ちょっぴり仕事もさせていただきました。


↑十日町名物の「ちんころ」
小泉集落の屋台村にて販売してた。
節季市のときにはすぐに売り切れる人気商品だけど、ここでは在庫あり。


↑自衛隊も動員。コース整備や警備に協力。


↑関係者に配られた帽子。オンヨネ製。
赤は報道用。ミトンの手袋も支給された。


↑隣接の体育館が休憩所になっている。
暖房してあり暖かい。


↑コースの各ポイントにカメラを設置して生中継画像を放映。
試みは良いのだろうけど、見ている人はだれもいなかった。


↑体育館に掲示してあった、地元小学生からの応援メッセージ。
吉田地区はとにかくクロカンが盛んなところ。
ここで「スキー」といったらアルペンではなく「クロカン」なのだ。
メッセージも「ぼくもスキーがんばっています…」といったものが多い。

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全国高等学校スキー大会in十日町 その1

2008年02月03日 23時13分27秒 | 撮影日記
2/3、全国高等学校スキー大会のクロカン競技を撮影。

会場は自宅からクルマで10分の十日町市吉田クロスカントリーコース。

ワタシはこの大会と国体の実行委員で一応大会役員だけど本番は特別仕事もない。

フラフラしていても邪魔になりそうなので、報道のビブスをもらって地元選手の滑りや会場のスナップを撮影した。


↑コース脇には、各高の色とりどりのノボリ旗がはためく。

最初の種目は「女子10kmフリー」。

10:00スタート。

スタート直後の急な坂を登ってくる地元選手を撮った。




↑見事、準優勝を果たした宮尾彩子選手(十日町総合高校)の滑り。
強い選手はフォームも美しい。


↑ゴール直後、力尽きて倒れ込む選手。
クロカンスキーのゴール付近ではこういう光景が多く見られる。
「ここまでして…」と思ってしまうけど、それだけ魅力もあるのだろう。


↑成績掲示板に群がる選手や関係者。

女子の競技が終わり表彰式。


↑表彰式のファンファーレは自衛隊の演奏。


↑女子10kmフリーの表彰式。
右が優勝の高堰美里選手。(秋田・米内沢高校)
左が準優勝の宮尾彩子選手。(新潟・十日町総合高校)


↑新潟県選手団大活躍。
10位までに6人が入賞するという好成績だった。

ちなみに、優勝タイムは29分59秒8。準優勝は30分01秒0。
雪の野山を10km走りまわって、わずか1.2秒の差。

シビアな競技だなぁ。

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