サンタの写真日記

田舎の広告写真屋、サンタの写真日記。

信濃川会議と「ふなべた」

2007年06月29日 06時27分23秒 | グルメ
6/23、新潟市の関屋公民館で信濃川会議。

「河口から長野までサケが上る信濃川に」というプロジェクトの打ち合わせ。

この事業は今の信濃川を改善して、昔のように多くのサケが往来する信濃川を復活させようというもの。
昔は長野の松本までサケが遡上していたそうだ。

メンバーはNPO新潟水辺の会の皆さんがメインで、十日町から中魚沼漁協の長谷川組合長と信濃川をよみがえらせる会事務局長のワタシ。

水辺の会の会長は新大の大熊孝教授。
2005年にJC信濃川委員会でお世話になり、その後も何かとお世話になっている。


↑水深・流速から水量を求めるの方法を説明する大熊先生。
ホンモノの授業みたい。

懇親会は本町市場の居酒屋。
昔の面影がたっぷり残る市場通りにポツンとある。


↑おふくろの味「案山子」。
家庭的な雰囲気で、お値段は庶民的。
単身赴任者や地元のお客さんが多い、人気店。

この店に「ふなべた」刺身というメニューがあった。
昔、新潟で働いていた頃食べたような記憶がある。
下町の魚屋さんにも「ふなべたあります」などという貼り紙があったりする。

地魚らしいので早速オーダー。

白身の刺身が出てきた。
白よりは少しあめ色がかっている。
切り身の様子から大きな魚ではないようだ。

甘みがあり、歯ごたえもよく、美味い。

一気にパクパク食べてしまったので、
写真を撮るのを忘れてしまった。


ゴメンナサイ。

この「ふなべた」は新潟沿岸で捕れる体長15センチほどの小さなカレイで、正式和名は「タマカンゾウビラメ」というらしい。

玉肝臓?ヒラメよりはふなべたの方が美味そうだ。

富山、石川では、「どろがれい」と呼ぶ。

なぜ「ふなべた」かというと、昔は雑魚扱いで、船の底にいつまでも貼り付いていたからその名がついたらしい。
昔は今のように店に並ぶことなく、漁師が家に持ち帰り食べたり、もしくはネコのえさになったり…
その土地の特有の食材に出会うとウレシイ
よくあるチェーンの居酒屋に行っても地物はあまりない。

今度「ふなべた」出会ったら、必ず写真を撮らなくては…。

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茶房 たつゆう

2007年06月27日 00時09分55秒 | グルメ
6/23、komachi、New Openの取材。

4月にオープンした「茶房たつゆう」。

場所は十日町市(川西)の千手。
県道49号沿い、小嶋屋総本店旧店舗の近くに、ひっそりとある。

道路から1軒分くらい引っ込んでいて、なおかつ看板も何もない隠れ家的な店。
パッと見は、普通の民家とほとんど区別がつかない。

ワタシも4月から何十回も通っている道なのに、この店の存在に気づかなかった。

昔の古い料理屋の一部を改築して、落ち着いた雰囲気の店に仕上げてある。

伺ったときは、近所の人たちがお茶を飲みながら畑の作物の話しに花を咲かせていた。

品のいい女将さん? がひとりで切り盛りしている。


↑窓辺の席でお茶するもよし。

この日の撮影はケーキセットと日替わりランチ。


↑ケーキセット、550円。


↑ランチ、850円。

「夜はお酒も出しますよ。居酒屋みたいにおつまみも…」ということなので、こんど一杯やりに行ってみよう。

詳しくは7/25発売の新潟komachiをご覧下さい。

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中国では「十日町雪節」だった。

2007年06月25日 12時14分34秒 | 写真家協会
6月某日、中国の大連に行ってた雪まつりのプリントが帰ってきた。

中国の大連で開催される「2007中国大連日本風情撮影作品展」(中国名タイトル)への作品出品依頼を、写真家協会が受けたもので、協会員がそれぞれ手持ちの写真を提供した。

「つとむクンは十日町だから雪まつりだな、中国にはあんな祭りないよ…」ということで、今年のカーニバルの写真を提出。


↑大連に行った雪まつりの写真。
少雪でちょっと雪像が汚いのが残念。

帰ってきた写真は、薄っぺらで軽い発泡のパネルにベタで貼られていた。
なんかヤッツケ仕事っぽい感じ。指紋もベタベタ。
中国人のシゴトはやはりちょっと問題が…。

作品名のプレートを見ると日本語と中国語が記されていた。
なるほど、中国語で十日町雪まつりは「十日町雪節」なんだ。

ちなみに日本語もちょっと違う「まつり」はひらがなで「十日町雪まつり」が正解です。

中国はいま急速な経済成長を遂げているとのこと。
そのうちお金持ちの中国人が「十日町雪節」に来てくれるようになるのだろうか。

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幹線農道

2007年06月23日 23時57分11秒 | 撮影日記
6/23、第4土曜日は休みにしてるけど、今日は雑多な仕事がたまっているので事務所に向かった。

梅雨入りしたというのに快晴の土曜日。

毎日通っている幹線農道。

空の雲と田んぼの稲がとても気持ちよさそうに見えた。

クルマをとめて、道路の真ん中にちょこっと出てパチリ。

シンプルでいいでしょ。

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田の草取り

2007年06月23日 22時17分11秒 | 青年会議所
6/22、早朝5時からJC圃場の田の草取り。

雨にもかかわらず、多くのメンバーが集結。

稲も順調に育っているようだ。


稲の株からはずれたところに生えている雑草を手で取る。
一人が4~5列を担当して草取りスタート。

近年は除草剤を使うため、このような作業は見かけないが、減農薬で作ることに決めたのでやらねばならない重労働のひとつ。

といっても、大勢参加してくれたので1時間チョットで終わった。

大勢いると楽で早いけど、現実はキビシイ。


↑翌日見かけたホンモノの取り風景。(川西上野地区)
一町歩(3,000坪)の田んぼにたった一人。これが現実。




↑新入会員、新婚ホヤホヤの長谷川クン。


↑13人が参加。次回もよろしく。


「イネ」と「ヒエ」はよく似ていてパッと見た目には区別が難しい。

指導者の児玉氏に訊ねたところ、
「イネはそぉ、茎んとこにヒゲがへぇて(生えて)らん」
「ヘー(ヒエ)はヒゲがねくて、ツルンとしるんだんが解る」と教えてくれた。

見てみると確かにイネは茎と葉が分かれている節の所に毛が生えている。
ネットで調べたらこれは「葉耳(ようじ)」というらしい。
ヒエには葉耳がなく、ツルンとしていた。

クスリで除草していたら、わからないままだっだだろう。

たいへん勉強になりました。

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MacBook購入

2007年06月23日 08時39分08秒 | その他
6/21大安、MacBookが届いた

今日はMacの話題なので、Winの世界しか知らない不幸な方はチンプンカンプンかと思いますが、ご勘弁を

2.0GHz Intel Core 2 Duo搭載のMacをついに買ってしまった
1GBメモリ標準装備で11万円台。
ひとつ前の型なので定価より約3割安。

我が社で唯一、OS9が動かないMacだ。
昨年まで仕事の制作環境上、OS9で稼働していたけど、今年からOS-Xに切り替えを開始。
フォントの問題も想像したほどではなかった。


↑iTunes・iPhoto・DVDなどもリモコンで遠隔操作可能。
初代iPod Shuffleかと思ったらリモコンだった

今まで頑張ってくれたG3 iBookでは今どきのソフトやOSについていけなくて、よく固まった
デジカメで撮影した画像をお客さんに見せるときなど、やはりサクサク動くノートが欲しい…。

そこで、ロケ先での画像確認修正&自宅への持ち帰り仕事&ブログ&パソコン会議用にMacBookを購入。



IntelのMacはどれだけ早いのか?

デジカメのRAWデータを4枚現像する時間を競争した

Intel MacBook vs G4 desktop 


対戦相手は、普段仕事で使っているデスクトップのG4改1.2GHz。メモリ1GB。

結果は58秒と1分49秒でIntel の勝ち

倍近くも差が出た。

Intelは早かった

パソコンがスペックアップしたので、ワタシもスキルアップしなくては…
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ユニゾンの窓越しに

2007年06月21日 01時40分56秒 | 写真家協会
6/18、写真家協会の理事会に出席。
会場は新潟ユニゾンプラザ。

会議の途中、となりにいたスタジオ春日さんが
「あぁーー、いいぃーー、ゆーやけぇ」と呟いたので見てみると、確かにキレイ。

会議中失礼かと思ったが、手元にあったIXYでパチリ。
窓越しで手持ちにしては上手く撮れた…かな。

窓越しに外の景色を撮るときは、レンズの前の映り込みを手などで隠して反射を抑えるといい。

7月の例会は春日さんによるイタリア紀行のスライドショー。

楽しみ…。

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十日町新聞社杯、40才のルーキー

2007年06月19日 19時14分56秒 | その他
6月某日、夜ソフトボールのリーグ戦「十日町新聞社杯」に出場
会場は近所の橘運動公園、通称「たぬき沢球場」。

川西のソフトボールチームは40才以上でないと参加できない。
5月でめでたく40になったワタシに早速オファーがあり…
というか、ほぼ強制的にチーム入り。

所属は仁田の「アデラーズ」。
「アデランス」をモジったんだって…


ソフト・野球のたぐいはJCで毎年1回練習&1日試合、その程度しかしていない。

グローブもオヤジのガサガサ、ガビガビの小さなヤツを手入れもせずに使ってた。

「たしか小学校の時に使ってたファーストミットがあるはずなのに…」
と思っていたら、ありました


ナント、アデラーズのファースト戸田さんが使ってた!!

「おぅ、つとむなん、カリッタんだ」
「ぐぇが、いょッ!!」だって。

戸田さんはウチのオヤジ(大工)の弟子で、近所でしかも親戚。
きっと、オヤジが勝手に貸したのだろう

25年ぶりに再開したワタシのファーストミットは、よく手入れされていて柔らかくまだ現役バリバリの様子。
大事に使ってくれていたんだなぁ。と思うとなんだかジーンときた

やはり、職人は道具を大事にするのか。

ファーストのポジションも戸田さんの定位置のようで、ルーキーのワタシはセンター

いつの日か戸田さんが引退したら、ミットともどもファーストのポジションもいただこう

試合はダブルヘッダーで両方とも勝ち、2勝0敗の好スタート


終わって、公民館で慰労会
1,000円会費でビールとサキイカのみで盛り上がった。

「ねぇらどこのオヤジは昔ピッチャーだったこっつぉ」と聞きビックリ!!

そういえば昔、「ソフトに行く」といって出かけては、酔っぱらって帰ってきてたなぁ。

時代は繰り返すものなのだ

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日本刀の「拵」

2007年06月19日 00時35分18秒 | 撮影日記
6月某日、美術館で刀の拵(こしらえ)を撮影。

作者は高山一之氏。有名な方らしい。

美「あのー、日本刀のコシラエを撮っていただきたいのですが」
私「はぁー?」「なんですか?それ?…」
美「持つとことか、サヤとかの装飾です。」
私「光るトコとかありますかぁ?」
美「サヤがクロの漆塗りです…」

以前日本刀は撮影したことがあった。
細長いヒカリモノで苦労した。

漆もクロとなるとほとんどヒカリモノ。しかもホコリが目立ったりして厄介。
ポジで撮ってほしいと言うからなおさら気を遣う。


↑ライティングを試行錯誤中。

サヤの光らせ方が難しく手間取ってしまった。


しかし、世の中には色々な作家さんがいるものだ。


「ワタクシ、コシラエをコシラエてます」とでもあいさつするのだろうか。

日本刀の拵は現在「星と森の詩美術館」で展示中です。

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小型ポンプ操法競技会、結果は…

2007年06月18日 11時24分35秒 | その他
田子倉の話題ですっかり消防の結果を書くのを忘れてた。

6/10、十日町市消防団川西方面隊、小型ポンプ操法競技会。
会場は川西の総合体育館駐車場。

最初は田子倉に2泊の予定だったけど、コレがあるので1泊で断念したのだ。
やはり、ずっと一緒に練習してきた仲間の晴れ舞台は、応援しないわけにはいかない。

指揮者の小海クンが順番を決めるクジを引いてきた。
5チーム中4番目。
2番目が理想だったが、仕方がない。

トップは白倉チーム。
平均年齢40才オーバーというベテランチームがイブシ銀の演技を魅せる。

2、3組目と終わり、いよいよ我が班の出番。



開始の旗が振られいよいよ競技開始。

自分のことのようにドキドキする
5年前は選手だったが、今年は応援&ビデオ撮影係。


↑サァ、これから操作ハジメだ。


↑放水ヤメの伝令。

ビデオのモニター越しにみる我が班の操法はほぼ完璧。

ちよっと優雅かな


タイムが発表される。



「こじゅぅーはちびょぉーー…

「エッ58秒、……遅い


出場チーム中で一番遅い…

でも、美しく、確かな操法。


結果は…。


第3位!!でした


3位なのに我が班は個人賞を二ついただいた。
指揮者の小海クンと3番員の戸田クン

おめでとう。


小屋に帰って、入賞の記念撮影。(トップ写真)

我が仁田班はわりと優秀でいつも入賞しているようだ。

ワタシが1番員をした前回は優勝。
その前は3位。
そして今回も3位。


慰労会で次回選手候補の若手に「次は順番的に優勝だぞ」と言ったら、
「プレッシャーかけないで下さいよー」と困ってた。


↑お世話になった隣の班の慰労会に乱入。
操法のマネをしておどける選手たち。

順位はともかく、一所懸命よく練習して頑張った。
仕事の都合でなかなか参加できない選手は、志願してまで相方とのコンビネーションを練習した。

「操法なんて実践とはカンケーないネ」という意見もあるけど、そうでもないと思う。

イザという時役立つ要素は多分にあるし、仲間との信頼関係や連携も深まる。
頑張って練習している姿を見ている地元の人たちも安心するだろう。


操法の採点基準の中で「器具愛護」という項目がある。
ホースの金具部分や筒先を強く地面に置いたりすると減点される。

ワタシもカメラをあまり丁寧に扱う方ではないので、カメラマンとしては減点かな

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田子倉カヌーツアー (終)「♪このまーまー、どこか遠く…」

2007年06月17日 05時12分05秒 | カヌー・アウトドア
6/9、田子倉白戸沢、大塚小屋を去るときが来た。

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田子倉の話題で一週間も費やしてしまった。
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ダラダラと言われつつもテキバキと帰り支度。

お世話になった大塚小屋を来たときよりもチョットだけキレイに復元。
今は亡き大塚さんに感謝の意を捧げ山を下りた。

余った煉りエサはすべて田子倉の魚たちにくれてやった。
「どうだ、美味いだろう」
「シャバの味だ」
「この味に慣れとけよなー」とココロの中でつぶやく。

今度来たときはお願いですから釣れてやってください。
食べたり殺したりしませんから…。

荷物の積み込みが終わり最後の記念撮影。(トップ写真)
「そういえば着いたときはヒドイ雷雨でそれどころではなかったなぁ」などと思い返し、今の穏やかな天気に感謝


15:30出発。

酒も食料もたいらげたので、来るときよりも荷物が少なくい。
パドリングも軽やか。
湖面も穏やか。


↑帰りはアンジェロ、丸ちゃんチームがカナディアンを漕いだ。

カナディアンは一般的にはシングルパドルで漕ぐけど、長めのダブルパドルの方が無駄なく漕げて早いし楽だと思う。
短いパドルは船体に当たるのでNG。


↑私はアクアテラの二人艇。
安定感抜群で快適。
スピードも落ちにくい。

湖や海は短いフネよりも長いフネの方が直進性がありスピードものりやすい。
パドリングはスピードに乗ったフネを減速させない程度に軽く漕ぐのがコツ。


↑風が止むと、鏡のような湖面に。


↑風が吹くとさざ波が立ち、キラキラ輝いてきれい。


↑途中、小さな島に上陸して喜ぶアンジェロ。

水と緑のど真ん中をのんびり漕いでいると本当に気持ちいい。
普段の生活で高脂血症気味のワタシ血液がキレイになっていくようだ

信濃川下りのときテーマソングになった「日曜日よりの使者」を口ずさむ。
「このまーまー どこか遠くー 連れてってー くれないーかー」
「きみはー きみこそーはー にちよーび よりの使者ぁー」
「シャララーラ シャラララーラ…」

約一時間ほど漕ぐと、昨日出発した船着き場が見えてきた。


↑見えてから到着するまでがヤタラと長い。久々に見る人工物。

星野隊長と併走しながらゴール。

遅れて次々と無事全員生還。

疲れたけど、なんだか心地いい。
大変だったけど、いい時間を過ごした。
お金で買えない貴重な経験もした。

豪華なホテルはお金を出せば泊まれるけど、大塚小屋はそうではなかった。

こういうキャンプは必要なものとそうでないものも見えてくるし、人間力も試される。

自分たちで最低限のルールだけ決めて、あとは勝手気ままに過ごす。

だからおもしろい。


そういえば、キャンプ場にはチェックイン、チェックアウトなんかがあったなぁ。
消灯時間も決まってた。

修学履行のホテルじゃあるまいし…。

ゴミゴミした規制だらけのキャンプ場で、となりサイトに気を遣いながらのキャンプなんて、普段の田舎暮らしよりまだヒドイ。

安全・安心・快適な生活は自分たちでつくりましょう…でした。

おわり

ちなみに、この様な企画は水先案内舎の通常のメニューにはございません。
9月末あたりにもう一度こんなキャンプがありそうです。参加したい方はその旨コメントなどでご連絡を。

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田子倉カヌーキャンプ その4「グッドモーニング」

2007年06月15日 20時02分58秒 | カヌー・アウトドア
6/9、田子倉白戸沢。

目覚めると、雨は上がり爽やかな朝。

時計はまだ5時前だけど、もったいなくて寝ていられない。

せっかくの晴れ間を楽しまなければと、アンジェロとワタシは巨鯉を求めてブッコミ釣り。
丸ちゃんと大渕クンはルアーやエサ釣りでイワナ狙い。
星野隊長と和田氏は焚き火を囲み朝酒コース。


↑竿先を見つめるアンジェロ。

昨日大きな鯉が流れ込みのあたりに何尾も見えたので、狙いを定めて仕掛けを打ち込む。

しかし、無反応…。

鈴が鳴らない…。

竿先も動かない。

「爆釣」のはずたったのに…。

丸ちゃんたちもボウズで帰還。

腹も減ったので、リベンジを誓い釣りは断念。
小屋へ戻り朝食の準備。

雨は降ったりやんだり。

昨日の残りごはんを卵雑炊にしてとりあえず腹に入れたけど、全然足りないので炊き込みごはんに挑戦。


↑雪国まいたけの炊き込みごはん。大成功。


↑なぜか小屋の近くにだけ生えていた木の芽(あけびの若芽)。
大塚さんが自給自足のために植えたものかも。


↑木の芽のおひたし生卵添え。
シャキシャキして美味。


↑イスでウトウト朝寝をするふたり。


↑「お昼寝パラダイス」で爆睡の和田氏。
なぜかパンツをおろして寝ていた。
幸せそう…。

朝食からいつのまにか昼宴会に突入。
残っている酒や肉、つまみを次々にやっつけた。


↑一夜干しを炙るワタシ。
焚き火の香りが格別。


↑牛肩ロースの直火焼きステーキ。
これもまた激ウマ。

そんなこんなでお昼も過ぎ、そろそろ帰りの時間。
星野隊長が「すっごくシアワセー、まだ帰りたくないー」と駄々をこねはじめた。


それでも「なんとなくぅー、ゆっくりとー、片付けますかぁー」ということで、ダラダラと帰り支度をして、いよいよ大塚小屋を去る時がきた。

つづく…。

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田子倉カヌーキャンプ その3 「パラダイス」

2007年06月15日 09時45分11秒 | カヌー・アウトドア
6/8、田子倉白戸沢。

大塚小屋に泊まるかどうか緊急会議。

「事故だけは避けたい」
「大塚小屋を俺たちのパラダイスにしよう!!」
という星野隊長のオコトバを尊重して、大塚小屋に泊まることに決定。

水辺に設置したタープやテーブルセットを撤去して、山中の大塚小屋へ引っ越し。

荷運び班と大塚小屋リニューアル班に分かれ、暗くなる前に何とか引っ越せた。

先人が残していったモロモロの品はいったん外へ出し、雨よけのシートをかけた。
小屋の屋根も雨漏りがヒドイので大きなブルーシートをかけて応急処置。
床が抜けた部分には、ジットリ湿った布団を詰め込みフラットな床面を確保。


↑わりと立派な山小屋風にリニューアル。
これで眠れない夜は回避できそうだ。

タープを張り、テーブルセットしリビングも完成。
パラダイスっぽくなってきた。

何はともあれ乾杯!!
(トップ写真)

豪雨でたき火ができないので、フライパンで肉を焼きまくる。

カミナリと雨音をBGMに、ひたすら飲んで食っての酒池肉林。


↑砂肝の下ごしらえをする星野隊長。
手前のフランパンはイカの炒め物。


↑大渕シェフ。ヘッドランプでお料理中。

↑激ウマの砂肝炒め。

雨が小降りになったので焚き火に挑戦。
小屋の中の乾いた薪をたね火に使い、濡れた木も無理矢理燃やしてそれらしくなった。


↑焚き火にハマってしまった丸ちゃん。

酒に酔い、ハラが満たされ、焚き火なんか見ていると、ありがたいことに眠くなってきた。
ヒトのカラダはよくできている。

ひとり、ふたりと小屋に入りおやすみの準備。

丸ちゃんがランタンに照らされた天井を見上げ
「なんか立派な小屋に見えてきた…」とポツリとつぶやく。

ワタシは野田知佑を読みながらウトウト。

星野隊長はパラダイスにたいそうご満悦で、小屋に入っても「寝ないで飲もうよー」などとしゃべりまくっている。

何時かわからないけど、みんなそれぞれテキトーに寝たみたい。

大変だったけど安全と安心を得ることの重要さを思い知らされた夜でした。



つづく…。

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田子倉カヌーキャンプ その2「大塚小屋発見!!」

2007年06月13日 06時03分46秒 | カヌー・アウトドア
6/8、雷雨の田子倉白戸沢。

「とにかく大塚小屋を見てこい」ということで、まだ見ていないメンバーで小屋めざして山中へ。
ひとがやっと通れる程度のドロドロ、ヌルヌルの道を2分ほど登るとその大塚小屋があった。

トップの写真がソレ。

小屋とも呼べないくらい老廃した建物。
ウチの畑の農機具小屋のほうがまだいいかも。


↑これが内部。

誰かが泊まっていた形跡あり。
しかし、屋根は割れたり、トタンがはげて雨漏りし放題。
床も腐って所どころ抜け落ちている。

カビのニオイと、木が腐ったニオイで具合が悪くなりそうだ。

布団はジットリ。とても使えない。
調味料や食器があったけどカビカビ。
干してあるシャツは誰の???
いつから干してあるの?????????
何で持って帰らないの????????????

昔、持ち主の大塚さんはここに泊まり込み、ゼンマイを採って暮らしていたらしい。
しかし、もう亡くなっていて、「泊まりたい人はどうぞ」と無料で開放しているという。
たまに利用した人が持ってきたモノを置いて帰ったりしてこうなったのだろうか。


↑小屋に貼ってある注意書き。

「山のおきて」という看板があった。
「来たときよりもきれいに」していれはこんなにならないのに…。

星野隊長の「とってもブルーなキブン」もわかる。

依然、雨は降り止まず、雷はバキバキと鳴っている。

ここに泊まるか!?

さぁ、どうしよう。

下に降りてみんなで相談だ。

つづく。

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このページの写真提供は大渕新聞くんでした。
大渕くん、勝手に使いましたよー。

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田子倉カヌーキャンプ その1「白戸沢へ」

2007年06月12日 08時58分11秒 | カヌー・アウトドア
6/8-9の1泊2日で、福島県只見町の田子倉湖へカヌーキャンプ。

キャンプ地は湖の奥地、白戸沢大塚小屋付近。

メンバーは水先案内舎星野隊長、大渕新聞大渕君、アンジェロ中林君、呉服まるやま知仁君、前橋のデザイン会社D66の和田氏、ワタシの6名。和田さんは、たまたま前日ワタシの事務所へ遊びに来たのでそこで誘ったら「ハイ、是非!!」と参加してくれた。

久々のワイルドアタックなので数日前からチビチビと準備。
このツアーに合わせてIXY900ISの水中ハウジングを購入。


↑すべての操作が可能なハウジング。17,000円也。
水深40mまでOK!!そんなに潜らないけど…。

天気予報は両日ともほぼ雨予報。

2日前に星野隊長から「雨だけど行くよねー」と電話。
ほぼ押し切られたカタチで決行。

6/8朝8:00水先案内舎集合。
さわやかないい朝、いい天気

自分のフネを確認し各自荷物を積む込むシミュレーションを行う。
キャンプ場ではないので大荷物だ。雨で沢水がアテにならないので水も持参。
ワタシは初心者の和田氏を前に乗せ、大きな荷物を積み、ダガーのカナディアンを漕ぐことに。

フネはほかにアクアテラのポリ2人艇×1、ダガーのポリ2人艇×2、ファルホークのファルト2人艇×1。

9:40トレーラーにカヌー5艇を積み込み出発。


↑ハイエース+トレーラーで人員6名カヌー5艇を運んだ。

小出のスーパーで買い出し。
大量の肉と少しの野菜、つまみ、ビール40本、八海山1升、ワンカップ6個、焼酎など買い込み、しめて24,000円の食費。ひとり4,000円。ちよっと買いすぎだ。一升瓶は重いので、ペットボトルに移す。


↑途中で見えた田子倉湖。これからこの奥地まで漕いでいって泊まる。

六十里越えを通り、13:10ダムサイトの船着き場に到着。
そらに雲が増え始め、風が冷たくなってきた


↑平日のため静かな船着き場で出発の準備。

13.45船着き場を出発。

ワタシは和田氏とカナディアンをダブルパドルで漕ぐ。
カヌーを漕ぎ出す瞬間はいつもワクワクする。
水面が後ろに去り、心地よい風が身体をなでる。

明日の夕方までここには戻らないのだ。


↑アンジェロ君。
青いフネに赤いジャケットが鮮やか。
パドリングも軽やか。


↑山々が水面に映り美しい。

出発してしばらくすると雨が降り出した
どんどん強く降り、やがて土砂降りに。
オマケにカミナリさまがバキバキとサラウンドで鳴り続ける。


↑大粒の雨が水面を叩く。
星野隊長も「ウヒャー、マイッタァー」と叫ぶほどの豪雨。

出発から1時間35分の15:45キャンプ予定地に到着。
しかし大塚小屋は見あたらない。
どうやら水辺の小屋ではないようだ。
ウォーターフロントっていってたのに…

依然雨は止まず。




↑沢の水が濁流となって轟音を立てている。
こんなところで一晩過ごせるのか?

とりあえず雨よけにタープを張り、隊長と大渕、和田氏が大塚小屋さがしに出発。
いざとなったら小屋にビバークする作戦。


なかなか帰ってこない…。



大塚小屋を見つけた星野隊長帰ってきた。
「スッゴク、ブルー」とひとこと
和田、大渕両氏も「んー、ひどい、汚い、キケン、あんなとこ泊まれない」と口々に…

何年か前、近くの沢で鉄砲水が出てテントごと流され死亡事故が起こった

このまま降り続けると「ここでもあり得るゾー」と隊長。
携帯は入らず、ラジオもザーザー。

どうしよう…

つづく…。

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