政党の堕落と小選挙区制の問題
中選挙区制から小選挙区制度への変更が止めどもない政治不信と政党の堕落を招いています。導入しようとした勢力(政治家、財界)の思惑は、政権を担う勢力が2つあってそれが競い合う関係を作り出すことだといわれています。ところが、彼らが狙った「大企業本位の規制緩和は進まず」「保守政治への回帰(憲法改正、教育制度の大幅な改悪、収奪)」などが進まないとのイラつきがあります。
なぜでしょうか、国民の意識に応じた議席数を反映しない制度―――民意を反映していない分だけ、国会、政権の政策、政権運営が国民意識と乖離するためにーーー各種選挙の投票率は下がり続けています。また、政党支持率が下がり、無党派層が多数を占める状況を作り出しています。政権運営が非常に不安定化しているからです。一回一回の選挙結果がごろごろ変わり、安定した政治状況が作り出しえないからです。
世論調査、国民の意識と離れた小選挙区制は、政権政党を堕落させ続けています。少ない支持率で議席数を確保できる制度のために自党の政策検討、総括(反省)、国民とのつながり(政治活動の資金なども)などを真剣に考えなくなっています。独りよがりの政権運営が続いている背景です。
野田政権などは2009年総選挙マニュフェストなどとは全く逆の政策提起と実施を行っています。通常の政治活動、人間では考えられないことが小選挙区制度では普通行われています。自公政権時代の政策を率先して進めている有様です。なにが、政権政党変更の意味であったかが全く分からない形になっています。国民、選挙民の怒り、不満が彼らには理解できないのだと思います。考えること自体を必要と考えていないからです。
<政治活動費にキャバクラ代を計上 岩本農水副大臣>
農林水産省の岩本司副大臣は1日の記者会見で、資金管理団体「岩本つかさ後援会」が2010年にキャバクラなどでの飲食代を政治活動費として計上していたことを明らかにし「今後、国民に誤解を招くようなことは控えようと思っている」と述べた。
岩本副大臣は、キャバクラには後援者と同席したと説明し、「女性と遊ぶことが目的で行ったのならば当然、自分で払う。支援者が待っているところに行ったり、支援者にもう1軒付き合ってくれと言われ(一緒に)行ったりしており、後援会活動費と認識していた」と釈明した。
中選挙区制から小選挙区制度への変更が止めどもない政治不信と政党の堕落を招いています。導入しようとした勢力(政治家、財界)の思惑は、政権を担う勢力が2つあってそれが競い合う関係を作り出すことだといわれています。ところが、彼らが狙った「大企業本位の規制緩和は進まず」「保守政治への回帰(憲法改正、教育制度の大幅な改悪、収奪)」などが進まないとのイラつきがあります。
なぜでしょうか、国民の意識に応じた議席数を反映しない制度―――民意を反映していない分だけ、国会、政権の政策、政権運営が国民意識と乖離するためにーーー各種選挙の投票率は下がり続けています。また、政党支持率が下がり、無党派層が多数を占める状況を作り出しています。政権運営が非常に不安定化しているからです。一回一回の選挙結果がごろごろ変わり、安定した政治状況が作り出しえないからです。
世論調査、国民の意識と離れた小選挙区制は、政権政党を堕落させ続けています。少ない支持率で議席数を確保できる制度のために自党の政策検討、総括(反省)、国民とのつながり(政治活動の資金なども)などを真剣に考えなくなっています。独りよがりの政権運営が続いている背景です。
野田政権などは2009年総選挙マニュフェストなどとは全く逆の政策提起と実施を行っています。通常の政治活動、人間では考えられないことが小選挙区制度では普通行われています。自公政権時代の政策を率先して進めている有様です。なにが、政権政党変更の意味であったかが全く分からない形になっています。国民、選挙民の怒り、不満が彼らには理解できないのだと思います。考えること自体を必要と考えていないからです。
<政治活動費にキャバクラ代を計上 岩本農水副大臣>
農林水産省の岩本司副大臣は1日の記者会見で、資金管理団体「岩本つかさ後援会」が2010年にキャバクラなどでの飲食代を政治活動費として計上していたことを明らかにし「今後、国民に誤解を招くようなことは控えようと思っている」と述べた。
岩本副大臣は、キャバクラには後援者と同席したと説明し、「女性と遊ぶことが目的で行ったのならば当然、自分で払う。支援者が待っているところに行ったり、支援者にもう1軒付き合ってくれと言われ(一緒に)行ったりしており、後援会活動費と認識していた」と釈明した。