2011年度、12年度政治問題
民主党が政権につき、2年半になろうとしています。鳩山、菅、野田と2年半で3人の首相が交代、就任する国家はきわめてまれです。それだけ「いい加減か」「経済一流、政治三流」を地で行く国家も日本くらいかもしれません。
その国の通貨が円高であることも異常です。アメリカ、EUの政治経済の低迷と混乱が(逆説的に)日本円を押し上げているだけでしょう。その点では、近代的な国家、先進国といわれているアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、日本がとっている政治経済仕組みが歴史の変化に対応できていない(陳腐化)ことを示していると思います。
これらの国家に共通する経済制度は市場経済至上主義、自由貿易、多国籍企業が自由に活動する仕組みと体制、より進んでいる国は金融資本が巨大な資金を使って、利益を上げる仕組みづくりが極端に進んでいます。
そのもとで、株式市場、商品市場が資金、商品相場を動かしています。巨額の資金は利益を求めて国境を越えて自由に、瞬時に移動しています。この巨額投機資金の動きが資金量の小さな国家を簡単に破綻させたりしています。投機資金が利益を求め動くので、利益のためには誰であっても犠牲にします。その場合、標的にされた国家の普通の人々が犠牲者、被害者になっています。この動きを規制する必要がありますが、アメリカ、イギリスは政府が投機資金規制に反対する姿勢をとっています。EU財政危機の対応でフランス、ドイツ対イギリスの決裂要因は金融問題、金融に対する規制問題でした。そのくらいこの投機資金、投機集団は各国政治に影響力を振るっています。
TPP交渉問題にも関係しています。
民主党が政権につき、2年半になろうとしています。鳩山、菅、野田と2年半で3人の首相が交代、就任する国家はきわめてまれです。それだけ「いい加減か」「経済一流、政治三流」を地で行く国家も日本くらいかもしれません。
その国の通貨が円高であることも異常です。アメリカ、EUの政治経済の低迷と混乱が(逆説的に)日本円を押し上げているだけでしょう。その点では、近代的な国家、先進国といわれているアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、日本がとっている政治経済仕組みが歴史の変化に対応できていない(陳腐化)ことを示していると思います。
これらの国家に共通する経済制度は市場経済至上主義、自由貿易、多国籍企業が自由に活動する仕組みと体制、より進んでいる国は金融資本が巨大な資金を使って、利益を上げる仕組みづくりが極端に進んでいます。
そのもとで、株式市場、商品市場が資金、商品相場を動かしています。巨額の資金は利益を求めて国境を越えて自由に、瞬時に移動しています。この巨額投機資金の動きが資金量の小さな国家を簡単に破綻させたりしています。投機資金が利益を求め動くので、利益のためには誰であっても犠牲にします。その場合、標的にされた国家の普通の人々が犠牲者、被害者になっています。この動きを規制する必要がありますが、アメリカ、イギリスは政府が投機資金規制に反対する姿勢をとっています。EU財政危機の対応でフランス、ドイツ対イギリスの決裂要因は金融問題、金融に対する規制問題でした。そのくらいこの投機資金、投機集団は各国政治に影響力を振るっています。
TPP交渉問題にも関係しています。