団地夫婦の日々

常盤平団地夫婦の54年、団地内で気付いた事を時々に、妻の料理、私の買い物等

旅・食いしん坊馬鹿 その弐

2017-06-27 16:57:02 | 日記

ウイスティンホテル仙台に二泊、我々年寄り夫婦には望外のプレゼントか?同ホテル内で同時に挙式もするので、移動もせず何よりでした、以上。私は終始、全て遠くから眺め、食べ、飲み且つ会津から駆け付けた、こっちの親戚と隣り合わせの席で、耳の遠い私に話しかけられ迷惑そうでも無く、最後までお付き合い願えたのは幸せでした。

宿泊は31階、

確かに結婚式と披露宴、お目出度い桜茶で一服の控室、フランス料理のフルコースも満足、写真は無し、美しい料理は例によって食べてしまってから、「撮って置けば良かったかな?」で後の祭り、見事、次々出て来る料理の美味しさに堪能、1テーブルの担当が一人づつ付いて、食べ終わるや否や、お皿(実は皿に興味が有って、目の前の大皿の裏側を見たが、矢張りノリタケ製で有った、序に大皿の傍の四角い5㎝×10㎝の小皿に手が、心の中で「コレもノリタケ?」裏返した途端、ぬるぬるした液体がテーブルクロスの上に!シマッタ!何と透明の液体の正体はオリーブオイル(妻が傍らで私に教えてくれた)透明の液体は、みるみる黒っぽいシミとなってクロスの上を広がっていく、一瞬、呆然、慌ててポケットのティッシュを取り出してクロスの黒いシミを、ティッシュに沁み込ませようと、何枚も手に纏めて拭く、斜め向かいの席から甥っ子(今回はお世話に成りっぱなし)がウエットティッシュらしきものを「どうぞ!どうぞ・・」妻と二人掛りでシミを押さえつけ、擦り付けして、やっとシミの延焼?を食い止めたが、さすが披露宴席、小声で「何したのよ!」私「申し訳ない、皿にオリーブ油が入っていたのには気が付かなかった、裏を見たくて、コレもノリタケかな?と」オリーブ油が入ってない小皿はグリーンの底面を未だオリーブ油が入っていた状態と私には変わらぬように見えていたのだ。ヌルヌルした手の平、甲は甥っ子に貰ったティッシュで何枚も何枚も使って拭き取ってもヌルヌルした儘だったが、何か両手が若返ったように思えたのは、オリーブ油の美肌効果か?・・

やがてテーブルの係りが飲み物を聞きにきた時「スイマセンが小皿にオイルが入っていたのを知らずにひっくり返して仕舞って・・」まさか「裏を見たかった」とは言えなかった、係の男性は「直ぐに別の物にお取替えいたしますので」嫌な顔もせず、平然と、手際良く、新しいオリーブ油の入った小皿と傍のスプーン、ナイフ一式を元通りにテーブルに置いて次々と料理を運び、私にはビール(このホテルはアサヒが推奨らしい)を薦めてくれた、披露宴は私の辺りを含め、新郎新婦の入場、来賓である職場の若い先輩のやや長い挨拶、乾杯の音頭と進み・・・テーブルの染み跡と私の失敗のショックは、次第に治まって行く気配であった。千切ったパンにオリーブオイルを付けて食べたが、普段こんな食べ方しないので、美味しいものだとは思ったが、先程の失敗で少々複雑な思いも・・改めてオリーブオイルを良ーく味わった私であった。

新郎新婦がテーブルを次々回る恒例の事、新郎がデカンタで飲み物を注いで廻り、後から新婦が何と籠に入ったおつまみナッツを一人一人笑顔で、お配り・・デザートでやっとデジカメ登場、チョコレートの可愛いアーチは、食べるのがチョッと惜しい位、美味しいデザートでした。コーヒーか紅茶か、用意したカップの蓋を閉じて方が紅茶、コーヒーの方は蓋を別にしての対応、見事な連携流石高級ホテル、ビジネスホテルとは価格が違う、今回はご招待されて幸せでした。