団地夫婦の日々

常盤平団地夫婦の54年、団地内で気付いた事を時々に、妻の料理、私の買い物等

常盤平団地の53年197 満員の都営バス

2018-09-25 18:03:31 | 夫婦

日曜日、彼岸の墓参りに行って来ました。

毎年定期的に都内へ入るのが春秋2回の実家の墓参りとは寂しい限りですが、私達老夫婦益々田舎者になって行くような気もします。

往きの新京成電鉄、常磐線とも、この日はホームに降りると間もなく電車が来ると言った塩梅でスムースに・・実は駅の階段を上がるのがチョッと辛かったのですが・・

北千住駅を降りると目の前の停留場には千住車庫方面行きの都営バスが停車中で、並んで待っていた老人達?(皆さんお墓参りばかりでは無いと思うのですが・・)も次々乗り込んで・・

私達も列の後に並んで乗車しました、料金210円也、ポケットには小銭が沢山入っていたので運転手さんの顔を半分見ながら目線の先に有るコインボックスに投下OKです、妻はスイカでスイスイと・・

千住車庫前で下車して、今日の散歩数をこなしながら無事いつもの墓参を済ませ、日光街道上りの来た時とは反対側停留所へ・・停留所には五六人が並んでいましたが、私は暑い日差しを避けて数メートル離れたビルの陰に・・やがて妻も「暑いね~・・バスが遅れてるみたい・・」とビル影で一休み・・

フッと気が付くとそこには海抜0mの立派な標識塔が1本・・海抜0mと言う事は大昔この千住周辺は海?上には日光街道の陸橋が通っていて、このバス通りは元海浜だったのかも知れません。広い東京湾迄広がって海に漁船が幾つも浮かんで・・一瞬、足立区千住の魚市場は海に面した港だったのかも・・何て奇妙な妄想も浮かんだりして・・

やっとお馴染みグリーンカラーの都バスが向こうから近づいて来たので、海抜0m標識とのツーショットを狙って1枚、直ぐに停留所に戻って列に並んだのですが・・

遅れて来たバスは、ほゞ満員の状態で妻が乗った後は私が最後の乗客です。

都バスは乗車口ノンステップで乗った事は乗ったのですが一段上に上がらないと前扉は閉まりません。

辛抱強い運転手さんに促されて立った場所は運転席の横の辺り・・静かに自動ドアが閉まると発車オーライです。

窓一杯に車の前方に視界が開けて、背後から妻の一声「思いがけず良いとこへに居れたね~」

 遥か彼方にスカイツリーが望めて3車線の広い千住新橋を北千住駅目指して・・満員すし詰めの車内でしたが駅まで10分余りの間、立ちっぱなしの特等席、昔のバスなら女車掌さんの立ち位置?こんな年寄りで申し訳ない・・

無事に駅前に着いて、下車するのも妻と私が最後尾で、運転手さんに思わず言っちゃいました「有難うございました・・」と・・これ運転手さんのセリフですよね~・・

自宅で写真を見たら私達の都バスの後にも、もう1台都バスが続いていたようですが、運転手さんも満員の乗客で後ろのバスに気が付かなかったのかも知れませんが、今日は乗っけて戴いた運転手さんに感謝での座布団一枚です。