フッと、頭に花盗人と言う3文字が浮かんだのでネットでその言葉の意味を調べさせて戴きました。
「この春は花の元にて縄つきぬ烏帽子桜と人や見るらん」
昔、桜の枝を折って捕らえられた僧侶が咄嗟にこの歌を詠んだ事で許されて、皆の花見の宴に加われたと言う伝説によるらしいのですが・・
コロナ感染を恐れて今年は花見の宴も自粛のようで、全国各地の皆様から届く桜の便りを楽しませて戴いている私です。
それにしてもニ三本なら兎も角、他人が育てた水仙20本はチョッと多過ぎるような気もします。
花盗人より花泥棒と言うのが正しいのかも知れません。
但し、ここも団地内なのです。
当団地内で犬や猫が飼えないのと同様に、厳しく考えれば此処へお花を勝手に植える事も、或はルール違反なのかも知れません。
「野良猫に1匹1匹避妊去勢手術を施して近所の人達が餌を与えている」と、つい最近聞きました。
猫嫌いの私達夫婦も、今はそれなりに理解しているのです。
お互い住民同士「仲良く2m以上離れて?節度を守って暮していって欲しいな~」と思います。
団地の桜も緑が交じって、スッカリ春らしくなって参りました。
今日もTVはコロナのニュースが途切れません。
今は母親になっている姪っ子は「マスクは自分で作っているから・・皆の分も」と・・
フッと、昔、母親が空襲に備えて手作りの防空頭巾を子供の私の頭に被せてくれたことを思い出しました。
「あの防空頭巾は暖かかった」戦争中でも母親の愛情が籠っていたのですね・・
今、若し、あの母だったら即座に5人の子供達のマスク位、簡単に作ってくれたと思います。
優しい優しい母でしたから・・