雨に水仙は良く似合う?
気が付いたら、水仙の花は皆揃って同じ方向へ顔を向けています。
若しかして雨で煙る上空でもお日様の位置が解るのでしょうか?・・
真っ盛りの菜の花そっちのけ、スマホと睨めっこの奥様です。
丁度休憩したくなったところにレストハウスらしいのが有って、こんな天気でも営業中の看板が・・
コーヒーが旨いらしい・・
傘を畳んで、後から追いついた妻に~「オイ休んでゆこうや・・」
「コンニチハ~・・」店内を見回すと、カウンター内に3人位の女性が・・
「ゴメンナサイ・・只今、店内の飲食が出来ません・・屋外ですと大丈夫なのですが・・」
帰り道で見たレストハウスの正面には・・
私達もお店も残念な新型コロナウイルス感染のとんだトバッチリです。
諦めて又傘を広げて、次のネモフィラの丘を目指して歩き出しましたが・・
この辺りから横殴りの雨風が強くなってきました。
二人共ビショ濡れで、もう傘は余り役に立っていません。
3分咲きですから・・こんなもんでしょうか・・
デジカメレンズに水滴がついているのにも気が付かない有様です。
漸く丘の中腹迄辿り着きましたが、見上げる見晴らし台は遠く遥かに霞んで・・これじゃテッペン迄は、とても無理!
「お父さん、ここから戻ろうよ・・」
これ幸い「そうしよう・・残念だけど・・あそこ迄行っても何も見えんだろう・・」
突然、「キャーっ・・」と叫び声・・振り向くと女性のビニール傘が風に煽られておちょこに・・
「お~シメタ!シャッターチャンス!」とバカリに駆け寄った私がデジカメ向けると・・
この笑顔ぼかす訳にはいきませんね。
この後、デジカメに映ったこの写真をお二人にお見せしたら・・
「私のスマホに撮って置きたい・・」
「えっそんなことが出来るの?」
デジカメとスマホのご対面でこの写真が無事彼女のスマホに置き換えられたようで・・
この後、彼女たちはいつの間にか別の道へと消えていました。
ネモフィラの丘で若いお二人と僅かな時間ですが、私達にも彼女達にも楽しい思い出が残ったようです。
元の出口近くでトイレ休憩して・・
いや~綺麗なトイレでしたよ・・流石、国営ひたち海浜公園です。
私達は国営ひたち海浜公園の4分の1程を歩いたのでしょうか・・
出口近くの噴水は誰も見ていないのに一日中高々と水を噴き上げていました。
車の中で「びしょ濡れね~・・」
「ウン・・家まで帰る途中で乾いちゃうよ・・」
自慢じゃないが「二人共良く頑張ったな~」