団地夫婦の日々

常盤平団地夫婦の54年、団地内で気付いた事を時々に、妻の料理、私の買い物等

常盤平団地の55年 外出自粛5日目

2020-04-29 14:17:19 | 夫婦
 
常盤平団地の54年 81 お手上げ

薬剤師免許をお持ちの薬局の奥さんから、妻に「花粉症の症状では咳は出ません、普通の風邪です・・」妻が一昨日から咳が酷く止まらない・・強気の妻が気の毒みたいに苦しそうな咳を連発......
 

いつも配信される一年前の投稿記事を見る度に、ここ2か月間は新型コロナ感染に関係した記事と比較してはタメ息ばかりの毎日でしたが・・

去年4月28日の記事に何故か救われたような気分の夫婦です。

もしも今年の今日、妻の咳が止まらなければ・・

即、病院へ行って検査して貰わないといけない状況になっていた筈ですから・・

「こんな記事を書いていたんだな~・・今年で無くて良かったな~・・」

「へ~?・・若しかすると、あの咳の原因は山菜のせいかも知れないよ・・」

1年後になって変な話をする妻です。

「そんなことは絶対無いだろう・・フキノトウやらコゴミやらワラビやら、天ぷらでも何でも殆ど俺が食べたんだから・・ついこの間もフキノトウ買って来て食べたじゃないか」

私が不服そうに言ったので山菜の話はそこでストップです。

それにしても去年白河から送られて来た食べ切れない程の美味しい山菜の味を忘れてはいない食いしん坊です。

さて毎月28日はケンタのニワトリの日です。

ケンタのフライドチキンは奥様の大好物です。

散歩の目的地として、真っ直ぐに奥様お薦めのケンタへ出掛けました。

「もし行列してたら買って来ないからな」

到着したケンタには、通常ですと店の表に、トリの日の看板が出ているのですが、何故か今日は出ていません。

でも、店内にはトリの日の案内パネルが見えます。

トリの日セットの値段は1350円が1000円ポッキリ。

狭い店内には間隔を置いて、私の前にお二人のお客様が順番を待っていたので私は3人目で開け放されたお店の外側で待っていたのですが・・

そこへ後からきた一人の若い女性が店内に入って、前のお客の後ろに、そう三人目になって並んで仕舞ったのです。

トリの日だけに、殆どのお客が当日限定1000円セットですので、直ぐ前の二人のお客様もテイクアウトのセットを手にお店の外に出て来ました。

それを見てから私も店内へ向かいます。

すると、先程、前に並んだ女性が、店内に入った私の方を向いて、優しく「どうぞ、お先に・・どうぞ・・」と白い手の平を上にして私を前の方に促して下さったのです。

でも、私の方に向いた女性は「先程は済まない事しましたね・・」と案じていたようなお顔でした。

きっと私が表に立っていて、店内へ入ろうか、どうしようか迷っていたように見えたのでしょうに・・

嬉しい瞬間でした・・勿論ここは年寄り遠慮無しに「どうも有難う・・スイマセン、お先に・・」

お店を出た時には5人程が行列をして並んでいました。

 ケンタの日です。ゴチソウサマ

 勿論、行きも帰りも寄った所はケンタッキーのお店だけです。