ときめき

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1本のテープ

2009-06-16 22:15:55 | 日々の出来事
今回の引っ越しで探していたものが見つかった!
それは父の法事のときに鹿児島の叔母が持ってきてくれた大切な1本のテープです。

叔母の夫は私の父の弟です。(私にとっては叔父)
残念ながら42歳くらいだったと思いますが病気で他界しました。
その時、三人の子供たち(私のいとこ)は上が12歳、下は4,5歳でした。

彼らには父親の記憶がないので私の父が自分の弟の人柄や幼き頃から結婚するまでのエピソードを1本のテープに吹き込んで叔父の17回忌に3人の子供たちにプレゼントしたものです。
上の子はちょうど自分の子供がもうすぐ生まれるという時、3人とも夫々仕事を持ちはじめ独立した頃だったようです。
テープには昭和55年の9月と記載されています。



あのテープはどこに行ったのかしら?
とある時に母に聞いてもわからないと言うし。。。もう出てこないものだとばっかり思っていたから凄く嬉しかった。

今夜は母がショートスティでお世話になっています。
弟と二人で久し振りに父親61歳の時の生の声を聞きました。
「こんな声だった?」と弟が言いますが(笑)30分ほどのテープを懐かしく聞きました。



台湾での生活、戦争、終戦後の出来事。
叔父が1軒の散髪屋さんを立ち上げた時のことなど興味深く聞きました。
10何年前に父の法事のときにこのテープを聞いたのですが声を聞いただけで泣けてきて内容は全く覚えていませんでした。
今夜は改めてしっかり冷静に聞くことができました。

叔父は人気者で人付き合いもよくて、言葉の最後にへへへ・・とかハッハッハとか必ず笑い声が入る明るい人だったそうです。
お小遣いもすぐに使うのは叔父、父はじっくり、下の叔父は使わない・・らしい。
車やテレビなどもなんでもいち早く流行のものを手に入れる人らしくて思わず昔の叔父の顔を思い出しながらなんか私似てるなぁ?
ハッハッハ~

今夜は久し振りに弟と二人で、あの世に旅立った人たちを懐かしく思い出しました。