脱サラ整体師の午後

日々の生活や施療の中で、発見したこと、気がついたことなどを綴ります。

大リーガー、ダルビッシュの首

2014年03月28日 | 日々の施療
 レンジャーズのダルビッシュ投手は、首を痛めたため、
 開幕戦の登板を取りやめると発表しました。 

 どうやら原因は、寝違えらしいのです。
 私は、整体師という仕事柄、この手の話はとても気になります。

 そこで改めて、彼の投球フォームを、ユーチューブで見てみました。
 右腕のダルビッシュは、最後に腕を振り切る際、
 左足と頭を軸として体を支えますが、特に頚部の右側が壁となって、
 上肢を支えているのが解ります。
 そしておそらく、この首の壁が重要で、ボールのスピードとコントロール
 をも左右しているはずです。
 一見、それほどつらそうには見えませんが、投げ続けることで、
 実際は、首にかなりの負担が、かかっているはずです。 

 アメリカにわたって以来の、あるいはそれ以前からの
 首の疲れが、今、出ているのかもしれません。
 きっと、今回の寝違えの下地になっているのでしょう。 

 彼の、オフィシャルブログをついでに見てみました。

 「首の状態ですが、頚椎椎間板に、炎症はありませんでした。
 あくまで寝違えみたいです。とりあえず、早く治します。」


 彼の首は、体幹にしっかり根を下ろしたような、がっしりした首です。
 でも、筋肉量が多いだけに、ケアーが足りないと、固まってしまいがちです。

 そして、こんなダルビッシュにお勧めしたいのが、当院の整体テクニック、
 「首こりチューニング」です。 
 本当は、すぐにでも施術してあげたいのですが… 

 硬縮した筋繊維を、やさしくほぐし、血液・リンパを流し、疲労物質を処理し、
 再びしなやかな状態に回復させるオリジナルテクニックです。
 太い首も、細い首も、アスリートも、一般人も、問わず適用可能です。

 ダルビッシュ選手の、一日も早い復帰が、待ち遠しいですね。
 文字通り、首を長くして待ってます! 

筋肉は、バカじゃない!?

2014年03月13日 | 日々の施療
 一雨ごとに、春に近づいているようですね!
 色々な意味で、スタートの4月に向け、今月は、
 心身ともにリセットしたいですね☆  

 さて、いきなりですが、

  「筋肉だけで、体は変わる 」

 と私は、本気で思っています。
 とても不思議なのは、現代の医療が筋肉をあまり重要視していないことです。
 どんなに精密な検査をしても、筋肉の状態の チェックは抜け落ちてしまいます。  
  何故なんでしょう・・・?
 体を支え、力を発揮するだけの単純な器官、単細胞な存在としか見ていないようです。
 でも、この不憫な筋肉こそ、体調管理の主役ではないかと思うのです。

  「 筋肉は、決してバカじゃない!? 」 
 
 それどころか、とても素直で優秀な器官です!  
 その証拠に、筋肉の硬結を力で緩めようとしても 決して緩みませんが、
 筋肉が認めるパスワード?を使えば、  たちどころに緩めることが出来ます。
 ひとたび、筋肉が硬縮を起こすと、関節を動かす際の
 足かせとなり、可動域を狭めたり、また、血管、リンパ、神経を圧迫して、
 血流不全や、痛み、内臓の機能低下を  引き起こします。
 でも、筋肉から切り込むことで、体は大きく変化するはずなのです。
 血液や、自律神経と連系し、彼らを味方につける
 施術をすれば、体は細胞レベルで回復します。
 テクニックや先入観を先行させず、また、一方的にアジャストの型にはめ込むこともせず、

  「体の声を聞く整体」

  「筋肉の気持ちに沿った整体」

 を、これからも心がけていきたいと思います。