新年早々、凄いものを見てしまいました
それは、先日の箱根駅伝で、第5区を走った 神野大地(青山学院大3年)です。
あの柏原竜二(山の神、東洋大卒)の記録を、あっさり破ってしまったのです。
身長164㎝、体重43㎏という、一見華奢でスリムな体が、
高低差800m超という過酷な箱根の山上りコースを、
軽快に駆け抜けたのです。
柏原竜二も、身長174㎝、体重55㎏と、かなり細身ですが、
それをはるかに上回る超軽量ボディ。
まさに驚きです。
神野大地の走るフォームを見ると、かなり強く腕を振って走ってます。
でも、体の上下、左右の揺れがとても少なく、
また、体幹の軸、そして中心が、ぶれていないのです。
とてもしなやかで、無駄の少ない走法だと思います。。
ここから判ることって何でしょう?
それは、長距離を走ることに必要な筋肉しか、付いていないということです。
その中心が、インナーマッスル(深層筋)です。
インナーマッスルは、体の深部にあって、骨格、関節、内臓を
支え、姿勢やバランスを維持するための筋肉。
瞬発力は、無い反面、長時間、効率よく動かせる筋肉です。
彼には、強靭なインナーマッスルと、精神力が、備わっているはずです。
逆に、アウターマッスル(表層筋)は、極めて少ないようです。
必要以上のアウターマッスルは、関節の動きを邪魔するし、体のぶれの
原因にもなるし、重たいだけだからです。
余分な筋肉も脂肪も、全てそぎ落とした、まさに
長距離を走る上でうってつけの体、なのかもしれません。
そして、“走るアスリート”の体の調整(コンディショニング)に、
とても役立つのが、
“腰チューニング”というテクニックです。
腰や下肢に、ハードな負担をかけるアスリートの場合、
硬縮した筋繊維を緩め、疲労物質を速やかに流し出すことが
求められます。
ちなみに、これは、うちで受けられます。(少しPRでした)
“スーパー軽量&体幹強化ボディ”、神野大地の
来年の箱根の走りが、今から楽しみですね ☆