私は仕事柄、様々なアスリートの身体のことが、
時々気になります。
最近気になっているのは、大谷選手のことです。
アメリカ大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手は、
デビューするや、二刀流で大人気となりましたね。
でも今、彼を苦しめているのは、指先の小さな
水ぶくれなのです。
再三、手のまめの影響で、試合を降板していましたが、
最近は更に、右肘内側側副靭帯の損傷で、10日間の
故障者リスト入りしました。
これも、手のまめが影響していることは、確かです。
彼は二刀流ですから、バットによるまめと、ボールによる
まめと、ダブルで発生しているはずです。
〇まめは何故できる?
まめとは、手や足にできる水泡のことで、皮膚に摩擦などの
機械的刺激が繰り返し加わることで、生じます。
皮膚が、乾燥して柔軟性が落ちたり、また、発汗で、
皮膚がふやけてしまっても、摩擦が増加し、生じやすくなります。
ピッチャーの投球とは、指の腹でボールの縫い目を、
強い力でこすり続ける仕事ですから、まめができるのは、
まさに宿命と言えるでしょう。
〇まめの影響は?
まめができると、指の先端に力がかかりにくくなり、
指を曲げる筋肉に強い負担がかかります。
その結果、この筋肉のもう一方の付着部である肘の
内側の靭帯に、大きなストレスがかかることになります。
これが、右肘内側側副靭帯の損傷です。
〇スプリットも原因か?
大谷選手が武器とする球種“スプリット”は、
人差し指と中指を拡げて、ボールを挟む握り方のため、
指に負担がかかり、故障の原因に成り易いと言われています。
これもまた、まめに追い打ちをかけていると思われます。
〇どう対策すべきか?(提案)
こんなことは、外野にいる私などが、考えなくても
いいことですが、大谷選手のファンの一人として、
また整体師という立場から、考えてみました。
①練習及び試合後の、手指のクールダウン。
肩、肘回りだけでなく、手指の筋肉も、丁寧に細部まで、
氷でアイシングして、炎症を抑えます。
②腕・手指の筋肉の、ストレッチ&マッサージ。
特に、肘から手指は、細かく筋繊維レベルのマッサージを行い、
血流、リンパを促進します。
私が、通常行ってる整体法は、筋肉をミクロ(微細)
にフォーカスするやり方なので、こんな時役立ちます。
③スキンケア(肌管理)
肌の乾燥は大敵です。常に保湿を心掛けること。
また、高湿度や汗は、皮膚がふやけるので注意します。
セラミド成分を多く含む食品を、摂ることも大切です。
☆出来れば、体全体のトレーナーとは別に、
“ハンドマッサージ&スキンケアの専門家”を、
専任で付けることが、必要だと思います。
以上のことは、全て既にやっていることなのでしょうが、
より専門的に、より徹底させることが、求められます。
まめに悩んでいるのは、大谷選手だけではありません。
でも、
“「まめ管理」を制する者が、メジャーを制する!”
のだと思います。
私は、大谷選手の、今後益々の活躍を、心から期待したいと思います ☆
時々気になります。
最近気になっているのは、大谷選手のことです。
アメリカ大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手は、
デビューするや、二刀流で大人気となりましたね。
でも今、彼を苦しめているのは、指先の小さな
水ぶくれなのです。
再三、手のまめの影響で、試合を降板していましたが、
最近は更に、右肘内側側副靭帯の損傷で、10日間の
故障者リスト入りしました。
これも、手のまめが影響していることは、確かです。
彼は二刀流ですから、バットによるまめと、ボールによる
まめと、ダブルで発生しているはずです。
〇まめは何故できる?
まめとは、手や足にできる水泡のことで、皮膚に摩擦などの
機械的刺激が繰り返し加わることで、生じます。
皮膚が、乾燥して柔軟性が落ちたり、また、発汗で、
皮膚がふやけてしまっても、摩擦が増加し、生じやすくなります。
ピッチャーの投球とは、指の腹でボールの縫い目を、
強い力でこすり続ける仕事ですから、まめができるのは、
まさに宿命と言えるでしょう。
〇まめの影響は?
まめができると、指の先端に力がかかりにくくなり、
指を曲げる筋肉に強い負担がかかります。
その結果、この筋肉のもう一方の付着部である肘の
内側の靭帯に、大きなストレスがかかることになります。
これが、右肘内側側副靭帯の損傷です。
〇スプリットも原因か?
大谷選手が武器とする球種“スプリット”は、
人差し指と中指を拡げて、ボールを挟む握り方のため、
指に負担がかかり、故障の原因に成り易いと言われています。
これもまた、まめに追い打ちをかけていると思われます。
〇どう対策すべきか?(提案)
こんなことは、外野にいる私などが、考えなくても
いいことですが、大谷選手のファンの一人として、
また整体師という立場から、考えてみました。
①練習及び試合後の、手指のクールダウン。
肩、肘回りだけでなく、手指の筋肉も、丁寧に細部まで、
氷でアイシングして、炎症を抑えます。
②腕・手指の筋肉の、ストレッチ&マッサージ。
特に、肘から手指は、細かく筋繊維レベルのマッサージを行い、
血流、リンパを促進します。
私が、通常行ってる整体法は、筋肉をミクロ(微細)
にフォーカスするやり方なので、こんな時役立ちます。
③スキンケア(肌管理)
肌の乾燥は大敵です。常に保湿を心掛けること。
また、高湿度や汗は、皮膚がふやけるので注意します。
セラミド成分を多く含む食品を、摂ることも大切です。
☆出来れば、体全体のトレーナーとは別に、
“ハンドマッサージ&スキンケアの専門家”を、
専任で付けることが、必要だと思います。
以上のことは、全て既にやっていることなのでしょうが、
より専門的に、より徹底させることが、求められます。
まめに悩んでいるのは、大谷選手だけではありません。
でも、
“「まめ管理」を制する者が、メジャーを制する!”
のだと思います。
私は、大谷選手の、今後益々の活躍を、心から期待したいと思います ☆