先日の、東京新聞は、“子どもの体の異変”を
伝えていました。
5歳の男の子が、腰痛で整形外科を受診した
事例を紹介。
普段、ほとんど体を動かさず、ゲームやスマホで
下向きの時間が長く、姿勢は猫背でお腹が前に
突き出た形になっていました。
今時、こういう子は、珍しくありません。
うちのサロンにも、初めてのランドセルで、
肩こりになった小1男子などがやって来ます。
一番の原因は、やはり外遊びが減ってしまったことですね。
また、蛇口をひねる、ドアノブを回す、雑巾を絞る、
床の雑巾掛けをする、和式トイレを使うなど、
日常の細かな動作が、少なくなっていることも挙げられます。
そしてこのままでは、歳をとった時、要介護になってしまう
危険性が高いと、警鐘を鳴らしていました。
国も来年から、対策に乗り出すそうで、小中学校で、
四肢の状態をみる検査を、義務付けるそうです。
本来、子どもは、体が柔らかいはずです。
でも、急激な社会環境の変化が、子どもの体
までも変えてしまっています。
体が硬くなるということは、心や脳も、
柔軟性を失うことにもつながります。
こんなことが、ニュースになる時代だからこそ、
私達は、セラピストという立場から、
“子ども達の、笑顔・好奇心・熱意・ポジティブなエネルギー”
を、体のサポートを通じて、育てていきたいと思うのです