最近、うちの店に、Yさん(中学2年・女子)が、
母親と共に来院しています。
Yさんの悩みは、“頭痛・吐き気・立ちくらみ”があることです。
特に、朝食の後、気持ちが悪くなり、学校へ行けなくなることも
月に1回位あるようです。
しかも最近、特に悪化しているとか。
以前、“起立性調節障害”の中学生が来たこともありますが、
それとは少し、症状が違うようです。
内科の先生の診断では、“自律神経失調症及び、貧血”と、
言われたそうです。
Yさんの姿勢を横から見ると、頭が肩の中心ラインより前方にスライド
しており、肩も内側に入っていて、首と背に負担がかかり易い状況です。
首と脊柱際の筋肉は、かなり硬縮していました。
私 「何かストレスになることは、ありますか?」
Yさん 「はい、…」
Yさんは、水泳が好きで、小学生の頃からスイミングスクールへ通っている
のですが(競泳チームに所属)、現在のコーチの、スパルタな指導方法が合わず、
それがストレスになっているようでした。
練習中にも、吐き気や過呼吸を起こすことがあるようですが、コーチは
あまり配慮してくれないそうです。
Yさんが、カルテに記入した文字からは、几帳面でまじめな性格がうかがわれます。
きっと、言いたいことを言い出せず、がまんして頑張ってしまう性格なのでしょう。
Yさんのように、メンタルなストレスを抱えている場合、
整体だけでは不十分で、
“整体+呼吸法”で、対応します。
“呼吸法のトレーニング”を取り入れて、自律神経のバランスを回復することが、
大変効果的です。
私が行う呼吸法は、「チェック法」により、ビフォア―&アフターが、
すぐに比較できます。
そしてほとんどの人が、その変化に驚き、やる気になるようです。
Yさんの場合、週1のペースで、3回、30分のキッズ整体を続けたところ、
朝食後の気持ち悪さ、頭痛、吐き気は収まり、学校へも休まず通えている
とのことでした。
“呼吸法のトレーニング”は、毎日、妹や弟達と一緒に楽しみながら、
しっかり実践しているそうです。
確かにチェックすると、呼吸は深くなり、腹部の柔らかさと強さが、
増してきました。
姿勢も、前よりきれいです。体幹が強くなった証拠です。
Yさんは、以前の、“吐き出せず、ストレスを溜め込んでいた”状況から、
少しずつ吐き出せる体へと変化し始めたようです。
当面は、月1回ペースで、調整しながら様子を見ることにしました。
必要に応じて、“ココロの持ち方”も、アドバイスしていくつもりです。
Yさんにとって、今後スイミングとどう付き合うか、まだ課題はありますが、
自分のココロとカラダが、少しずつ強くなることで、その対応にも
余裕が出てくるはずです。
とりあえずは、Yさんと、お母さんに笑顔が戻り、私もホッとしました。
母親と共に来院しています。
Yさんの悩みは、“頭痛・吐き気・立ちくらみ”があることです。
特に、朝食の後、気持ちが悪くなり、学校へ行けなくなることも
月に1回位あるようです。
しかも最近、特に悪化しているとか。
以前、“起立性調節障害”の中学生が来たこともありますが、
それとは少し、症状が違うようです。
内科の先生の診断では、“自律神経失調症及び、貧血”と、
言われたそうです。
Yさんの姿勢を横から見ると、頭が肩の中心ラインより前方にスライド
しており、肩も内側に入っていて、首と背に負担がかかり易い状況です。
首と脊柱際の筋肉は、かなり硬縮していました。
私 「何かストレスになることは、ありますか?」
Yさん 「はい、…」
Yさんは、水泳が好きで、小学生の頃からスイミングスクールへ通っている
のですが(競泳チームに所属)、現在のコーチの、スパルタな指導方法が合わず、
それがストレスになっているようでした。
練習中にも、吐き気や過呼吸を起こすことがあるようですが、コーチは
あまり配慮してくれないそうです。
Yさんが、カルテに記入した文字からは、几帳面でまじめな性格がうかがわれます。
きっと、言いたいことを言い出せず、がまんして頑張ってしまう性格なのでしょう。
Yさんのように、メンタルなストレスを抱えている場合、
整体だけでは不十分で、
“整体+呼吸法”で、対応します。
“呼吸法のトレーニング”を取り入れて、自律神経のバランスを回復することが、
大変効果的です。
私が行う呼吸法は、「チェック法」により、ビフォア―&アフターが、
すぐに比較できます。
そしてほとんどの人が、その変化に驚き、やる気になるようです。
Yさんの場合、週1のペースで、3回、30分のキッズ整体を続けたところ、
朝食後の気持ち悪さ、頭痛、吐き気は収まり、学校へも休まず通えている
とのことでした。
“呼吸法のトレーニング”は、毎日、妹や弟達と一緒に楽しみながら、
しっかり実践しているそうです。
確かにチェックすると、呼吸は深くなり、腹部の柔らかさと強さが、
増してきました。
姿勢も、前よりきれいです。体幹が強くなった証拠です。
Yさんは、以前の、“吐き出せず、ストレスを溜め込んでいた”状況から、
少しずつ吐き出せる体へと変化し始めたようです。
当面は、月1回ペースで、調整しながら様子を見ることにしました。
必要に応じて、“ココロの持ち方”も、アドバイスしていくつもりです。
Yさんにとって、今後スイミングとどう付き合うか、まだ課題はありますが、
自分のココロとカラダが、少しずつ強くなることで、その対応にも
余裕が出てくるはずです。
とりあえずは、Yさんと、お母さんに笑顔が戻り、私もホッとしました。