脱サラ整体師の午後

日々の生活や施療の中で、発見したこと、気がついたことなどを綴ります。

犬の整体教室

2014年10月24日 | セミナー

 先日、小学校からの友人S君が、久しぶりに帰郷しました。
彼は、現在、北海道の中標津に住んでいて、
愛犬の「雪姫」(ゴールデンレトリバー12歳、♀、30㎏)
を飼っています。  
毛並みが、白っぽいので、そう命名したそうですが、
何ともおしゃれな名前です。

でも、「雪姫」が最近、後肢を引きずるようなことがあると聞きました。
そこで急きょ、彼の実家を訪ね、<犬の整体教室>を開きました。
北海道までは、なかなか行けないので、S君に覚えてもらうために。

実家には、「ホクト」(柴犬、12歳、♂)がいて、整体モデルに
なってくれました。
犬も加齢とともに、後肢の故障がとても増えてきます。
こんな時、普段は人間さまに行う、「こしチューニング」
という整体テクニックが、大変有効なのです。
硬縮した筋肉を、伸ばし、揺すり、緩めて、血流を促進し、
最後に関節を動かして調整するやり方です。

S君が、脊柱ラインを両手でシェーク(揺する手技)していたら、
活発に動き回っていた「ホクト」は、寝息を立ててすやすやと
寝入ってしまいました。 
犬歴の長いS君、さすがに筋が良いです 
あとは、実践あるのみです。

「整体教室」の後、S君の母上の豪華な手料理を肴に、僕たちは、焼酎で乾杯しました。
旧友と久しぶりに酌み交わす酒は、最高です。 

「雪姫」の下肢の改善報告が、今からとても楽しみです 
吉報を待ってますよ 
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ねむい・ねむれない 子どもたちのSOS!

2014年10月17日 | 日々の施療

先日、テレビの番組で、「子どもたちの睡眠障害」を
取り上げていました.

驚いたことに「子どもたちの睡眠障害」は、今や、不登校の
原因の一つにまでなっているようです.

でも更に深刻なのは、脳が発達途上の子どもにとって、
睡眠障害が、脳そのものに悪い影響を及ぼすことです.

その主な原因は、携帯電話でのネットやラインで、
夜更かしする子どもたちが増えていること。

症状としては,朝起きれない,眠い,集中力の欠如、
自律神経の乱れ,ぐったりした疲労感,
眠いのに眠れない,など。

これは、「概日リズム睡眠障害」という病気だそうです。
「今の子どもたちの状況を、社会は、もっと深刻に
 受け止めなければいけません。」
と、医師も警鐘を鳴らしていました。

実は、こんな子どもたちに、うちの「キッズ整体」は、役立ちます。

生活リズムが狂い、自律神経のバランスが崩れた身体を
元に戻すために必要なのは、

① 心と身体を一旦、リラックスモードにリセットさせること。
  (副交感神経を高めます)
  皮膚感覚への気持ち良い刺激により、筋肉を緩め、血流を
  促進し、関節の動きを高めます。

② 腹式呼吸を身につけること。
   インナーマッスルを連動させる 腹式呼吸を行うことで、
   腹圧は高まり、体幹は強化され、自律神経の安定が得られます。
   子どもたちは、腹式呼吸が上手です。
   すぐにマスターします。

そして、この二つとも、「キッズ整体」が
最も重要視するポイントであり、
最も得意とするジャンルです。


子どもたちの「現在」は、現在だけを意味しません。
常に、「現在+将来」を内包しています。
身体も心も柔らかく、修正しやすいうちに改善することが、
子どもたちの将来の可能性を開くことに、つながるのだと思います。
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「チェロの木」という絵本

2014年10月08日 | リラックス

 今日は、久々の休日でした。
 午後から、いつもの店で、タイ古式マッサージを受けた
 帰り道、本屋に立ち寄りました。

 そして、たまたま目にとまった1冊の絵本。
「チェロの木」(いせ ひでこ作)だって。
 私は、最近うちに来る“小さなチェロ奏者”を連想して、
 手に取りました。
 そして、一気に立ち読み。

 絵もいいけど、ストーリーが抜群に素晴らしい 

  ≪木は、見たり聞いたりしてきたことを、歌ったのかもしれない、
   楽器になって―
   森の木を育てていた祖父、楽器職人の父、そして音楽に目覚める少年
   大きな季節のめぐりの中で、つらなっていくいのちの詩≫
                      (表紙の帯より)

 私は、迷わず購入しました。
 そうだ、今度“小さなチェロ奏者”が来たら、見せてあげよう。
 もし気に入ってくれたら、プレゼントしてもいいしね。

 大人も癒される、いい絵本です 
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続・小さなチェロ奏者

2014年10月05日 | 日々の施療

1週間後、再びYくん(9歳・男子)が、お父さんと来院しました。
おっ、姿勢が良くなってます。

今日は2回目の、キッズ整体40分、を行いました。
施術中、Yくんは、前回ほどくすぐったいと言わなくなりました。
これは、筋肉がほぐれてきたこと、そして、リラックス出来るように
なってきた証拠です。
仰臥での腹圧調整。
あれっ、前回出来なかった腹式呼吸が、出来たのです。
Yくんは、お風呂の中で一人、腹式呼吸を練習したそうです。

たった2回の施術で、Yくんの身体は、早くも変わり始めました。
万歳テスト、しゃがむテストもクリアーです。

「ちょっとしたことで、こんなにも子どもの身体って変わるんですね!」
と、お父さんは驚いていました。
そうなんです、子どもの身体は、早ければ早いほど、素直に回復します。

そして、子どもが回復する喜びは、またひとしおです ☆
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