脱サラ整体師の午後

日々の生活や施療の中で、発見したこと、気がついたことなどを綴ります。

しぶこ流・口角術!

2020年01月01日 | Weblog
昨年、女子ゴルフの渋野日向子プロは、笑顔でも世界を魅了しました。
“スマイリングシンデレラ”のポイントは、口角です。
別に笑わなくても、いいのです。
口角をキュッと引っ張り上げるだけの動きで、セロトニン(鎮静作用)を分泌し、
NK細胞(抗ウイルス・ガン)を活性化し、免疫力を高めるそうです(エビデンス(科学的根拠)あり)。
好きな人の笑顔をイメージして、口角をにっとするとやりやすいです♪
これこそ、究極の最小エクササイズですね!
今年は、小さなことで大きな効果を生む健康技を、皆様にお伝えしていきたいと思っています。
新年が皆様にとって、健やかで楽しい一年でありますように!
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 教科書の重さで腰痛になる小学生が増えていた!

2017年09月10日 | Weblog
先日、うちのお客様から、「TVの番組でこんな事をやっていたよ」
と、情報提供がありました。

「小5の息子が、教科書の重さで腰痛になってしまった。」
と、父親が、TVの番組に投稿したそうです。
でもこうした状況は、一個人の話にとどまらず、
今、小学生の間で増加し、問題になっているそうです。

最近の教科書は、大判サイズでオールカラーのものが多く、
昔に比べ20~30%重くなっているそうで、ランドセルの重さも
含めると、総重量は約5㎏になるといいます。

さて、この問題をどう捉えたらいいでしょう?

 第一に、まだ体の小さな低学年は、特に、“教科書の減量化”を図るべきだと思います。
     何か急に、危機的状況に直面した時(車、変な人、津波が来たなど)、
     重いランドセルは、邪魔になり、命の危険すら招くからです。

 第二に、ランドセルを背負う“カラダ”の方の問題です。
     猫背のような姿勢、体幹筋が弱いなど、“子どものロコモ”(ロコモティブシンド
     ローム)(=運動器機能不全及び不調)の存在を感じます。
     これは、教科書の減量化だけでは解決できない、より大きな問題です。
     そして、子どもの腰痛だからと見過ごすと、側弯症や腰椎ヘルニアへと
     進行する危険性があります。

今、生活習慣の大きな変化から、運動不足が原因で、筋肉が鍛えられず、体幹が弱く、
関節なども動かすことが少ないため、些細なことで怪我をする子が増えています。

でも、さしあたって、“教科書の重さによる腰痛”になったら、どうすべきでしょうか?

基本は、“硬くなっている体幹”を柔らかくするために、ストレッチを日々行っていくことです。
体幹の、前屈、後屈、側屈、回旋を、反動を付けずにジワーッと行うこと。

次に、体幹を強化する筋トレ(腹筋、背筋)を、少しでいいから取り入れることです。

子どもの回復力は、大人以上に優れていますから、早めに対応すれば、
きっと改善できます。☆
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子どもの便秘が増えていた!

2017年08月14日 | Weblog
先日、テレビ番組の「世界一受けたい授業」の中で、
小学生の便秘を取り上げていました。

驚いたことに、5人に1人が便秘だというのです。
重症化すると、硬い便の間から柔らかい便が漏れてくるため、
おむつが必要になり、不登校、引きこもりへと発展するケースもあるそうです。
子どもの便秘専門外来もあるそうで、何とも痛ましい話です。

原因は何でしょう?
食物繊維の不足、運動不足、ストレス、腹筋、腹圧の低下…?
でも、薬やサプリに頼るだけでは、根本的な解決にはなりません。

便秘に悩めるキッズがもし来たら、うちでは間違いなく、
“腹式・腹圧呼吸法”で、対応します。

お腹を膨らます、へこます、を連動させながら腹式呼吸を行うことで、
腸のマッサージ効果が得られます。
また腹圧が高まり、同時に、腹横筋(インナーマッスル)が強化されます。
更に、セロトニンの分泌が促進され、自律神経が整い、
メンタルが安定してきます。
とにかく、いいことだらけなんです。

この呼吸法で、“子どもたちのお腹を鍛える”ことは、これから
ストレス社会を生き抜いていく上で、きっと役に立つはずです。
ですから、<キッズ整体>の中には必ず、呼吸法を取り入れ、
家でも出来る様に指導しています。

キッズに限らず、大人の方々にも、有効です。
先日来院されたAさん(20代・会社員・女性)から、うれしいご報告を頂きました。

 「施術前の状態をしっかり診て頂き、とても気持ちの良い施術をして頂きました。(中略)
  後日、自分史上最高の快便があったのは先生のお陰だと思ってます。笑」

大腸は、“第二の脳”とも言われています。
セロトニンやドーパミンも、腸内で作られるため、便秘による腸内環境の悪化は、
“うつ”にもつながり易いようです。

「子どもの便秘」、どうぞお気軽にご相談ください ☆
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藤井聡太四段 に学ぶ子育てのヒント?!

2017年07月14日 | Weblog
私は最近、藤井聡太四段(中3・14歳)のことがとても気になっていました。
ご存知のように、公式戦29連勝を達成した最年少プロ棋士のことです。
彼の出現は、空前の将棋ブームをもたらし、将棋教室への入会者が激増しているそうです。
一見ボーっとしていて、癒し系なのですが、年齢とかけ離れた落ち着き、
そして風格は、大器の片鱗を感じさせます。
“天才少年はどのようにして生まれたのか?”
その背景を探ってみました。

彼は別に将棋の英才教育を受けた訳でも、ご両親が将棋に堪能だった訳でもないのです。
5歳の時、祖母から子供用の将棋盤セットを与えられて、祖父の手ほどきで
始めたそうです。
すると一気に将棋の魅力にはまり、その年の冬から将棋教室に通い始めたと言います。(自発的な行動力)
そして6~7歳の頃には、詰将棋の実力は、既にプロでもかなわないほど突出していた
というから驚きです。(考え学び続ける力、集中力)

一般的に、人間の身体は、まず脳を中心とする中枢神経が先行して発達します。
“スキャモンの発達・発育曲線”によれば、脳神経系統は、4~5歳頃までに80%
の成長を遂げ、6歳で90%、12歳でほぼ100%になると言われています。
この時期に、神経回路へ刺激を与え、多種多様な動きを経験させることは、
とても大切です。
よって、子どもの大きな成長を期待するなら、最も吸収しやすい時期に、
その課題を与えていくことが最適な方法なのです。

藤井四段は、3~5歳の頃、“モンテッソーリ教育を取り入れている幼稚園”
に通っていたそうです。
イタリア人で女性医師の、マリア・モンテッソーリが提唱した教育方法で、
「子どもは自分で成長し、発達する力を持って生まれてくる」ということが、
基本理念だそうです。
なんと、米国のオバマ前大統領やマイクロソフト創業者の
ビル・ゲイツらも幼児期にこの教育を受けているそうです。

彼女は、脳生理学に基づき、様々な能力の獲得には、それぞれ最適な時期があるとし、
これを「敏感期」と名付けました。
2~3歳の頃は、「運動の敏感期」とよび、思った通りに身体を動かして、自分のことは
自分で出来る様になることを目指します。
3~6歳の頃は、「感覚の敏感期」とよび、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感が
著しく発達する時期で、特に重要視しています。
他にも、「秩序の敏感期」、「話し言葉の敏感期」、「文字に対する敏感期」、
「数に対する敏感期」、「文化の敏感期」があるそうです。
子どもは、自分で自分の活動を選び、自分のペースで納得いくまで繰り返し
活動し、大人は、それを見守り適切な援助を行います。

どうやら藤井四段の、“自発的に行動する力、集中力、想像力(先を読む力)”は、
将棋を始める以前の、3~5歳の頃、モンテッソーリ教育で培われたようです。
そうした幼児期のトレーニングが、彼の棋士としての才能を順調に開花させた
のだろうと思います。

つい、うちの息子も、モンテッソーリ教育を体験させていたら、変わっていたんだろうか?
などと考えてみましたが、今となっては後の祭りです。

私は改めて、幼児教育の中身の重要性と、それを受けさせる現実的な難しさを感じました。
働くお母さんにとっては、まず保育園を確保するだけでも難しいという現実があります。
更に、教育方針や内容を吟味することは…
でも、5歳までの幼児期を、どのように過ごすかって、その子の人生を左右する
重要な問題であることも事実なのです。

今回、色々なことを考えさせてくれた、藤井聡太四段の今後の活躍に、大いに期待したいです!
そして、少し有名に成り過ぎてしまいましたが、世の中やマスコミの雑音に負けず、
これからのご自分の青春時代を、大いに楽しんで頂きたいと思います ☆
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1歳児の4割が、スマホ経験!

2017年03月05日 | Weblog
先日、私は、東京新聞のある記事がとても気になりました。
ある調査機関の調査によれば、

“1歳児の約4割” “3歳児の約6割”は、

スマホなどの利用経験が、あるそうです。
しかも、その約半数が、
 「毎日必ず」か、「ほぼ毎日」、利用しているとか!

私は、「そこまで進んでいたのか…!」と改めて驚きました。
でも、幼児の場合は、自らの意思でスマホを使うはずは無く、
当然“親の意思”、ということになります。
その主な理由は、
     「子どもの機嫌が良くなる(喜ぶ)」(54%)
     「保護者の手を離れる時間ができる」(40%)
     「機器に触れたがる」       (28%)

だそうです。

“スマホ利用者の低年齢化”が進んでいることは、
今や、止めようのない社会現象です。
でも、このまま飲み込まれるだけでいいのでしょうか?

<心配その① 脳への影響はどうなのか?>

 乳児から幼児前半は、脳の発達が最も著しい時期で、
1~2歳でシナプスの数はピークを迎えます。
脳神経系は、5歳児までに80%、12歳で100%完成します。
まだ未完成で、脳が柔らかいこの時期に、テクノロジー刺激
ってどうなのか?
右脳と左脳は、バランス良く育ってくれるのか?

「パソコンや携帯端末の画面を見る時間が長ければ長いほど、社会的スキルが低下し、
人の気持ちを読み取る能力が育ちにくい」
という研究結果も発表されています。

<心配その② “ネット依存症”へのリスク>

実は今、“ネット依存症”の患者が増え、しかも低年齢化している
という状況があります。
従来は、10代後半~20歳前後が中心だったようですが、
最近は、小学生が専門医を受診するケースも増えているそうです。

 “親が依存のリスクを考えず、おもちゃ代わりにスマホを持たせる”とか、

 “親の使い過ぎを見て、真似をする”

といったことが、依存を招き、睡眠障害、不登校、引きこもり、
といった重大な事態につながるケースもあるようです。
また、身体的には、視力低下、首こり、頭痛、肩こり、なども発症します。
早い時期に始めれば始めるだけ、依存のリスクは高まるのです。

あのスティーブ・ジョブス(アップル社の共同設立者、2011年没)でさえ、
自分の子どもたちが、テクノロジー機器を使う時間については、
厳しく制限していたという話です!

現代のキッズたちが、やがてスマホの波にのみ込まれていく事態は、
避けようがありません。
でも、“子どもの心と脳が、バランス良く育つように”、
(親の都合だけでなく)スマホとの距離感、使用時間を、一度考えるべきだと思います。
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「組み体操」の事故をどう考えますか?!

2016年04月09日 | Weblog
全国の小・中・高で、事故が相次いでいる「組み体操」について、
先月、スポーツ庁が国としては初めて、指針を出しました。
そして、最近、「タワー」や「ピラミッド」を中止する市や町が
増えてきているようです。

でも、高さを競うリスクの高い「タワー」や「ピラミッド」を
中止すれば、問題は収まるのでしょうか?
どうやらそうでは無さそうです。
組み体操の事故の内訳を見ると、2人組で行う、「倒立」「肩車」「サボテン」
などシンプルな技でも、怪我が多いのです!

その背景にあるのは、「体力の低下」、「体の硬さ」だと思います。

 ・しゃがめない。(股関節・足首)
 ・手を真直ぐ挙げられない。(肩関節・肩甲骨)
 ・手首を十分反らせない。(手首)

今、こんな子どもが増えているのです。
少なくとも、上記3項目をクリアー出来ない子どもに、
組み体操は難しいと思います。
まして、重量と高さが加わる、「タワー」や「ピラミッド」は、
かなりヤバイです。

うちの店に来られている、小学校の先生方からも、

「鉄棒や跳び箱で、骨折する子が今、増えています。
 特に倒れても、受け身を取れない子が多いです。」

「馬跳びをさせても、出来ない子が増えました。
 もう馬跳びで遊べる、昭和な子は、いません!」

という声が上がっています。

問題は、「タワー」や「ピラミッド」をやるかやらないか、ではなく、
現代の子どもたちの体力の低下を、見つめ直し、
トレーニングの方法と導入を考えなければいけない、
ということではないでしょうか?

“いかにして、子どもたちの体力を向上させていくか?”

 これは、4年後にオリンピックを迎える日本の、大きな課題だと思います!

そして、私としても今後更に、“キッズ整体”に力を入れていきたいと思うのです。
さわやかコリニック整体院
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山の神のこと

2012年01月02日 | Weblog
 

今日、1月2日、柏原が、有終の美を飾った。

 箱根駅伝の、“山の神”柏原竜二のこと。

 彼が、母校の後輩ということもあるが、とにかくセンセーショナルな

 四年間だった。

 急峻な箱根の山登りの第5区を、驚異的な粘りと、スピードで駆け登り、

 ライバル達を抜き去る姿に、痺れた。

 勝敗よりも、顔を歪め、首を振り、渾身の力で走りきる彼の姿に。

 強靭な体幹と、大腿四頭筋もさることながら、それ以上に

 優れていたのは、負けない、強い気持ちだった。

 この厳しい時代、僕たちも、彼から生きる姿勢を学びたい。

 今後、彼がアスリートとして、更なる進化を遂げることも期待したい。
 
 
 
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2012 元日

2012年01月01日 | Weblog
 年が、明けた。

 家の近くの、初日の出スポットへ急ぐ。

 地平線の、上あたりは、雲がボーダー状にたなびいていて

 太陽が、なかなか現れない。

 でも、やっと、顔を出した。

 明るい、眩しい、温かい。

 お日様は、宇宙のエネルギーの源だからね。

 温かくて、優しいエネルギーを頂いた後は

 宮城の純米酒を、頂きました。

 少しだけ、至福の時です。
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ブログデビューのご挨拶

2011年05月07日 | Weblog
 えーはじめまして、脱サラ整体師のすぎたです。
本日より、たまに、ブログを書きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 ところで、“午後”っていい響きですよね!“午後の紅茶”(キリン)、“海を見ていた午後”(ユーミン)、など。“午前”が時間に追われ、緊張モード、仕事モードなのに対して、“午後”は、少しリラックスモード。仕事の合間にお茶でも飲みながら、一息つける時間帯です。
仕事に追われて、あっという間に夜になってしまうこともあるけど、手持ち無沙汰な“午後”のひと時、つれづれなるがままに、キーボードを叩きたいと思います。
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