脱サラ整体師の午後

日々の生活や施療の中で、発見したこと、気がついたことなどを綴ります。

ママセラピスト誕生!

2017年12月28日 | セミナー
12月の「キッズ整体セミナー」を、開催いたしました。(セラピストスクールselene・五反田にて)

◇ ママセラピスト第一号!

最近受講対象者を、子育て中のパパ・ママまで拡大したばかりですが、
今回の参加者は、まさに都内在住の主婦Sさん(40代)でした。
施術経験が全くない方の受講は、Sさんが初めてです。

Sさんは、小1のサッカー少年と、小5のクラシックバレー少女
のお母さんです。
小学生ながらも、ハードに練習に明け暮れるお二人の
専属トレーナーになりたいと考え、“キッズ・整体”で検索して
この講座を見つけ、ご主人とも相談して受講を決めたのだと、
その動機を話してくださいました。

◇ 受講にあたり明確な課題を持つこと!

ママセラピストの場合、不特定多数の人を施術する訳ではありません。
ご自分のお子さんが対象なので、今抱えている問題から改善していくことになります。

私 「今、お子さんの身体のことで、改善したいことはありますか?」

Sさん「まず、二人とも、姿勢が悪いので直したいです。
   また、歩行時、足先が内股になることもあり、不安定なのが気になります。
   それと最近、長女が頭痛を訴えます。中学受験を決めてから、机に向かう
   時間が増えているのも原因かもしれません。」

講座では、受講生の“ここを治したい”をあらかじめお聞きし、解決方法の
ご提案を必ず入れていくようにしています。

Sさんの課題に関しては、姿勢の改善法(基本中の基本です)、股関節回りの調整法、
首こりの改善法、を伝え、練習しました。

◇ 素人の主婦の方でも、体得出来ました!

実技練習の最後は、私が台になってチェックするのですが、Sさんが、
しっかりポイントを押えて、手技が出来ていたので感心しました!
実は、どこまで手技が出来るか、少々不安だったのです。
でも、今回Sさんを見て、全くの素人の方でも修得出来るという
確信を得ました。

手技はシンプルですが、効果がはっきり出るので、
施術経験が無くても、きっと理解しやすいのだと思います。

お子さんのトレーナーを目指すSさんの、熱意と
整体センスは、本物です。
今後、ご自分のお子さんからスタートして、更に、
整体を学び、技術を磨いていけば、プロとしての
活躍も可能だと思います。

Sさんの今後のご健闘を、心からお祈りいたします。
そして、その後の臨床レポートを、お寄せ下さいね!
楽しみにしています。

講座では、Sさんに続くママセラピスト及び、
整体師、セラピストの方々の受講を、お待ちしています ☆
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受講生からのご報告メール(キッズ整体セミナー)

2017年12月13日 | セミナー
先月セラピストスクールselene(五反田)で、私の講座を受講されたMさんから、
“ご報告メール”を頂きました。

Mさん(40代女性・看護師&セラピスト・自宅でサロンを運営・静岡県)
、「キッズ整体セミナー」を受講されました。

“杉田先生、

 先日は、「キッズ整体セミナー」を受講させて頂き、ありがとうございました。
 私はもともと、子どもの姿勢改善整体をメニューとして行っていますが、
 更に知識や技術を深めたいと思い、今回受講させて頂きました。
 明日から実践できる手技も多く、特に子どもでも簡単に取り入れることが
 出来る、「腹式・腹圧呼吸法」の方法が、目から鱗でした!
 早速、私の小学6年の息子に行ったところ、ビフォア―&アフターのカラダの
 違いにびっくりし、毎日自分でやるようになりました。
 体幹が強くなるのが目に見えて判るので、それ位違いが判ると素直に子どもは
 やってくれます。
 手技の中に母と子のスキンシップになるものもあり、今後の「お母さんに教える整体」
 の中に、取り入れていきたいと思います。
 大変貴重な体験を、ありがとうございました。
 感謝いたします。”

Mさんのメールからは、講座で習ったことをすぐに実戦し、効果を実感されているご様子
が判り、とてもうれしく思いました。

Mさんの息子さんは、サッカー少年で、日々ハードに練習に打ち込んでいるそうです。
息子さんの専属トレーナーとしても、今後更に、パワーアップ出来るはずです。

また、“キッズ整体の意味”は、単に施術者が子どものカラダのマッサージやケアを
行うだけではありません。
子ども自身が、
“カラダのこと、呼吸法、姿勢の正し方、自分でカラダをケアしていく習慣を学ぶ”
貴重な機会でもあります。

Mさんの息子さんが、自分で「腹式・腹圧呼吸法」を始めたように、
“自主的に自分のカラダのために何かを行う”
きっかけ作りが、とても大切だと思います。

Mさん、とても素晴らしいご報告、ありがとうございました。
今後の益々のご活躍を、お祈りします。

「キッズ整体セミナー」は、整体やセラピーのプロだけでなく、
子育て中のママさん、パパさんにも、門戸を開いています。
“キッズのためのセラピスト”を目指す皆様、どうぞ講座でお待ちしています ☆
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冬の入り口で、腰痛が急増中!

2017年12月02日 | 日々の施療
ここ最近、うちの店は、腰痛のお客様が
急に増えてきました。

寒さが一段と強くなり、イチョウが黄色く、モミジが赤く、
鮮やかに映えるこの季節は、人間の腰にとって、イエローやレッドの
警告のサインかもしれません。

タンスの引き出しを開けようとして、動けなくなったピアニスト、
久しぶりにハイヒールで外出し、翌朝痛みを起こした主婦、
普段の長時間労働に加え、無理なストレッチで腰痛になったコンビニ店主、
など、職業も様々です。

“寒くなると、腰痛は増えます”

身体は、筋肉を収縮して熱を逃がさないようにするため、
筋肉は基本、硬くなります。
また外出時、寒いとつい体にも力が入り、背を丸くした姿勢で
歩くことが多くなります。
更に、カラダの冷えや、運動不足も加わります。

この結果、
“筋肉が硬くなる要因が増え、体幹の血流低下を招くことが、
 僧帽筋や、脊柱起立筋を鉄板化し、可動性を失い、
 特定の部位への負担を強いる”
のです。
これが、腰痛を引き起こす原因です。

では、どうしたらいいでしょう?
もっと“筋肉を動かして、血流を促進すること”です。

“デスクワークなどで、30度の前傾姿勢で座っていると、
 脊柱起立筋の血流量は、1/8まで低下する”
というデータがあります。

また、
“テレビの視聴や、オフィスのデスクワークで1時間座っていると、
 寿命が22分縮むことになる”
というデータがあります。

私たちは、これらの事実を肝に銘じましょう!

まとまった時間を取れれば、ウォーキングや水泳をお勧めしますが、
“すき間時間”を活用する方が、より現実的だと思います。

エスカレーター、EVより、階段を使う。
職場でも、30分に1度立ち上がる。座りっ放しにしない。
椅子に座ったまま、上半身を左右にねじる、後ろへ反らす。
電車の中で立ったまま、ヒールライズ(かかとを上げる、下げる)。
必ずお風呂に入る。などなど…

“小まめなストレッチや運動が、血流を促し、寒い季節の
 腰痛リスクを減らしてくれるはずです”

どうぞ皆様、“小まめに動いて快適な冬を” お過ごしください ☆
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