脱サラ整体師の午後

日々の生活や施療の中で、発見したこと、気がついたことなどを綴ります。

気がつけば、25年(四半世紀!)

2025年03月09日 | 日々の施療
僕が生田で整体サロンを始めて、25年になりました。
初めは、ダンススタジオを週3日、間借りして、ベッドを1台ポツンと
置いた形でした。
それからは、あっという間でした。
その頃はまだ、整体スクールを出たての、初心者マーク付きの
整体師でした。

でもその当時から、今だに来てくれている方が何人かいて、
そのうちの一人、Yさん(70代・男性)が、
最近、来院しました。
長い間通って来ていただき、本当に感謝しかありません!

Yさんは、奥様とペアを組み、社交ダンスに打ち込んでいます。
それは25年前から、変わりません。
もう既に仕事は、退職されていますが、複数の先生の
レッスンを受けながら、試合に挑み続ける意気込みは、
半端ありません。

Yさんが、出来るだけ長くダンスを続けられるように、
これからもフィジカル面でサポートしていきたいと思います。

お客様も、僕自身も、共に歳を取ります。
だから、“抗加齢のためにどうすべきか”が、
今後の大きな課題になります。

お客様の、ココロ・カラダを一生涯サポート出来るセラピスト
を、更に目指していきたいと思います。
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カンボジア帰りのバイクパッカー、来院

2025年02月26日 | 日々の施療
久しぶりに、Sさん(50代・男性・会社員)が、来院しました。
Sさんは、趣味がバイクパッキングで、国内及び海外も
自転車で旅しています。

Sさん 「友人と二人で、カンボジアを12日間、1050㎞走破
    しました(基本テント泊)。
    さすがに疲れましたが、達成感がありました!」

私  「それは、お疲れ様でした。ご無事でよかった!
    素晴らしい快挙ですね。」

Sさん 「何よりも、カンボジアの人達の温かさが、とても
    心地良くて、去り難かったです。

Sさんは、いつもの“さわやか整体55分”を受けられました。
カンボジアの疲れは、脚の外側広筋と、大胸筋の付け根に
しっかり残っていました。

私は、Sさんが、旅毎に撮る動画(YouTube)が素晴らしくて、
いつも、楽しませて頂いています。
とりわけ、ドローンを使った撮影が見事です。

Sさん 「自転車をこぎながら、後方上空からドローンに
    追跡させます。」

私   「えっ、そんなことが出来るんですか?!」

今後も、海外遠征の予定があるそうです。
バイクパッカーSさんの旅は、当分終わりそうにありません。
どうぞカラダに気をつけて、楽しんで来て下さいね。
また、旅から戻られたら、お待ちしています。
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“ポイ活”の達人?、来院

2025年02月24日 | 日々の施療
先日、Nさん(50代・女性・主婦)が、久しぶりに来院しました。

Nさん 「首と肩がつらいです。」

私  「もしかして、スマホを見ている時間が長いですか?」

Nさん 「はい、一日に5時間ぐらい見ています。
    主に、スマホを使ったアンケート調査、いわゆる
    ポイ活
をやっています。」

色々な企業やメーカーの商品の、モニター調査に答えると
ポイントをもらえるそうです。
また、更に、企業側の審査に受かれば、都内に出向いて
座談会に出席したり、個別インタビューに答えたりするそうです。
この場合は、報酬も多くなるそうで、ついでにカフェに寄ったり
ショップ巡りしたりが、楽しいんだとか。
また、色々な新商品の試食モニターにも参加するそうです。

Nさん 「昔から、いろいろな商品に対する自分なりのこだわり
    が強くて、こうしたらもっといいのに、みたいな工夫や
    提案をしたいんです。」

私   「企業側にしても、そういうタイプの主婦のモニターが
     欲しいんでしょうね。
     趣味と実益を兼ねていて、なんか楽しそうですね!」

Nさんは、“さわやか整体55分”を受けられました。
Nさんの首は、全体的に硬縮していて、ポイ活の
影響を見事に反映していました。

施術後、私は“くび活”をアドバイスしました。
首をほぐすだけでは、またすぐに固まってしまいます。
そこで、簡単な筋トレを加えることで、頭の重さを
支える筋肉群を増強すれば首も楽になるし、姿勢も変わります。

私 「頭の後ろで両手を組み、息を吐きながら、頭で手を
   5秒間、真後ろに押します。頭と手の押しくらまんじゅうです。
   あるいは、壁際に立ち、頭で壁を5秒間、後ろに押しても
   いいです。」

Nさん 「はい、やってみます!」

現代は、企業が商品開発をするにあたり、消費者の意見を
無視できないというか、むしろその中にヒントを見出そうと
躍起になっている時代なのかもしれません。
また今の消費者は、SNSという強力なツールを持っているので、
アンケート調査を契機に、味方に取り込みたいという思惑も
あるのでしょう。

Nさんのお陰で、今回、ポイ活&アンケート調査について
色々考えさせられました。

Nさん、ポイ活だけでなく、くび活も一緒に続けてみてくださいね!
また、つらい時は、いつでもお待ちしています。
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産後3ヵ月ママ、来院

2025年02月23日 | 日々の施療
先日、Aさん(30代・女性・会社員)が、ベビー同伴で
初来院しました。3ヶ月前に、女児を出産したそうです。

Aさん 「膝と腰、肩も痛みます!

私  「わかりました。特に骨盤周りの関節、筋肉の
    硬縮や歪み、血流不全を中心に調整していきましょう。」

出産は、ゴールではなく、子育てのスタートです。
産後3ヵ月という時期は、妊娠から出産までの疲れを取り、
カラダを一旦リセットするためには、丁度良いタイミングです。
これから日々成長し、重くなっていく幼児を抱っこし、授乳し、
家事もこなすのは大変な仕事ですよね。

Aさんは、“マタニティ整体60分”を受けられました。
施術中赤ちゃんは、ベビーカーの中で、最初は泣いていましたが、
やがてスヤスヤと寝入っていました。
とても大人しく、お母さん思いの赤ちゃんでした。

施術後、

私  「カラダの感じは、いかがですか?」

Aさん 「とても軽くなりました。
    実は明日、娘と飛行機で四国へ里帰りします!」

5月からは、仕事にも復帰するというAさん。
子育て、仕事の両立は大変ですが、無理をせず頑張ってください。
そして疲れを感じたら、またいつでもお寄りくださいね。
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育休パパ、来院

2025年02月12日 | 日々の施療
先日、育休中のTさん(30代・男性・会社員)が、来院されました。

Tさん 「今、2ヵ月の育休中なのですが、来週からまた仕事に
    復帰するため、その前に疲れを取って欲しくて
    伺いました。ちなみに整体は、初めてです。」

最近は、男性の育児休暇が確実に普及しているようですね。

Tさん 「一人目が生まれた頃は、会社も育休に好意的では
    なかったのですが、今回は快く認めてくれました。」

私   「なるほど、きっと国の後押しもあるせいですね。
     赤ちゃんの世話以外、料理、洗濯、掃除なども
     お手伝いされるのですか?」

Tさん 「はい、家事全般手伝います。元々家事は対等にシェア
    していますので。」

私  「それは素晴らしい。最強の育休パパですね。
     きっと奥様も助かっているはずです。」

Tさんは育休中、家の中で過ごすことが多くなり、運動不足気味で
下肢の血流不全が、また、ベビーの抱っこによる腕や背中の硬縮
が見られました。

Tさん 「たまに、子どもを抱っこしたまま、片足スクワット
    などもやるんですよ。」

私  「抱っこしていると、父子双方にオキシトシン
   (幸せホルモン)が分泌されます。だからとても癒される
    筋トレですね。

Tさんは、整体55分と、顔筋整体20分のセットをお受けになり、
すっかりリセット出来たご様子でした。

Tさん、これからも奥様と二人三脚で、子育てを楽しみながら
頑張ってください!
また疲れた時は、調整にお寄りくださいね。
当院も陰ながら応援しています。
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産後ママ、来院

2025年02月03日 | 日々の施療
産後ママのHさん(30代・会社員)が、久しぶりに来院しました。
1か月半前に、無事元気な男の子を出産されたそうです。

私 「おめでとうございます!そしてお疲れ様でした。」

Hさん 「一人目の時は、出産に12時間位かかったのですが、
    今回は、4時間でスムーズに生まれました。」
    (無痛ではなく、通常分娩だったそう)

Hさんは、妊娠8か月の時に腰痛で来院し、計2回
「マタニティ整体」を受けられていました。

Hさん 「今回は、前と別の病院だったのですが、偶然にも
    前回立ち会ってくれた助産師さんが、転職して
    いらっしゃったのでとても安心できました。」

私 「それは良かった。きっと縁があるんですね!」

Hさんは、今回、授乳により、首、肩、前腕、背中(特に左側)が、
特に固まっていたので、血流の改善と、出産後の骨盤調整を
行いました。

Hさん、当面、育児と家事で大変だと思いますが、また疲れたら
ご自身の体の調整にお寄りくださいね。
ベビー同伴でも大丈夫ですよ 
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臨月間近のプレママ、来院

2024年11月18日 | 日々の施療
先日、一か月ぶりにHさん(30代・会社員)が来院しました。
あと一週間で臨月(36週)を迎えるそうで、お腹が更に立派
になっていました。
前回の来院時は、逆子だったのですが、無事元に戻った
とのことで、ホットしました。
でもさすがに、腰がつらいそうです。

Hさん 「仕事は先月末に休みに入りましたが、上の子の世話
    もあり、疲れている時はストレッチもせずに寝てしまい
    、翌日、カラダがバキバキになるんです。」

Hさんは、下肢の静脈瘤やむくみもあり、特に腰から殿筋に
かけて、痛みがありました。
うちでは、妊婦さんの腰痛のことを、“幸せな腰痛”と
呼んでいます。
でも、痛いのはつらいですから、鎮痛剤に頼れないプレママ
たちの痛みを、少しでも和らげるお手伝いをしています。

Hさんは、マタニティ整体60分を、受けられました。
体位は、側臥と仰臥のみ。
下肢と背中を中心に、硬縮している筋肉を緩め、血流不全
を回復し、骨盤周りを調整することで、痛みも軽減します。
また、骨盤環境が整うことは、スムーズな出産にも繋がります。
施術後、

私 「体の感じはいかがですか?」

Hさん 「軽くなりました。」

Hさん 「出産後は、主人が育休(2ヶ月)を取ってくれる
    予定なので、助かります。」

近頃は、育休もだいぶ普及してきているようですね。
素晴らしいです。

Hさん、どうぞ体に気をつけて出産をお迎えください!
また、出産後の体の調整でお待ちしていまーす。
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「宿題」を止めた小学校!

2024年07月29日 | 日々の施療
久しぶりに、Kさん(女性・小学校教諭)が来院しました。
学校は、既に夏休みに入っていますが、昨日炎天下
池の掃除をしていたら、熱中症的な症状になったそうです。

Kさん 「頭がボーっとして、食欲も完全に無くなりました。
    今日は、大分回復したのですが、体のリセットを
    お願いに伺いました。」

連日35°Cを超える暑さが続いているので、屋外での作業は
とても危険な状況です。
施術中、私はKさんと少し会話しました。

私 「近頃、チャットGPTとかあるから、生徒は夏休みの
   宿題などにも活用しているんでしょうね?」

Kさん 「うちは、この夏休みから宿題を廃止したんです。」

私 「えーっ!そんな学校があるんですか?」

Kさんは、川崎市中原区のH小学校の校長先生をされています。
家庭の教育力が高く、塾や習い事に通う生徒が多い地域
のようです。

夏休みといえば、絵日記、自由研究、読書感想文、他
宿題の山ですよね!
私自身、当時、8月中旬を過ぎると、毎年憂鬱になっていた事
を思い出します。
それが全て無い!しかも普段の授業でも、今後宿題を止める、
そうです。

宿題の効果とデメリットを、総合的に、時間をかけて検討し、
父兄にも説明してきた結果のようです。

宿題を止めることで、先生の仕事量はかなり減ります。
その分、生徒に向き合う時間、授業研究に費やす時間を
増やし、生徒も自主的に考えながら学ぶ習慣を身に着け
させる狙いのようです。

今まで当たり前であった宿題。
それを撤廃するという発想は、とてもユニークで革新的
だな!と思います。

生徒の学力低下を招かずに、逆に教育の質(思考力・
表現力強化)を高め、先生方の労働環境も改善されれば
いいですね!
K先生の小学校の、今後の進化がとても楽しみです。
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産後ママ来院

2024年07月23日 | 日々の施療
先日、2ヶ月前に三男を出産されたNさん(30代・会社員)が、ベビーと共に来院しました。
骨盤及び、首・肩の調整が目的です。
出産前は、子供たちの溶連菌感染もあり、とても忙しかったそうです。
でも、出産後、ご主人が2週間の育休を取って手伝ってくれたそうです。

Nさん 「育休を取ってくれたおかげで、主人の育児に対する理解が深まり良かったです。
    例えば、何時間おきにオムツ交換が必要とか。今まで全く無関心だったので。」

私   「なるほど、ご主人が育児を学ぶ貴重な時間になったのですね。」

施術中、赤ちゃんはベッドの脇でベビーカーに乗ったまま、時折泣くこともありましたが、
おおむねスヤスヤと、眠って過ごしていました。

当面、三人の子育ては大変だと思いますが、一方でとても幸せで充実した時間であるはずです。

また、お疲れの際は、いつでもお寄りくださいね!
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「こどもの日」に考える、こどもの頭痛

2024年05月05日 | 日々の施療
最近、頭痛を訴える小学生の来院が続いています。
これには、スマホ・パソコン・ゲーム機などの操作時間が
増えている、現代の“生活スタイルの変化”が、大きく影響
しているようです。

操作している時の姿勢が、ストレートネックや前肩などの
筋肉、骨格の歪みをもたらし、その結果、
「頭痛」、「吐き気」、「めまい」の症状を
引き起こしています。

最近、頭痛で来院したSくん(小5,男児)も、その一人です。
頭痛歴は長く、幼稚園の頃から発症し、最近の二年間は、
頭痛外来に通っているそうです。
頭痛のほかに吐き気を伴うこともあり、痛みが強い時は、
学校に行けない日もあるそうです。
ゲームは、一日に一時間の制限をしているそうですが、
中学受験を控え、塾の宿題はパソコン作業のようです。

Sくんは、姿勢的に頭が前方にスライドしており、肩が、
前肩の傾向がありました。
医療機関では、レントゲン、エコーなどの精密検査は
一通り行うのですが、シンプルに“首こり”は、
見落としがちです。

Sくんには、キッズ整体の40分コースを受けて頂きました。
彼にとって、初めての整体です。

私が、「頭痛」で思い出すのは、20年前研修で訪ねた
北京中医薬大学でのこと。
“按摩科(あんまか)”の王英傑先生が、患者さんを台に
頭痛、めまいの症例を解説してくださいました。
その時触らせてくれた患者さんの凝り固まった胸鎖乳突筋
が、印象的だったのです。

S君の場合も、右側の胸鎖乳突筋が、特に硬縮していました。
硬縮箇所は、血流不全を起こしています。

≪今回の施術の方針≫

 ① 硬縮箇所の筋肉を緩め、血流、リンパを促進すること
 ② 体幹強化のための呼吸法の体得
   (頭の重さを体幹で支えるため)
 ③ 姿勢修正法の練習(今回は最後にコブラのポーズ)

Sくんは、一回目の後、少し回復。頭痛が減りました。
先日、二回目を行いました。呼吸法も真面目に取り組んでいて、
体幹が強くなっていました。

「首こり」を、首だけの問題としてとらえずに、体全体を
学びながら体に良いくせ(姿勢、呼吸法、ストレッチ)
をつけながら改善していく方法を、目指しています。

何より子どもは、回復力が早いので、鎮痛剤を飲む位なら、
一度調整にお越しください 
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