脱サラ整体師の午後

日々の生活や施療の中で、発見したこと、気がついたことなどを綴ります。

ヒグマも恐れぬロードバイクライダー来院

2023年09月22日 | 日々の施療
Iさん(50代・男性・会社員)は、昨年、8年ぶりに来院。
主訴は、“腸閉塞”でした。

当時、腸閉塞が度々発症しており、更に全身の筋肉が
痛む症状もありました。
現在Iさんは、月1回のペースで通われていますが、
この1年、腸閉塞は皆無で、体調は良好を保っています。

Iさんに心掛けて頂いていることは、“腹式腹圧呼吸法”です。
 お腹を膨らませながら、鼻から吸い、
 お腹をへこませながら、口から吐く。
 ポイントは、ゆっくり、長く吐き出すことです。
日々の生活の中で繰り返すことで、腸のマッサージ効果、
血液、リンパ液の流れの促進、自律神経のバランスが整う
などの、メリットが現れます。

Iさんは最近、仕事の出張で北海道を訪れたそうです。
Iさん 「自転車が趣味なので、自転車も持っていき、
    仕事の後、2泊3日のツーリングを楽しみました。
    今までで一番長距離を走りましたが、完走できたので
    体力的に自信が持てました。」
私 「えーっ、凄いですね!」

道東だったので、ヒグマの出没情報に怯えながらも、
2泊野営したそうで、Iさんの衰えぬ冒険心に、心から
脱帽です!

Iさん 「夜は、テントの中で、お腹をカイロで温めながら、
    腹式呼吸を続けました。」
私 「素晴らしいです!!」

当院は、マンションの4階にあるので皆さんエレベーター
を利用されるのですが、Iさんは、来る時も帰る時も、
階段を使われています。
日常的に自分に負荷をかけ鍛えようとする、細かな配慮が
Iさんを強くしているのだと思います。

Iさんの前向きな姿勢に、心から拍手を送ります 
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臨月のプレママ来院!

2023年09月15日 | 日々の施療
Mさん(30代・女性・会社員)が、1ヶ月振りに、腰痛で来院しました。
Mさんは、丁度臨月に入ったところで、お腹も大きくなりました。
バランス的に前へ引っ張られるので、体の後ろ側に大きな負担が
かかります。
Mさん 「夜間の頻尿とか、睡眠が浅いとか、マイナートラブル
    も増えてきました。1歳7か月の娘の世話もあるので、
    腰がつらいです。」
私 「妊娠中は、ホルモンの影響で骨盤が開くので体幹を支えづらく
   なり、腰の負担が増えます。今日は、最後に運動選手が使う
   キネシオテープ(人工筋肉テープ)を貼っておきますね。」
Mさん 「血流が良くなってきたせいか、お腹の中の赤ちゃんが
    動き始めました。」

妊婦さんへの施術は、側臥位を中心にして(抱き枕使用)、
仰臥位(上体を少し起こした体勢で)は、短時間行います。
仰向けに寝た状態は、右側の背中を走る下大静脈を重くなった
子宮が圧迫する形になるため、不調を感じた時は、
左下に体を傾けることで改善します。(仰臥位低血圧症候群)

施術後、
Mさん 「腰が軽くなりました。運動不足もあったようです。」
私  「無事出産出来る様に、陰ながら応援しています。
    そして、出産後は、骨盤調整にお越しくださいね。」

Mさん、頑張って! 
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8年ぶりのご来院

2023年09月12日 | 日々の施療
先日、8年ぶりにKさん(20代・女性・大学生)が、来院しました。
当時、中学生だったKさん、面影が変わっていたので、すぐには
思い出せなかったのですが、次第に記憶が蘇りました。

当時は、起床時に頭痛があり、起き上がれず、血圧も低めで
学校に行けないことが度々ありました。
“起立性調節障害”の疑いがありました。
これは、周囲の人たちになかなか理解してもらいにくい、
辛い状況です。

そして今回も、頭痛が主訴でした。
でも、大学院に進学するための試験勉強を頑張ったことが、
原因でした。

中学生の頃から、頭痛との戦いの連続だったKさん、
学校に通えず苦労した時期もあったようですが、
小さな時からの夢をあきらめず、建築士を目指し、
院へ進学する姿が、とても立派です。

設計の仕事も、パソコンと向き合う緻密な作業なので、
“首こり、頭痛対策”は、欠かせません。
ストレッチやヨガを併用しながら、是非“健康的な建築士”
を目指していただきたいと思います。 
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