脱サラ整体師の午後

日々の生活や施療の中で、発見したこと、気がついたことなどを綴ります。

施術しない という選択

2021年01月23日 | 日々の施療
日曜日の朝、Mさん(80歳・主婦)から電話が入りました。
「昨夜主人(83歳)が、お風呂で足を滑らして脇腹を打撲したので
見てほしいんです。」
ご高齢の方の打撲の場合、まず、整形外科でレントゲンを撮るのが必須なのですが、
今日は日曜日で、それも出来ません。
歩けるというので、昼過ぎに来ていただくことにしました。

浴槽の中で立ち上がろうとして滑ったそうで、
頭とか打たなかったことが不幸中の幸いでした。
でも、左の肋骨下部を打撲していました。
直接患部を見たところ、特に腫れ上がってもいないし、
内出血もありません。軽く圧迫しても痛みはありません。
でも、体をねじったり、お腹を膨らますように息を吸うと(腹横筋)
痛むそうです。

私はとりあえず、左の外腹斜筋にキネシオテープを2枚
施しました。
「今日はこれ以上のことは止めておきましょう。明日(月曜日)
念のため整形外科でレントゲン写真を撮ってくださいね。」

後日、Mさんから報告の電話がありました。
なんと、肋骨2本にひびが入っていたそうです!
私は、施術しなくて良かったと、胸をなでおろしました。

ご高齢者の場合、骨密度が低下しているので、ちょっとしたことでも
骨折につながります。また厄介なのは、ひびが入っていても痛みや腫れが
ないこともある、ということです。
ひびに気づかずに生活して、更に悪化させるケースもあるので、
【打撲⇒レントゲン】の図式が、必須です!
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初日の出を見逃した元日に思うこと

2021年01月02日 | リラックス
年の初めは、ただそれだけで清々しい。
昨年までがとりあえずリセットされて、まっさらな気持ち
スタート切れるからですね。

今年もまた、コロナとの厳しい戦いは続きます。
でも、コロナで全てが否定される訳ではありません。
少しでも充実した、価値ある時間で、この貴重な一年を埋めて行きたいと思っています。
歳と共に、時間の重みを実感します。無駄にしたくありません。

昨年私は、コロナ不況を補うために週に一日、介護施設で働き始めました。
仕方なく始めたのですが、これが“老いを学ぶ貴重な経験”になり、
充足感もあって、今も続けています。
何が幸いするかわかりません。
だから今年も、様々なテーマで試行錯誤を続けます!!
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