随想記&写真

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蕎麦の発祥は、、、、

2005年11月02日 | 蕎麦
蕎麦は日本土着の植物

蕎麦を日本固有の食べ物と思っている人が
少なくないようですが、日本土着の植物ではなく
外来種です。

現在世界各地で栽培されそれぞれの風土に合わせて
調理され食用に供されていますが、日本は特に
丁寧に調理され、伝統豊かな食べ物として広く
愛されています。

蕎麦の発祥はどこ

色々な説がありますが、大きくわけると二つの
学説があります。

北方説
1883年スイス人・カンドル博士が唱えた説で
博士は、当時の世界の植物学会をリードした人で
あり、その主張には極めて権威があり、シベリアの
バイカル湖からアムール河流域とする説は、長い間
主流説となっていました。

南方説
中国南部(雲南省中心)を発祥とする説で、1930年代に入り
日本(大阪府立大)の中尾佐助博士のグループが発表したもので
現在ではこの説が正しいと学界では支持されています。

南方説によると雲南省から蕎麦は徐々にヒマラヤ山系に沿って
ネパール・プータン・インドなどを経由してヨーロッパへ
とたどつた西進路と、中国内陸部からシベリアを経た北進路、
中国から東へ満州から朝鮮半島、日本へ渡った東進路の
3ルートがあったようです。

日本へは、仏教伝来(538年)などの朝鮮半島との交通が
開かれた6世紀初頭が定説のようです。






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