サヨナラ!サヨナラ!サヨナラ!

映画鑑賞忘備録ブログ。あくまでも個人的主観による感想なので怒っちゃやーよ!No Movie No Life!

「ブラック・スワン」

2012-06-06 14:38:00 | アメリカ
2010年アメリカ映画。

バレエ『白鳥の湖』の主演に抜擢され、潔白なホワイト・スワンと官能的なブラック・スワンの二つを演じることとなったバレリーナが、プレッシャーなどにより徐々に精神を壊してゆくサイコスリラー


表現者は孤独だ。
世間の評価やらなんやらあるけれど
結局は己との戦い。
極めようとすればするほどとてつもないキツイ戦いを避けられない。
しかもそれに終わりはない。

プロの世界にダメだしはつきもの。
お遊びでやってる分には必要ないだろうけど
プロの世界ではそれから逃げずに立ち向かい壁をクリアした者だけが次のステージへ進むことができる。

確かにこんなキツイ世界にいて人間がまともでいられるはずもない。
「何か」を欠如し喪失し疲弊していったりする人も現実多い。
それでも、、、イカレても、絶望しても、、素晴らしきかな、我が人生!


主人公を焚き付ける監督さん、きっと世間ではヤナ奴なんだろうけど、、、
オレには彼が言う事は凄く共感できる。

「極めたいなら己を解放しろ!」
「表現にエロは重要だ!」
うん!彼は正しい!

この作品の登場人物には「いい人」はいない。
でも、、、だからといって「わるい人」もいない。



愛おしい地獄の日々、、、
みなさん楽しんでますか?




http://www.youtube.com/watch?v=pxchkvE2NFU
予告編。



2012.05



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「ある子供」

2012-06-06 14:26:00 | ヨーロッパ
2005年ベルギー、フランス映画。

カンヌ映画祭でパルムドール大賞を受賞した作品。

ベルギーの若いカップルの話。
恋愛の勢いで子供産んで、、、その子供を持て余す若い父親。。。
大人になれない大人達、、、日本でも同じ社会問題です。
ハンディと同録でドキュメンタリーな印象です。

感動の、、、ってアメリカ的な作品ではまったくありませぬ。
ヨーロッパ特有の「それでも生きてんだよ」的な1本。


何をして大人?ってーのは自分にとっても大きなテーマです。
大人げないのをウリにするには
「大人」な部分をもっと理解しないといけませんね。。。




http://www.youtube.com/watch?v=0_Kr6bTtETE
予告編。


2012.05


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「ゲゲゲの女房」

2012-06-06 14:20:00 | 日本
2010年日本映画。

ドラマでも話題になりましたね。
漫画家・水木しげるの妻・武良布枝が著した自伝の映画化。

水木夫妻結婚後の貧乏時代を描いた話。
話としてはなんてことないんだけど
役者、監督、スタッフがいい仕事してる。
水木作品ではお馴染みの妖怪達もさりげなく登場してイイ感じの間もあって
独特の空気感を持った作品となってる。
このさりげない感がとてもいいんだよなあ、絶妙!


きっと水木さんは己で創造した妖怪達に守られてたんだよね。うん。

何があろうとも貧しくとも逞しく生きていきたいもんです、、、ね。



http://www.youtube.com/watch?v=ql5yBSUy8hk
予告編。



2012.05


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「アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ」

2012-06-06 14:08:00 | アメリカ
2010アメリカ映画。

当時、過激なセックスと暴力描写が災いして
『発情アニマル』という邦題でポルノ映画扱いされた1978年製作のカルト・ムービーを、
現代的なテイストでリメイクしたリベンジ・バイオレンス。
原題は「お前の墓に唾を吐く」

先の先までよめてしまう定番のストーリー。
ベタベタな創りにはちょいと閉口してしまうが、、、
個人的には制作者らのきめ細かな仕事ぶりが好感。
カメラワーク、役者らは目新しいものはないにせよ良い仕事をしてると感じた。

復讐が進むごとに活き活きとしてくる女。
「目には目を!」というより「恨みは倍にして返すぜ!」な女の執念。
やっぱり男より女のほうが残酷ですよねえ。。。


みなさん!
おねーさまがたには気をつけてくださいね!
つっても、、、
こちらに非がなくとも逆恨みな人も多いのでこの世は大変です、、、ね。。。




http://www.youtube.com/watch?v=HC9p7SkJPwE&feature=fvst
予告編。



2012.05






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「戦慄の絆」

2012-06-06 14:04:00 | その他
1988年カナダ映画。

幼い頃から一心同体に育った一卵生双生児の婦人科医の兄弟が、
ひとリの女性に出会ったことにより自己同一性の均衡を崩してゆく姿を描く。。。
デイヴィッド・クロネンバーグ監督作品。

昔から思う事だけど、、、双子って不思議だよな。
自分がもう一人いるようなもんだもんな。
うーん。。。
こればっかりは双子でないと理解できないことも多いんだろうね。

たまに自分が双子だったら、、、と想像してみるが、、、
どう考えても相手と仲良くなれそうにない気がする(笑)
若い頃、自分が4人いたら最強のバンドができると思い上がった時もあったが、、、
そんなん一瞬で崩壊するよ、、、ね。。。

己の敵は己なり。。。





http://www.youtube.com/watch?v=H5HrHcgnWRw
予告編。



2012.05


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